根管治療終了の判断について

相談者: chaさん (43歳:女性)
投稿日時:2012-10-23 00:08:00
よろしくお願いします。

右下7番(被せ有)が虫歯再発となり受診したところ、レントゲンにて根尖病巣有と診断され治療を始めました。
痛みなどの自覚症状はありません。

4回(約1ヵ月)通院したところで、

「概ね治療ができたと判断して次回詰めます。
これ以上は薬が染み込まず難しいです。
但し、細菌を完全に除去できたかどうかはわかりません。
再発した場合は抜歯になりますのでご了承ください。」

と言われました。

保険内治療です。
抜歯になる可能性があると思うと気になってしまい、相談させていただきました。

1. 再度レントゲンを撮って、症状が治癒に向かっていることを確認したりすることはしないのでしょうか。

相談例を拝見すると私の場合、治療期間が短いようですが、黒い部分が小さくなることを確認することはできませんか?

2. 保険外にした場合、メリットのある治療方法はありますか?

3. 再発=抜歯になる確率は100%でしょうか?

決心がつくようなアドバイスをよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-10-23 00:18:47
>1. 再度レントゲンを撮って症状が治癒に向かっていることを確認したりすることはしないのでしょうか。

必要と判断すれば経過観察をする事は有りますが、実際に根尖病変が縮小傾向に向っていると判断するには、少なくても2〜3カ月は掛ると思います。


>2. 保険外にした場合、メリットのある治療方法はありますか?

保険治療だろうが保険外治療だろうが、する事は感染根管治療です。


>3. 再発=抜歯になる確率は100%でしょうか?

一般的には100%ではありませんが、再治療を繰り返すごとに成功率は下がってくると思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chaさん
返信日時:2012-10-24 00:40:38
細見先生、コメントありがとうございました。

覚悟ができず、治療を先延ばしにしてしまいそうです。
もう少し考えます。
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-10-24 08:18:35
ご相談ありがとうございます。

それは誰にも判断が難しい点です。


>1. 再度レントゲンを撮って症状が治癒に向かっていることを
確認したりすることはしないのでしょうか。


最終確認はレントゲンを使います。
時期的には数ヶ月後から1年後が普通です。
被せもの等の治療は、治療結果や時期等を勘案して決めます。


>2. 保険外にした場合、メリットのある治療方法はありますか?


保険外にするという、お金の基準では、治療方法には全く違いはありません。
ただし、誰が治療するかという、歯科医師の基準では結果に大きな差が出ています。

逆に言えば、腕のいい歯科医師は保険外が多いと言えます。


>3. 再発=抜歯になる確率は100%でしょうか?


一度の再発ですぐに抜歯とは限りません。
繰り返せばだんだん抜歯へと加速されますが、これもどの歯科医師の治療を受けたかに大きく左右されます。

また抜歯基準も様々です。
口の中の基準では、歯が痛い、レントゲンで黒い影が広がる,等々があります。

また、黒い影があると100%感染していますが、影が無くても感染は起こりますから、口の外の基準では、全身への病気の広がりが考えられる場合は、たとえ痛くなくても、たとえレントゲンで影が無くても、抜歯の判断となることもあります。


身体の病気を引き起こさないためにも、虫歯をもう作らないように根絶しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chaさん
返信日時:2012-10-24 23:33:51
さがら先生、どうもありがとうございます。

現在通っている歯科で、しばらく根尖治療を続けてもらうことはできるのでしょうか。

できれば数ヶ月後に再度レントゲンを見てから、最終判断をしたもらいたいと思うのですが、現時点での先生の判断に任せた方が良いでしょうか。

いまさらですが、自分の歯に対する意識もだいぶ変わり、大切にしたいという思いが強くなりました。

先生方のいろいろな取り組みもいろいろ勉強させていただき、少し自分の視野も広がりました。

本当にありがとうございます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-10-25 05:56:39
おはようございます。

>これ以上は薬が染み込まず難しいです。

僕の個人的な意見ですが、100%の根管治療は存在しないと思います。
根管治療がうまくいかない原因に、根っこが曲がっていたり、細くなっていたり、過去の根管治療で、できた根っこの中の段差(ステップ)などで、お掃除をする器具が根っこの先まで届かない場合があります。

推測ですが、担当の先生が、前述のようなコメントをされたのは、なにか掃除がしにくい問題があるのではないでしょいか?


>できれば数ヶ月後に再度レントゲンを見てから、最終判断をしたもらいたいと思うのですが、現時点での先生の判断に任せた方が良いでしょうか。

相談は十分にされるべきです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-10-25 08:18:28
ご返信ありがとうございます。

>現在通っている歯科で、しばらく根尖治療を続けてもらうことはできるのでしょうか。


歯の治療、特に根の治療は、同じ歯科医師に続けて受けた方が安全です。
もちろん誰でも良い訳はありませんが、自信を持って選んだ歯科医師ならば,よく話し合いながら続けましょう。


>できれば数ヶ月後に再度レントゲンを見てから、最終判断をしたもらいたいと思うのですが、現時点での先生の判断に任せた方が良いでしょうか。


試しに治療してみるとか、ではなくゴールをイメージできるまで、何度でも相談してから前へ進みましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: chaさん
返信日時:2012-10-26 23:58:24
橋本先生、さがら先生
どうもありがとうございました。

まずは通院中の先生とよく話をしてみます。
少しだけ勇気を出してみようと思います。

本当にありがとうございました。



タイトル 根管治療終了の判断について
質問者 chaさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい