[写真あり] 隙間が残ったまま歯列矯正を終了させられそうに…

相談者: miya72さん (40歳:女性)
投稿日時:2012-11-07 08:50:20
30代半ばから歯列矯正を始め、最初は順調でしたが三年を過ぎた頃から歯が動かなくなり、これ以上詰めるのは無理と担当の先生に言われました。

無理をすれば詰められなくもないが、それだと噛み合わせが悪くなるそうです。


隙間(上の一番と二番の間、左右共)はラミネートベニアでごまかすことになり、その費用は2個で¥168,000になるそうです。
しかも完全にはごまかせず、歯と歯の付け根部分に隙間(ブラックトライアングル)ができます。



何年も頑張ってきて結果がこれかと思うと情けなく、また悔しくて納得できず、噛み合わせは諦め、とにかく歯を詰めてもらうようお願いしましたが、費用のことを含め、先生には不信感しかありません。

歯列矯正を始める前に「資料取り・診断料」として別料金を払い、レントゲンを撮って調べたはずなのにこんなことってあるんでしょうか。


質問はこれがよくあるケースなのか、先生の腕が悪いせいなのか?
何か先生サイドに一定期間で治療を終えなければいけない訳でもあるのか?です。


画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-11-07 10:14:20
矯正治療のゴールに納得がいかない場合は、セカンドオピニオンを受けたい旨、担当医にお伝えしてみてはいかがでしょう?

ラミネートべニアでカモフラージュする際にも、研究模型を作ったり、トライペーストなどで仕上がりのイメージを見せてもらうこともできると思いますから、べニアを担当される先生も交えて、納得いくまで話し合割れることが大事だと思います。



歯列矯正を始める前に「資料取り・診断料」として別料金を払い、レントゲンを撮って調べたはずなのにこんなことってあるんでしょうか。

術前の資料・診査・診断を元に、現在の状態と比較して検証されることになるでしょう。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-07 10:18:59
動かないのが、どこの歯かによって何か方法があるようにも思えます。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-07 10:31:21
ご相談ありがとうございます。


そのスキマは決して小さい問題とは言えません。

そもそもどういう目的で、矯正治療を始めたのかが分かりませんから、その是非についてはここでは判断できません。


しかし、これからその隙間を埋めることがご希望であれば、より慎重に計画することをお勧めします。

つまり、当初の予定外のことが起きたと仮定して、それを埋め合わせようという治療を追加する場合、「ごまかす」など、後ろ向きの気持で治療すると逆にもっとヒドイ状態になってしまうことがあるからです。

とくにラミネートべニアは歯を削る治療ですし、歯の形や大きさや輝きが全く変わってしまうため、失敗すると取り返しがつかないことになるからです。



ここは前向きの姿勢がとても重要なポイントとなります。
なまじ今までにこだわると危険も考えられます。

大変つらいところでしょうが、一度冷静になり、一からの仕切り直しも必要な気がします。
できれば、矯正治療、やむを得ない特別な場合はCRかラミネートべニアなどの補綴治療、それもできれば前歯は避ける、という順番が安全だと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-11-07 10:56:31
さがら先生の前向きな治療を受けるという回答に賛成ですが。

最近はラミネートべニアも歯をほとんど削ることなく貼り付けられる極薄のものも出来ています。

当医院のほとんど削らずに貼り付けるべニアの治療では、他院で矯正後満足がいかなかった方が結構多く来られます。


矯正治療と言っても難易度や費用・期間を考えれば万能ではないので、補完することで満足度や完成度が向上するケースがあります。



ただし、miya72 さんの場合は、セカンドオピニオンを受けられることをお勧めしたいですね。

回答 回答5
  • 回答者
水野です。
回答日時:2012-11-07 11:51:09
おはようございます。

諸先生方のおっしゃる通り前向きな治療を受けるという回答に賛成です。

治療方法もいろいろあります。セカンドオピニオンを受けられることも良い方法かと僕も思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miya72さん
返信日時:2012-11-07 20:42:26
お忙しい中、たくさんの回答をありがとうございます。


「歯が動かなくなり」という表現は適切ではありませんでした。
先生は、歯の大きさ的にこれ以上隙間は詰まらない、というような表現をしていたと思います。

半年程前に上記のように言われた後、二番の歯にラミネートベニアを施すことになり、そのために添え付け画像のように一番と二番の間に隙間をもってきました。

模型で仕上がりイメージを見せていただきましたが、その上で納得がいかず再矯正を決意しました。


既に先生にはラミネートベニアの件ははっきりと断り、噛み合わせが悪くなっても良いのでとにかく矯正で歯を詰めたいとは伝えています。
一応、次回(11/11)にまた矯正器具を付ける予定になっています。


もともと、噛み合わせと見た目を共に良くしたくて始めた矯正です。
見た目だけなら最初からラミネートベニアを選択し矯正はしませんでした。
ですから本当は噛み合わせも諦めたくはないのですが…。

セカンドオピニオンを受けるなら、次回の矯正器具を付ける前が良いのでしょうか?
それとも、次回、担当の先生に会いセカンドオピニオンをしたい旨を伝えてから探すべきですか?


既に先生の方針に逆らい(?)再矯正をお願いした私にとって、セカンドオピニオンは更に面倒な患者だと悪く思われるのではという不安もあります…。
回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-07 22:01:27
>歯の大きさ的にこれ以上隙間は詰まらない

特に、上顎のみ抜歯(下顎非抜歯)などの場合にありえるかもしれません。


もし私なら、

・可能なら、隙間を後方の目立たない部位に持って行って、そこで隙間を埋める。

・(上記が、犬歯の位置関係などによってダメな場合は、)レジン充填修復を念頭に、石膏模型で歯の配置を検討し、歯を動かした位置でワックスアップして仕上がりを確認する。


その後、その通りに、部分矯正+レジン充填を行う。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-11-08 04:30:25
かみ合わせは諦めて・・・と書かれていますが、かみ合わせが安定していないと歯がまた動いて後戻りする可能性が高くなります。

ラミネートやダイレクトボンディングレジン)でごまかすという手もあると思いますが、隙間がかなり大きいのでそれらを選択するとしても慎重に治療を進める必要があると思います。


個人的には藤森先生が書かれている、

・可能なら、隙間を後方の目立たない部位に持って行って、そこで隙間を埋める。

・(上記が、犬歯の位置関係などによってダメな場合は、)レジン充填修復を念頭に、石膏模型で歯の配置を検討し、歯を動かした位置でワックスアップして仕上がりを確認する。

というのは現実的な選択肢の気がします。



歯科医師も人間ですので、一生懸命治療をしたけれども結果が思わしくないということは誰しもが経験していることです。

そういった時は他の先生から別の視点でアドバイスをもらうことで対応策が見つかる場合もあります。


担当の先生がご自身で解決できるのであれば良いのですが、もしそれが難しそうな場合は、患者さん自身がセカンドオピニオンを求めるしか方法はないというのが現実かもしれません。

矯正は無料相談を受けているところもあると思いますので、一度相談に行って他の先生の意見だけでも直接聞かれてみてはいかがでしょうか?

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答8
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-11-08 08:08:56
写真で見る限りでは、もう少し何とかなりそうな気がします。

かみ合わせが深く、1番2番の歯軸でも調整できそうな気がします。ただ歯の表側に装置を付け直す必要があるかもしれませんが。

もちろん直接拝見していないので、断言はできません。


転医も考慮に置いたうえで、他の矯正歯科でご相談いただいたほうがいいかもしれません。


どうしても上下歯幅のバランスが悪いなどで、スペースが残るようでしたら、藤森先生ご指摘のように後方部分にスペースをまとめたいと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答9
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-08 08:56:46
>1番2番の歯軸でも調整できそうな気がします。

これも有効な手法に思えます。

真っ直ぐな歯を僅かに斜めにすることでスペースをかせぎます。

これも予め石膏模型上で、1番の角度と2番の角度(通常、2番よりやや強く)をシュミレーションしておいて、ブラケットを着けるとスムーズに進むと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miya72さん
返信日時:2012-11-09 07:31:51
おはようございます。

先生方の回答を参考に担当の先生ともう一度これからの治療について話し合ってみたいと思います。

正直に申しましてセカンドオピニオンを受けることにはまだためらいがあります。
そもそもどこで受けるのが適切なのかなど、素人には分からないことだらけですので…。


でも、こちらで相談させていただき、治療については諦めずにまた前向きに頑張っていこうと思えるようになりました。
ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 隙間が残ったまま歯列矯正を終了させられそうに…
質問者 miya72さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中