左上奥歯抜歯後は左右の歯の数が違うがバランスが崩れないか?
相談者:
ラベンダー777さん (35歳:男性)
投稿日時:2012-11-10 21:43:22
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-11-10 21:55:50
ラベンダー777さまこんばんわ。
左上の奥歯を抜いたため左右歯の数が違うようになったためバランスが崩れ顔や体が歪まないかと心配になっているようですね。
今まで長年歯医者をやっていますが歯の数が左右違っていてそれが原因で顔や体がいがんでしまったような方は見たことがありません、心配なさらなくてもいいと思います。
所で左上の奥歯はどの歯を抜歯したのでしょうか、もし大臼歯2本を抜歯したのなら少なくとも入れ歯は入れておかれたほうがいいと思います。
大臼歯2本喪失ならおそらく噛むのは右で咬むことになるでしょう、このような片咬みになってしまうと右側は過酷な状況になります。
このような状態で十数年も経過すると使っている歯の損耗はかなりひどくなってしまうでしょう、このようになってしまうと修復するのはかなり難しくなってきます。
このような状況に陥らないためにも大臼歯2本欠損なら何らかの補綴処置はなさっておいたほうがいいと考えます、参考になさってください。
左上の奥歯を抜いたため左右歯の数が違うようになったためバランスが崩れ顔や体が歪まないかと心配になっているようですね。
今まで長年歯医者をやっていますが歯の数が左右違っていてそれが原因で顔や体がいがんでしまったような方は見たことがありません、心配なさらなくてもいいと思います。
所で左上の奥歯はどの歯を抜歯したのでしょうか、もし大臼歯2本を抜歯したのなら少なくとも入れ歯は入れておかれたほうがいいと思います。
大臼歯2本喪失ならおそらく噛むのは右で咬むことになるでしょう、このような片咬みになってしまうと右側は過酷な状況になります。
このような状態で十数年も経過すると使っている歯の損耗はかなりひどくなってしまうでしょう、このようになってしまうと修復するのはかなり難しくなってきます。
このような状況に陥らないためにも大臼歯2本欠損なら何らかの補綴処置はなさっておいたほうがいいと考えます、参考になさってください。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-11-10 22:46:45
ご相談ありがとうございます。
全体の状況によっては、放置もありえます。
デメリットは反対側の歯への負担が強くなる可能性があります。
また状況によっては、左下の奥歯に食べ物がはさまるようになる可能性も高まります。
それによってだいぶ後に、下の歯が病気になることもあります。
奥の歯を人工的に入れる場合は、残った歯へのデメリットも大きいため、もし入れるのであれば将来の見通しをしっかり立てないと心配です。
なまじ中途半端な治療を受けるくらいなら、放置して経過を観察する選択もあり得ます。
全体の状況によっては、放置もありえます。
デメリットは反対側の歯への負担が強くなる可能性があります。
また状況によっては、左下の奥歯に食べ物がはさまるようになる可能性も高まります。
それによってだいぶ後に、下の歯が病気になることもあります。
奥の歯を人工的に入れる場合は、残った歯へのデメリットも大きいため、もし入れるのであれば将来の見通しをしっかり立てないと心配です。
なまじ中途半端な治療を受けるくらいなら、放置して経過を観察する選択もあり得ます。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2012-11-11 07:35:26
西山です。
>そこで心配なのは、よく左右の本数が違うとバランスが崩れ、顔や体が歪むと聞きます。
確かに、ネットやメディアでは上記の様なことが取り上げられますね。
ただ、きちんとした研究に基づいた報告となると、実はほとんどありません。
私は、奥歯1本なくても、患者さんが不自由を感じていなければそのままで経過観察することを治療方針として提案しています。
>そこで心配なのは、よく左右の本数が違うとバランスが崩れ、顔や体が歪むと聞きます。
確かに、ネットやメディアでは上記の様なことが取り上げられますね。
ただ、きちんとした研究に基づいた報告となると、実はほとんどありません。
私は、奥歯1本なくても、患者さんが不自由を感じていなければそのままで経過観察することを治療方針として提案しています。
タイトル | 左上奥歯抜歯後は左右の歯の数が違うがバランスが崩れないか? |
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質問者 | ラベンダー777さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 噛み合わせ(咬合)その他 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。