左上7番、根管治療後に土台なしでクラウンのリスクは?
相談者:
ユウコンさん (54歳:男性)
投稿日時:2012-11-09 22:40:38
左上7番インレーがとれ、勤め先近くの医院で、痛みはなかったが抜髄、根管の消毒3回、次回土台の型取りの予定で以前通っていた医院に転医
理由はここまでに3カ月と長く感じたのと、この間右下4番メタルボンドが割れ金属のとがった部分が、下唇内側にあたるのに対処してくれなかったため
転医先では心証を悪くしたのか、レントゲンもとらずに仮蓋のまま削り土台はなしでクラウンの型取りをし、1週間後に装着予定
先の歯科の手順と違うので聞いてみると、歯質を多く削っているのと出ている歯の部分が2ミリ程なので、無理に金属の土台を入れると力がかかり、歯根がわれることがあると
また、いまの仮蓋がかたいのでそのままでクラウンの型取りをしました
ここのサイトで土台は大事であると知り不安です
リスクをおしえて頂けないでしょうか
また、左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
転医先では慢性炎症の所見はあるが痛み、腫れがないし破れも小さいので、無理に外さずそのままにしていて、とれたときか何か症状が出てからでよいと
違いに困惑してます
理由はここまでに3カ月と長く感じたのと、この間右下4番メタルボンドが割れ金属のとがった部分が、下唇内側にあたるのに対処してくれなかったため
転医先では心証を悪くしたのか、レントゲンもとらずに仮蓋のまま削り土台はなしでクラウンの型取りをし、1週間後に装着予定
先の歯科の手順と違うので聞いてみると、歯質を多く削っているのと出ている歯の部分が2ミリ程なので、無理に金属の土台を入れると力がかかり、歯根がわれることがあると
また、いまの仮蓋がかたいのでそのままでクラウンの型取りをしました
ここのサイトで土台は大事であると知り不安です
リスクをおしえて頂けないでしょうか
また、左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
転医先では慢性炎症の所見はあるが痛み、腫れがないし破れも小さいので、無理に外さずそのままにしていて、とれたときか何か症状が出てからでよいと
違いに困惑してます
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-09 23:58:30
通院回数が、なるべく少なく済むような方法を選択されているようには思えます。
左下7番の根管治療については、もし、高い治癒率が望めなさそうであれば、「万一症状が出た時に、改めて抜歯も選択肢の一つに含めて検討する」と云った医療機関もあると思います。
左下7番の根管治療については、もし、高い治癒率が望めなさそうであれば、「万一症状が出た時に、改めて抜歯も選択肢の一つに含めて検討する」と云った医療機関もあると思います。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2012-11-10 09:28:52
こんにちは、気になる所だらけですね^^;
>レントゲンもとらずに、仮蓋のまま削り土台はなしでクラウンの型取りをし1週間後に装着予定
個人的には歯が多く残っており、歯にくっ付く材料であれば土台の材質は何でもいいと思っています。
(セメントでもレジンも)
土台で大切なのは、歯の中に細菌感染を起こさせないことが大切だと思っています。
(言わば蓋の役目をしてくれればいい訳です)
ただ、根の方の判断は視診ではできませんので、出来ればレントゲンなどで判断された方がいいと思いますね。
>左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
>転医先では慢性炎症の所見はあるが痛み、腫れがないし破れも小さいので、無理に外さずそのままにしていてとれたときか何か症状が出てからでよいと
これは先生の考え方次第ですね。
特に7番と言う歯は、根管のバリエーションも多く非常に治療が難しい場所です。
根管治療を行ったからと言って必ず治るものでもありません、個人的な推測としては7番は治療しても50%ぐらいしか治っていないような気もします。
逆に歯科医師が治療を行うことで、歯に大きなダメージが及び治療したが故に抜歯になることも少なくありません。
ですので、根の治療に自信がある先生は治しましょうと話しますし、症状が無ければ使える所までそのまま使ってもらうと言う考えも1つありだと思います。(ただし、悪くなってからの治療は成功率が落ちます)
歯科医師が治療すればするほど、健康な歯の部分は失われてしまう面もあります。
これは歯科治療に付きもので、避けることはできません。
治療に介入する方が患者さんにメリットがあるのか、今回は介入せず様子をみた方がいいのか、この辺りは先生の診断力と先生と患者さんとの信頼関係による部分があります。
(痛くならないと来院されない人と、定期的に来院される患者さんでは治療方針が異なります)
ですので、意見が2つに分れるようなら、また他の先生に意見を貰うか、2人の先生のうち信じられる先生の意見に従った方がいいと思います。
非常に難しい所だと思いますが、まずは先生と話し合ってみてください。
おだいじに
>レントゲンもとらずに、仮蓋のまま削り土台はなしでクラウンの型取りをし1週間後に装着予定
個人的には歯が多く残っており、歯にくっ付く材料であれば土台の材質は何でもいいと思っています。
(セメントでもレジンも)
土台で大切なのは、歯の中に細菌感染を起こさせないことが大切だと思っています。
(言わば蓋の役目をしてくれればいい訳です)
ただ、根の方の判断は視診ではできませんので、出来ればレントゲンなどで判断された方がいいと思いますね。
>左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
>転医先では慢性炎症の所見はあるが痛み、腫れがないし破れも小さいので、無理に外さずそのままにしていてとれたときか何か症状が出てからでよいと
これは先生の考え方次第ですね。
特に7番と言う歯は、根管のバリエーションも多く非常に治療が難しい場所です。
根管治療を行ったからと言って必ず治るものでもありません、個人的な推測としては7番は治療しても50%ぐらいしか治っていないような気もします。
逆に歯科医師が治療を行うことで、歯に大きなダメージが及び治療したが故に抜歯になることも少なくありません。
ですので、根の治療に自信がある先生は治しましょうと話しますし、症状が無ければ使える所までそのまま使ってもらうと言う考えも1つありだと思います。(ただし、悪くなってからの治療は成功率が落ちます)
歯科医師が治療すればするほど、健康な歯の部分は失われてしまう面もあります。
これは歯科治療に付きもので、避けることはできません。
治療に介入する方が患者さんにメリットがあるのか、今回は介入せず様子をみた方がいいのか、この辺りは先生の診断力と先生と患者さんとの信頼関係による部分があります。
(痛くならないと来院されない人と、定期的に来院される患者さんでは治療方針が異なります)
ですので、意見が2つに分れるようなら、また他の先生に意見を貰うか、2人の先生のうち信じられる先生の意見に従った方がいいと思います。
非常に難しい所だと思いますが、まずは先生と話し合ってみてください。
おだいじに
回答3
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2012-11-10 09:37:41
おはようございます。
歯科医師という共通の職業ですが、人間一人一人考え方が違うのと一緒で、歯医者も個人で考え方によって対処の仕方(治療方法)が変わってくると思います。
実際診ていないので憶測にはなりますが、ユウコンさんに合わせた治療法、もしくはその状況で出来る治療法を選択してくれているのではないでしょうか。
もし不安な気持ちが消えないようであれば、しっかり話し合うことをお勧めします。
万が一あまりに方向性が違うようでしたら、その時は転院もやむないかもしれませんね。
お大事にしてください。
歯科医師という共通の職業ですが、人間一人一人考え方が違うのと一緒で、歯医者も個人で考え方によって対処の仕方(治療方法)が変わってくると思います。
実際診ていないので憶測にはなりますが、ユウコンさんに合わせた治療法、もしくはその状況で出来る治療法を選択してくれているのではないでしょうか。
もし不安な気持ちが消えないようであれば、しっかり話し合うことをお勧めします。
万が一あまりに方向性が違うようでしたら、その時は転院もやむないかもしれませんね。
お大事にしてください。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2012-11-10 11:34:22
ご相談ありがとうございます。
確かに、土台はビルを建てるときの基礎と同じで、重要な部分です。
健康な歯がたくさん残っていれば、土台無しでのクラウンもあり得ると思います。
また逆にさらに削り治すことでリスクが高まる可能性もあり得ると思います。
どちらも説明と見通しを聞きよく相談することが大事です。
>また、左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
一つの歯に二つの問題があれば、治療を始めたほうが良いような気もします。
まとめれば、土台、クラウンの穴、根尖病変、どれも今困っているわけではないでしょうが、将来歯を失って困らないように用心するという意味では、予防的治療計画の中では同じ意味があります。
ご興味があれば、将来の見通しも含めて、相談されることをお勧めします。
確かに、土台はビルを建てるときの基礎と同じで、重要な部分です。
健康な歯がたくさん残っていれば、土台無しでのクラウンもあり得ると思います。
また逆にさらに削り治すことでリスクが高まる可能性もあり得ると思います。
どちらも説明と見通しを聞きよく相談することが大事です。
>また、左下7番のクラウンが破けているのですが、先の歯科では根先病変があるのではずして根管治療をしたほうがよいと
一つの歯に二つの問題があれば、治療を始めたほうが良いような気もします。
まとめれば、土台、クラウンの穴、根尖病変、どれも今困っているわけではないでしょうが、将来歯を失って困らないように用心するという意味では、予防的治療計画の中では同じ意味があります。
ご興味があれば、将来の見通しも含めて、相談されることをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
ユウコンさん
返信日時:2012-11-11 09:58:42
藤森先生
井野先生
三留先生
さがら先生
お返事ありがとうございます
左上7ですが、転院先のドクターは削りすぎているので、金属コアを入れると噛む力で歯根が縦に割れるとのことでした
歯が多く残っている状態とは、自分で見た感じでは歯茎から前側2ミリ程、後側1ミリ程ですが大丈夫でしょうか?
また、コアを入れなくても強度は変わらないと言われましたが、コアを入れないデメリットはありますか?
左下7のクラウンの破れは放置して、中が虫歯を起こすことはないのでしょうか?
デメリットはないのでしょうか?
転院先の左下7のレントゲンは、10年程前に撮ったもので根尖の今の状態はわからないと思うのですが、いかがなものですか?
質問ばかりですみません
3本抜歯、神経を抜いた歯がこれで13本にもなるので、将来が不安で、すこしでもこれ以上抜歯になるリスクを減らしたいと思っています
よろしく、お願いします
井野先生
三留先生
さがら先生
お返事ありがとうございます
左上7ですが、転院先のドクターは削りすぎているので、金属コアを入れると噛む力で歯根が縦に割れるとのことでした
歯が多く残っている状態とは、自分で見た感じでは歯茎から前側2ミリ程、後側1ミリ程ですが大丈夫でしょうか?
また、コアを入れなくても強度は変わらないと言われましたが、コアを入れないデメリットはありますか?
左下7のクラウンの破れは放置して、中が虫歯を起こすことはないのでしょうか?
デメリットはないのでしょうか?
転院先の左下7のレントゲンは、10年程前に撮ったもので根尖の今の状態はわからないと思うのですが、いかがなものですか?
質問ばかりですみません
3本抜歯、神経を抜いた歯がこれで13本にもなるので、将来が不安で、すこしでもこれ以上抜歯になるリスクを減らしたいと思っています
よろしく、お願いします
回答5
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2012-11-11 19:05:00
こんばんは。
〉歯が多く残っている状態とは、自分で見た感じでは歯茎から前側2ミリ程、後側1ミリ程ですが大丈夫でしょうか?
言葉だけでは伝わりきらない部分があります。
この場で大丈夫とは残念ながら断言はできませんね。
〉また、コアを入れなくても強度は変わらないと言われましたが、コアを入れないデメリットはありますか?
コア付きクラウンのことでしょうか?
私見ですが、帯冠効果が得られにくく(歯根に直接力がかかりやすい状態)歯根破折のリスクが高まることと、マイクロリーケージを起こしやすい(せっかく根管治療をしても細菌感染が起こりやすい状態)と言ったところでしょうか。
〉左下7のクラウンの破れは放置して、中が虫歯を起こすことはないのでしょうか?
〉デメリットはないのでしょうか?
穴が空いている以上は、細菌感染のリスクが高くなるので虫歯や感染根管になる可能性が高まります。
もちろん時と場合によりけりですが、デメリットの条件が多くメリットはあまりないように思います。
〉転院先の左下7のレントゲンは10年程前に撮ったもので、根尖の今の状態はわからないと思うのですが、いかがなものですか?
確かに10年前ですと、情報としてはかなり古いものになると思います。
不安な気持ちお察しします。
繰り返しになりますが治療前によく担当医と相談することをお勧めします。
治療頑張ってください。
〉歯が多く残っている状態とは、自分で見た感じでは歯茎から前側2ミリ程、後側1ミリ程ですが大丈夫でしょうか?
言葉だけでは伝わりきらない部分があります。
この場で大丈夫とは残念ながら断言はできませんね。
〉また、コアを入れなくても強度は変わらないと言われましたが、コアを入れないデメリットはありますか?
コア付きクラウンのことでしょうか?
私見ですが、帯冠効果が得られにくく(歯根に直接力がかかりやすい状態)歯根破折のリスクが高まることと、マイクロリーケージを起こしやすい(せっかく根管治療をしても細菌感染が起こりやすい状態)と言ったところでしょうか。
〉左下7のクラウンの破れは放置して、中が虫歯を起こすことはないのでしょうか?
〉デメリットはないのでしょうか?
穴が空いている以上は、細菌感染のリスクが高くなるので虫歯や感染根管になる可能性が高まります。
もちろん時と場合によりけりですが、デメリットの条件が多くメリットはあまりないように思います。
〉転院先の左下7のレントゲンは10年程前に撮ったもので、根尖の今の状態はわからないと思うのですが、いかがなものですか?
確かに10年前ですと、情報としてはかなり古いものになると思います。
不安な気持ちお察しします。
繰り返しになりますが治療前によく担当医と相談することをお勧めします。
治療頑張ってください。
相談者からの返信
相談者:
ユウコンさん
返信日時:2012-11-17 20:49:58
タイトル | 左上7番、根管治療後に土台なしでクラウンのリスクは? |
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質問者 | ユウコンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 歯の土台に関するトラブル 歯医者への不信感 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。