歯列矯正後、顎関節症と様々な全身症状に悩む。一生痛みは治らない?

相談者: て廣さん (52歳:女性)
投稿日時:2012-11-20 17:04:03
こんにちは。
私は矯正治療がまだ今ほど一般的でなかった今から40年前、中学1年生頃から矯正のため上下2本ずつ計4本を抜歯、治療中から腰痛、首のコリがあり、鍼灸治療・カイロプラクティック、整形外科などを受診していました。
20歳位で矯正治療終了

矯正終了後の20代でも首のコリ、頭痛、腰痛が続き、事務作業が辛くなり、28歳位で耳鳴りがし、顎が痛んだため、歯科治療。
歯を削ってその時はその症状は治りました。

30代で首のコリ、頭痛がひどくなり、時々めまいがしましたが、顎関節症があまり知られていなかったため、神経ブロックや神経内科、脳外科、整形外科等行きましたが特に異常はないと言われました。
その後、突然食事中に口が開かなくなり口腔外科で治療しましたが今一つ治りませんでした。
その後別の顎関節症治療院で歯科・整体治療をしましたが、途中で医院がなくなったため、半端なところで治療がおわってしまいました。

一応その時点では口は横には大きく開けるようになりましたが、小さく縦に開くと左の耳の下が重く開きにくく今でも変わりません。
30代後半から慢性胃炎、大腸・直腸ポリープが始まり、内科で治療。
胃薬は今でも続いています。

40代後半で、コリやめまい、頭痛がひどかったが鎮痛剤等の対処療法でしのぎました。
歯科でマウスピースは何回か作りましたがこれといった効果はなかったです。

良くなったり悪くなったり、日によって変わるのでマウスピースはやめて、整体と運動だけでしばらく良かったように思えたのですが、最近やはり頭痛で3〜4時間すると目が覚め、足の先の冷えや冷や汗が繰り返すようになった。

今年5月頃から口腔外科専門の歯科に通ってマウスピースで対応していたが、歯をいじりすぎているので良いポイントが見つからないのでマウスピースの高さをいろいろ変えて様子をみることとなりました。
良いポイントはすぐには見つからず、結局、寝るときに横になると頭痛や不安感に襲われ、眠れずやはり3時間くらいで目が覚め、その後、椅子で体を立てて寝るのが楽なので午前3時くらいに一度起きて、座って寝ていています。

その間、マイスリー・デパスで凌いでいたが、あまり薬に頼り過ぎなので9月に途中でやめたら、ひどい頭痛や胃痛、腸の不調(下痢や腹痛)、発汗・冷えの繰り返し、立ってても座ってても、横になってもひどくなる一方で、口がしまらなくなり、歩くときに足を引きずるようになってしまいました。
が、この後マイスリーを飲んで寝ると、しばらくして身体が自然と治る。
これは以前にも何回かあったことです。


現在の症状:頭痛、首痛、立った直後の右足のかかとの痛み、極度の冷え(明け方34度台の体温)、足先の冷え、胃炎、過敏性大腸炎、自律神経失調症 


これって一生ものなのでしょうか。
私は40代までは何とか痛みに耐えられたのですが、最近は痛みに耐えられず、痛み止めで胃腸も悪化し、顎関節症の完治は半ばあきらめていますが、どなたか痛みを止める良い方法をご存知ないでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2012-11-20 17:44:31
て廣さん、
つらい病歴であると、思います。

現在では、CT・MRI等画像解析が進んでいるので、顎の望ましい位置を、昔よりは、決められるのではないかと思います。

もしかして、顎関節突起など変形しているかもしれません。

それでも、顎関節部の循環を考えると、神奈川歯科大学の佐藤教授の唱える、良い歯ぎしり等、ふさわしいリハビリテーションをおこなって、顎関節部の形態を整え、骨棘などをなくしていくと、症状は、改善するかもしれません。

脳内過敏という病気の患者さんも、いらっしゃるようなので、気をつけてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 18:06:44
※全身的に,今ある症状を説明できる解剖学的(器質的)な異常がない,ということを前提に回答させていただきます.


文章を読ませていただくと,これらの症状を”顎関節症”の症状としてとらえることに無理があると思います.
顎関節症とは切り離して考えたほうがよいのではないでしょうか.
顎関節の骨が変形したとしても,そのような症状が生じる原因にはならないと思います(歳をとって亡くなった方の関節を解剖した報告がありますが,かなりの高率で関節の変形があったといわれています.でも,それらの方々がみな,ここで書かれているような症状を持っていたわけでもありませんよ).

顎関節症の一症状をいう考えに固執していると,ますます改善の可能性が低くなるような気がするのですが.

個人的には,マウスピースに頼っていてもなんの解決にもならない気がしています.


>マイスリー・デパスで凌いでいたが、あまり薬に頼り過ぎなので9月に途中でやめたら、ひどい頭痛や胃痛、腸の不調(下痢や腹痛)、発汗・冷えの繰り返し、立ってても座ってても、横になってもひどくなる一方で

これは,ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の長期服用時に,急に断薬した時に起こる離脱症状の可能性もあるかと思います.
これらの薬と断薬する際は,徐々に減量していくことが大切です.これは,薬を出してくれている担当医ときちんと断薬の予定を立てるべきです.

また,頭痛などに対して鎮痛剤を長期連用していると,”薬剤性頭痛”という症状を引き起こすこともありますので,連用は好ましくはないと思います.


>頭痛、首痛、立った直後の右足のかかとの痛み、極度の冷え(明け方34度台の体温)、足先の冷え、胃炎、過敏性大腸炎、自律神経失調症

心療内科医などと相談し,抗うつ薬の使用も視野に入れた対応が必要な気がしますが(個人的感想です).

6人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: て廣さん
返信日時:2012-11-20 18:25:00
早速のご返答どうもありがとうございました。
現在あまりのつらさにこのようなご返答を頂けるととてもうれしく思います。

現在はCT・MRI画像解析ですぐに顎の位置が決められるのでしょうか。
何分大きい病院に行ったのは20年位前なので、今度行ってみようかとも思いました。
骨棘というのも初めて聞きましたので少し調べてみようと思います。

また、多くの皆様がおっしゃるように心療内科とも相談していますが、そちらでもあくまでも現在の症状の対症療法のような考え方なので、どちらが私の本当の病気なのかが自分で分からないのが現状です。
顎が悪いから、心療内科なのか、心療内科的な治療が完治すれば顎が治るのか?
取り敢えず、もう一度自分で考えてみます。

どうもありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 18:29:01
顎関節症はそれとして,ある程度対応することはできると思いますよ.
口を開けやすくするとか.

ただ,かみ合わせを正せば治るという考え方が,現在ではあまり主流とは言えないと思います.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: て廣さん
返信日時:2012-11-20 18:46:56
すみません。
なにぶん素人なので分かりにくいのですが、かみ合わせをただせば、顎関節症は治るという考え方は今はないのでしょうか?

そういうことで保険外の治療や整体を行っている所は多いとは思いますが。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 18:52:16
>なにぶん素人なので分かりにくいのですが、かみ合わせをただせば、顎関節症は治るという考え方は今はないのでしょうか?

以前はそういう考え方が主流でしたが,現在ではマイナーです.

歳をとるほど,歯の数は減ってきます(わかりますよね?).
そうすると,かみ合わせる相手がいなくなってくるので,かみ合わせは不安定になってきます(そうですよね?).

では,顎関節症患者も,歳をとるほど増えるのでしょうか・・・?

実は,20〜30歳代が最も多く,それ以降は患者数は減少してきます.

かみ合わせが顎関節症の主な原因だとしたら,年齢とともに患者が増えないと理屈に合わないですよね.

かみ合わせに固執するがために,自らの症状を長引かせたり悪化させてしまうことも多々あると考えています.
このかみ合わせに固執させてしまう一要因を担っているのは,ある意味歯医者かもしれませんね.

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回答 回答5
  • 回答者
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2012-11-20 19:05:15
て廣さん、
噛み合わせというよりは、僕は、顎の使い方と思います。

顎関節に無理を強いる使い方と、顎関節にやさしい使い方があると思います。
顎関節に無理をしいてまで、食いしばったりするのは、歯が丈夫な若者には、たくさんいらっしゃるのかもしれません。
顎関節に負担が無く、循環が良いと、骨棘も無くなり、軟骨の調子もよく、顎の痛みも軽減すると思います。

そのような、使い方を考えると、正しいリハビリテーションと、正しい顎の位置などが必要であると思います。
良い歯ぎしりは、歯も顎関節も守るので、注目されているようです。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: て廣さん
返信日時:2012-11-20 19:06:05
成程、そうですね。
よく分かりました。
あまり新しい情報というのが一般的には届かないのですね。
それで、いまだに矯正して法外な治療費を払わなければ治らないように思われるのですね。
色々惑わされないようにします。
ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 19:10:19
もし興味がおありであれば

「完全図解 顎関節症かみ合わせの悩みが解決する本」

をお読みになる事をお勧めいたします。

西山先生の書かれている事が図解で解りやすく書かれておりますし、て廣さんのお悩みに類似したケースなども書かれております。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-20 19:21:16
私も、「顎関節症とは、切り離して考えたほうがよい」と思います。
顎関節症の患者さんの中には、首のコリ、頭痛、腰痛、めまいで悩まれる方もいらっしゃいます。しかし、それらの症状が全く無い方もおられます。

今、仮に、インフルエンザを例に考えてみたいと思います。咳、喉の痛み、鼻づまり、更に、高熱や筋肉痛などの症状が出ることがあります。
でも、果たして、これら各々の症状を改善することがインフルエンザの治癒に繋がるでしょうか?
咳止めや解熱鎮痛剤を飲むことが必要な場合があるかもしれません(無いかもしれません)が、それは根本(インフルエンザ)を治すものとは少し異なるように思えます。

もし顎関節症が首のコリや頭痛の原因なら、前者の治癒に因って後者も治ると期待できますが、その因果関係は判りません。
むしろ、後者(首のコリ、頭痛)の結果かもしれません。
また、原因・結果といった関係にはないかもしれません。
つまり、仮に顎関節症を治癒させたとしても、首のコリや頭痛も治るかどうかは判りません。

同様に、もし、かみ合わせが悪い事が顎関節症の原因であるなら、かみ合わせを正すことは意義があるはずです。
でも、そうしたら、「いつ、かみ合わせを悪くされたのですか?」と言った疑問が起こります。
また、歯を喪失された方は全員が顎関節症という訳ではではなさそうです。
むしろ、少ないように思います。
かみ合わせ面の形態は原因というよりも、何かの結果と考えたほうが無難に思えます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: て廣さん
返信日時:2012-11-20 19:36:34
古川先生
噛み合わせというよりは、僕は、顎の使い方と思います。
顎関節に無理を強いる使い方と、顎関節にやさしい使い方があると思います。

⇒試してみます。


桜井先生
>「完全図解 顎関節症かみ合わせの悩みが解決する本」

アマゾンで手頃な価格でしたので早速買って勉強してみます。



藤森先生
確かにいろいろな方がいるのは聞きました。
あまりに長年過ぎて古いテレビや雑誌の情報に惑わされすぎたようです。

皆様、いろいろなご意見を頂き、どうもありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: て廣さん
返信日時:2012-11-20 22:12:25
ご返答くださった先生方、どうもありがとうございました。
色々なご意見を下さったので、自分の凝り固まった考え方をほぐしてみた方が良いように思いました。

本当にどうもありがとうございました。



タイトル 歯列矯正後、顎関節症と様々な全身症状に悩む。一生痛みは治らない?
質問者 て廣さん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
顎関節症
歯科と全身疾患その他
回答者




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