歯医者の診察台でのレントゲン撮影について

相談者: rinka0706さん (37歳:女性)
投稿日時:2012-11-20 12:41:07
こんにちは。
虫歯の治療のため、歯医者に行きました。

最初にデンタルのレントゲンを撮影されたのですが、診察台の上で、筒状のレントゲン(20年前の製造でした)を助手の方が撮りました。

私は、フィルムを左手で押さえるよう言われ、自分でフィルムを抑えました。

二回、デンタル撮影し、最後にレントゲン室でパノラマを撮りました。パノラマは、受付の方が撮りました。
防護エプロンはありませんでした。

まず、レントゲン室があるのに、診察台でデンタルを撮ることにビックリしました。
また、レントゲン室でも、防護エプロンすらつけてくれなかったことも、初めてで驚きました。
なにより、助手の方が普通にレントゲンを扱っていることに違和感を覚えました。

このような行為は問題ないのでしょうか?
また、被曝したのではないかと、不安で仕方ありません。

過去ログは見たのですが、あまりなも助手の方が慣れているようでしたので、今は規制緩和されたのかと思い、投稿してみました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 12:50:43
rinka0706 さん、こんにちは。

歯科医院内で、歯科医師以外がレントゲンの撮影したとなれば、違法行為となります。

そのような歯科医院からは、速やかに転院されてはいかがでしょう。

また、診察台の上での撮影については、所轄の保健所にご相談されると良いと思います。
診療室そのものが防護構造になっている場合もあります。

ただ、パノラマレントゲンの撮影は、機種にもよりますが、水平より10〜15度上方へ向けての照射となりますので、防護エプロンが無かったとしても問題ないとされています。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 13:03:17
そうですね…。

医師、歯科医師、診療放射線技師以外がレントゲンのボタンを押す事は法律で禁止されております。

〜〜〜〜

診療放射線技師法
第24条  医師、歯科医師又は診療放射線技師でなければ、第2条第2項に規定する業をしてはならない。

〜〜〜〜

なので、レントゲンのボタンを押したのが放射線技師の資格を持っていない助手の方だとすれば違法となります。
(その助手の方が、放射線技師の資格を持っているかどうかをご確認ください)



>レントゲン室でも、防護エプロンすらつけてくれなかったことも、初めてで驚きました。

小林先生が書かれているように、影響はほとんど無いものとお考えくださって結構だと思います。
(一応、当院では防護エプロンはしますが…)


>レントゲン室があるのに、診察台でデンタルを撮ることにビックリしました。

当サイトの宇藤先生の医院では、個室ごとに鉛で覆われている作りになっているのだそうです。
そうだとすれば、問題無く診察台の上でレントゲン撮影が可能になります。

その医院さんももしかしたら、そのような作りになっているかも知れません。


ですので、rinka0706さんが疑問に思われている事で

「助手さんが放射線技師の資格を持っていない」
「院内(診療台の周囲)が鉛で隔離された構造になっていない」

としたら問題があるように思います。
何か行動を起こされるのであれば、これらの事項を確認される事をお勧めいたします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 13:30:46
こんにちは、

被曝に関して言えば、まず問題ないレベルなので気にしなくていいですよ。
歯科の小さなレントゲンの被曝量は、非常に少ないので安心してください。


>個室ごとに鉛で覆われている作りになっているのだそうです

チェアーサイドのレントゲンは、年々配置しにくくなってきていますね。(たぶん、昔はもう少し緩かったような気がします)

ウチの地区の保健所も、レントゲンの設置場所に厳しくチェアーサイドにレントゲン装置は置けません。
対策として鉛の部屋にするしか方法がないのですが、この工事が非常に高額になり・・・

現状、何かある毎に患者さんにレントゲン室まで移動してもらっています^^;


海外では学会会場の体育館みたいなとこにCTをおいて、平気で撮影していますが^^;
http://eedental.fine.to/eeblog/2010/04/aae-.html

お国事情にもより考え方は違ってきますね。
(個人的には日本人が被曝に対して過敏過ぎる印象もあります)


法的な面、防護衣の面で気になれば、転院して新たな歯科医院で治療を受けられてください。
(個人的には今の先生、歯科医院が気にいっていて満足な治療が受けれていたら転院しない方がいいと思いますが・・・)

おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rinka0706さん
返信日時:2012-11-20 14:14:52
先生方、ありがとうございます。

防護エプロンはなくても問題なさそうですね、少し、安心しました。

また、診察台でのレントゲンですが、部屋自体は普通にオープンな部屋です。
診察台が角を向いていて、個室っぽいですが、ドアもなく閉じた空間ではありません。(イメージ的にはマッサージ屋さんの
半個室みたいな)

まだ、根の治療が残っているので、それが終わり次第、違う医院に移りたいと思いますが、よく考えると、チェアサイドのレントゲン(クローズな空間ではない診察台での)ということは、私がレントゲンを撮らなくても、他の方が撮影してるとこちらにも影響があるのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 14:25:53
>他の方が撮影してるとこちらにも影響があるのでしょうか?

たぶんデンタルですから、気にしなくていいですよ^^

回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-20 15:34:00
学生時代、夏休みにヨーロッパのある国(先進国)で、たまたま町の歯医者さんを見学させてもらえました。
そこでは、待合室のチェアーのすぐ横にパノラマ撮影器が設置されていて驚きました。
でも、もし、気にしなければ、そんなものなのかもしれません。

しかしながら、とにかく国内で決められたルールはルールなので、個人的には回答1・回答2を支持したいと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 18:16:14
レントゲン室の設置が義務化される前(何年前かは解りませんが)に設置されているチェアーサイドのデンタル用照射器は、レントゲン室内への移動が努力目標ではありますが、義務にはなっていなかったと思いますが???

製造が20年前であれば、チェアーサイドの設置はルール上、問題ない可能性もあるかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 18:30:12
>チェアーサイドのデンタル用照射器はレントゲン室内への移動が努力目標ではありますが、義務にはなっていなかったと思いますが???

そうなんですか、知りませんでした^^;



でも助手衛生士がのレントゲンって、1件、2件のレアなケースではないと思います。
(過去の質問でもこの質問かなり多いですし、調べればかなりの歯科医院が・・・)

ルールが気になるようでしたら、電話で問い合わせて転院してみてください。
(ただ、あまり神経質に聞くと嫌がられるのも確かです)

おだいじに

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 22:59:59
こんばんわ。カワサキです。

レントゲン室があるのに、診察台でデンタルを撮ることにビックリしました。

良くないことです。


>レントゲン室でも、防護エプロンすらつけてくれなかったことも、初めてで驚きました。

防護エプロンは、必要だと思います。


助手の方が普通にレントゲンを扱っていることに違和感を覚えました。

医師・歯科医師、または(医師・歯科医師の指示のもとでの)放射線技師しか、レントゲンの撮影はできないです。


>このような行為は問題ないのでしょうか?

大変問題です。
法律違反です。


>被曝したのではないかと、不安で仕方ありません。

大なり、小なり被曝はしますが、まず、問題のない程度です。
一度に、数千枚のレントゲン写真を撮影しない限り、一般的に、影響は少ないです。
詳細は、『東京都歯科医師会HP;レントゲンの被曝について』を参照して下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rinka0706さん
返信日時:2012-11-20 23:54:44
先生方、どうもありがとうございます。
お忙しい中、わざわざ回答いただき、本当に嬉しく思います。

被曝については、問題のないレベルということで、その点は安心しましたが、他の歯医者に行けばよかったと後悔もしています。
やはり、被ばくは問題ないとしても、気持ちの問題というか…ずさんな管理という印象で怖いと感じます。

ここ数年間、どこの歯医者にかかっても、デジタルレントゲンでしたし、ちゃんとレントゲン室で防護エプロンもつけて撮影してくれたのですが、そうでない医院もあるということを知ったということは、ある意味、いい経験になったかもしれません。


それにしても、なぜ、助手の方がレントゲンを撮ったりしても、問題にならないのでしょうか。
過去ログを見ても、こういうケースは多々あるようですし、ニュースでそういう歯科医院が営業停止になったということも聞きません。(もしかすると、放射線技師でありながら受付もやってらっしゃる助手の方かもしれませんが。)

こんな風に思うのが、神経質なのでしょうか。

法律上はともかく、実際は助手でもレントゲンくらい撮って、なんら支障はないのでしょうか。だから、ニュースになることもないのでしょうか。

大なり小なり、影響があるから(影響0ではないからこそ)、法律があるんだと思うのですが、そんな細かいことを言っていたら、現場が成り立たないのでしょうか。

必ずしも法律が実態に合っているわけでもないでしょうし…
治療してくださった先生は、とても優しかったし、おかげで痛みもすっかりなくなり、感謝もしていますし…

納得したい気持ちと、納得できない気持ちとで、もやもやしています。


現状で転院した場合、また新しい医院でレントゲンを取るでしょうから、むやみに転院するよりはひとまず治療中の歯はきちんと今の医院で治そうと思います。(転院するからレントゲンをくれ、とは言い出せません。。。)

本当に、聞いてくださってありがとうございました。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2012-11-21 02:57:55
こんばんは。

解決している様ですが少しだけ。
たぶん昭和50年代のいつ頃かまでの設置なら合法のはずですよ。
(荒木先生のご回答の通りです)

ただ全然違う視点から言うとエックス線照射器にも劣化と、企業努力や規制の厳格化によるいわゆる性能の向上みたいなのがあって、新しい照射器と較べるとエックス線の質や量が悪いとは言えるのですが、それでも微々たるものなので心配には及ばないと思います。
(被曝や放射線と一口に言っても様々で、診断用の放射線は身体に悪い成分をフィルターにかけてカットしていたり、色々な工夫がされています)

一方でルールの話を別にするならチェアーサイドで気軽に撮れる方がずっと便利ですから、診断や治療の精度が上がる可能性すらあると思います。

被曝量については転院の場合も含めて全然心配いらなくて、歯科の場合の防護エプロンはそもそも意味すらないぐらいのレベルの話ですよ。

ルールはルールですから助手が撮影はさすがにダメなのですが、先生が気に入っているのなら即転院、という発想も若干もったいない様な気も個人的にはしないでもないです。
気にいる先生、相性の合う先生というのも貴重ですからね。



>法律上はともかく、実際は助手でもレントゲンくらい撮って、なんら支障はないのでしょうか。

法律上は資格の問題がありますし、その資格を得るためのプロセスは重視されるべきですけど、レントゲン写真の撮影だとか、もっと言えば手術でも何でもトレーニング次第で誰でも問題なく行うことは可能です。
一般に難しいイメージのインプラントの手術なんかも、するだけならとっても簡単です。

専門家の必要性というのは総合的な専門知識から来る「判断能力」と、法的な「責任能力」だと思いますから、技術的な面での心配なら杞憂ではないでしょうか。
逆に資格を持った専門家であっても上手い下手はありますしね。



先生に言って、「心配だからレントゲンは先生が撮影して下さい」と言うのも変な話ですけど、それで不安が解決するのだとしたらそれでもいい様な気もしますね。




タイトル 歯医者の診察台でのレントゲン撮影について
質問者 rinka0706さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
レントゲン写真
回答者




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