研修歯科医です。摂食嚥下という領域について

相談者: りりんさん (26歳:男性)
投稿日時:2012-11-20 22:11:36
研修歯科医です。
将来の進路で悩んでいます。


僕は摂食嚥下という領域に興味があるのですが、実際どうなのでしょうか?

訪問診療などこれからの時代もっともっと必要になるともうのですが、友人や先輩は収入にならないからやめろといいます。


現場の先生方の率直な意見が聞きたいです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-11-20 22:29:20
りりんさんは収入の為に仕事を選ばれるのですか?

収入は大事かもしれませんが、一生続けようと思うとそれだけでは持ちません。

遣り甲斐や使命感等が無ければ続きません。

もし興味が有るのならそちらの方の勉強をされたら良いと思います。


個人的には摂食嚥下これからの分野だと思っています。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-20 23:42:47
こんばんわ。カワサキです。

細見先生の、言われる通りです。
収入だけではなく、やりがい・充実感も大切です。


>僕は摂食嚥下という領域に興味があるのですが、実際どうなのでしょうか?
>訪問診療などこれからの時代もっともっと必要になるともうのですが、友人や先輩は収入にならないからやめろといいます。

高齢化社会へ向けて、必要な、大切な分野だと思います。
また、内視鏡を用いた、摂食・嚥下の検査は、保険点数も、認められていて、収入にならないことはないです。
友人や先輩がたは、やり方を、知らないのだと思います。


ご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-20 23:58:07
摂食嚥下は、奥の深い注目されている分野です。
歯科虫歯歯周病だけではありませんからね。




>友人や先輩方は、やり方を、知らないのだと思います。

流石、’やり方’をよくご存じの川崎先生のコメントは重く感じます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-11-21 10:30:04
ご相談ありがとうございます。


是非取り組んでいただきたいと思います。

口は健康の入り口です。

歯で噛んで良く咀嚼し、自分で飲み込めて初めて栄養になります。
そして身体も精神も健康になれます。

噛めないと病気になることが実験でも証明されています。


胃瘻や点滴では栄養になりません。
すぐには死なないだけで、どんどん痩せ衰えてていくだけです。


私も仕事の目的は、「健口」です。
歯だけではないんです。
力強く、そして輝くような、心身の健康を維持増進する効果が、口にはあります。

歯だけではないんです。


もう一つ、気道も大事なテーマです。
最新の歯科用CTスキャナーでは、喉の通過量をデジタルに測定することもできます。
私がこの機種を選んだ理由の一つです。


人間として、摂食嚥下は不可欠です。
高齢化社会でニーズは激増するでしょう。
収入は激増するはずです。

他の人が反対したらチャンスです。
それは無限の可能性があり、独り占めもできるからです。

他人も賛成することは競争が激しくて安売りが増え、苦労の割に収入は上がりません。

先頭に立って開拓してください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-11-21 12:01:06
諸先生方と同意見です。

これからの分野ですので、興味がおありであれば、是非積極的に開拓して行っていただきたいと思います。


個人的には「摂食嚥下」と言う言葉はキライです。

摂食 → 食べ物を口に運ぶ
嚥下 → 飲み込む

これじゃあ「咬まずに丸飲みする」って事ですよね。


歯科医師としては「咀嚼」をしっかり考えていただきたい。


そのあたりが医科主体の(歯科医としては取り組むには)「まだまだな分野」である証と言う事ではないでしょうか?


是非、頑張ってください。(^−^)

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 研修歯科医です。摂食嚥下という領域について
質問者 りりんさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科医師関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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