歯の磨きすぎで歯茎が下がってから止まりません

相談者: ひまわり33さん (39歳:女性)
投稿日時:2012-11-29 20:11:56
3ヶ月前に歯茎が急に痛くなり、歯周病だとイヤだと思い必死で歯と歯茎を磨いてしまいました。
かなりきつく磨いてしまい4、5日であっという間に歯茎が下がってしまいました。


添付図の@が3ヶ月前の正常なときの歯茎でした。
それがAのように炎症し、4番と5番の歯の下の部分(オレンジ色で塗ったところ)は1、2ミリ下がりましたが止まりました。

5番の歯の左側(赤く塗ったところ)はかなりきつかったようで3ヶ月たった今も引き締まった状態に戻らず、歯と歯茎が食事やブラッシング(かなりソフトにブラッシングをしていますが)の刺激などでどんどん離れて、そこから歯肉がなくなっていきます。


今は図Bのような歯茎です。

ちなみに5番の歯の左側を黒く塗っているのは、歯茎がえぐれて歯が露出してきてわかったのですが、この歯の形がかなり右側奥へむかってくぼんでいるのです。
図Cのような歯の形です。
この歯の形にそって赤い炎症部分から歯茎が奥へ奥へえぐれていくのが止まりません。


2ヶ月ほど前に歯科は2件行きましたが、どちらも歯周病ではなく磨きすぎとのことで、赤い部分は歯肉炎程度でしょうといわれていました。

しかし歯肉炎だと赤く腫れたりすると思うのですが、私の場合は赤い部分は皮膚1枚分くらいの薄さですがくぼんでいたのです。
今思えばきつく磨いたので赤い部分の上皮をえぐってしまったような状態だったのではないかと考えています。

その上皮をはがしてしまったので、歯と歯茎の付着が弱くなって食事などの刺激だけでも歯から歯茎が離れてそこから歯肉が減っていっているのでは・・・と考えたりするのですが、そのようなことはあるのでしょうか。


炎症部分の赤みは最初よりひいてはいますが今もよく見ると少し色は違います。
また炎症を起こした歯茎と歯の接着面は少しぶよぶよしていて引き締まった感じではありません。

一度なくなった歯茎は再生しないのは知っていますが、はがれてしまった歯茎の上皮も再生しないのでしょうか。



ソフトなブラッシングに、マウスウォッシュや歯周病にいい歯磨き粉なども併用してみましたが効果はみられません。



それからもう一つ心配なのが、4番の歯の下の部分の付着歯肉がなくなり、歯のすぐ下が粘膜になってしまいました。
もともと下の歯全体的に付着歯肉がとても薄く1〜2ミリくらいしかないところが多いです。

なんとかして歯茎がなくなっていくのをとめたいのです。

この状況からどのような歯茎の状態が考えられるでしょうか。
また今後の治療方法など何かよい方法はありますでしょうか。


画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-29 21:37:20
もし私なら、歯肉(結合織)移植によって付着歯肉幅の確保を考えますが、「付着歯肉は必ずしも必要ではない」との意見が現在の主流だそうです。



小牧SD先生、お願いします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-11-30 07:26:57
ひまわり33さまおはようございます。

オーバーブラッシング歯肉の退縮が起きて焦っていらっしゃるようですね、実際に歯肉の状態を拝見していないので具体的なお話はできませんが少なくとも歯磨圧を適正なところにして歯肉を擦らないことです。

具体的には歯磨き指導に長けた歯科医歯科衛生士に指導していただくのが一番いいと思います。


目安は歯ブラシが3カ月くらい広がらない力加減で歯ブラシの毛先を使って磨くことです、本当に上達すれば歯ブラシが開くことはありません。

ご自身の爪の生え際を歯肉の境目と考えて実際に歯ブラシの毛先を当てて磨いてみてください、ある程度イメージできると思います。



>はがれてしまった歯茎の上皮も再生しないのでしょうか。

退縮した歯肉でも適切な磨き方ができるようになってくればクリーピングといってある程度回復してくることがわかっています、しかし適切な磨き方ができなければ歯肉の移植をしたところで元通りになってしまいます。

先ず歯磨き練習が先になります。

オーバーブラッシング 
http://yamadashika.jp/prevent08.html

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-30 11:17:40
ひまわり33 さん、今日は


ご自身にとって、歯茎が下がってしまったことで、何が問題なのでしょうか、

見た目の問題か?
下がってしまったことで、何か害がないのか心配なのか?
この先さらに下がってしまわないのか心配なのか?
歯周病ではないかと心配なのか?

さらに、どのようにしたいのか?

これ以上、下がらなければ良いのか、下がった歯肉を戻したいのか?


それによって、対処の方法は変わってきます。









>5番の歯の左側(赤く塗ったところ)はかなりきつかったようで3ヶ月たった今も引き締まった状態に戻らず、歯と歯茎が食事やブラッシング(かなりソフトにブラッシングをしていますが)の刺激などでどんどん離れて、そこから歯肉がなくなっていきます。

引き締まっていないのなら歯周病の可能性があります。






>今は図Bのような歯茎です。
>ちなみに5番の歯の左側を黒く塗っているのは、歯茎がえぐれて歯が露出してきてわかったのですが、この歯の形がかなり右側奥へむかってくぼんでいるのです。
>図Cのような歯の形です。
>この歯の形にそって赤い炎症部分から歯茎が奥へ奥へえぐれていくのが止まりません。

「赤い炎症部分」があるということは歯周病で、炎症があって、その炎症が治って行けば、歯茎が下がっていくことは考えられます。
逆に考えれば、歯茎が下がってきたということは炎症が名乗ってきたということではないでしょうか。



>2ヶ月ほど前に歯科は2件行きましたが、どちらも歯周病ではなく磨きすぎとのことで、赤い部分は歯肉炎程度でしょうといわれていました。

どちらの歯科医院も誤診かもしれませんねん。
歯肉炎程度の炎症があるということは歯周病です。



>しかし歯肉炎だと赤く腫れたりすると思うのですが、私の場合は赤い部分は皮膚1枚分くらいの薄さですがくぼんでいたのです。
>今思えばきつく磨いたので赤い部分の上皮をえぐってしまったような状態だったのではないかと考えています。

歯周病も色々な病体がありますので、必ずしも典型的な状態になるとは限りません。




>その上皮をはがしてしまったので、歯と歯茎の付着が弱くなって食事などの刺激だけでも歯から歯茎が離れてそこから歯肉が減っていっているのでは・・・と考えたりするのですが、そのようなことはあるのでしょうか。

ありません。





>炎症部分の赤みは最初よりひいてはいますが今もよく見ると少し色は違います。
>また炎症を起こした歯茎と歯の接着面は少しぶよぶよしていて引き締まった感じではありません。


まだ歯周病が治っていないのかもしれませんね。




>一度なくなった歯茎は再生しないのは知っていますが、はがれてしまった歯茎の上皮も再生しないのでしょうか。

上皮はすぐに再生します。




>ソフトなブラッシングに、マウスウォッシュや歯周病にいい歯磨き粉なども併用してみましたが効果はみられません。


歯磨き粉は関係ありません。
ブラッシングと歯周病の問題だと思いますが、診てみないと判りません。




>それからもう一つ心配なのが、4番の歯の下の部分の付着歯肉がなくなり、歯のすぐ下が粘膜になってしまいました。
>もともと下の歯全体的に付着歯肉がとても薄く1〜2ミリくらいしかないところが多いです。


付着歯肉が無いことで、何か心配や、問題があるのでしょうか?




>なんとかして歯茎がなくなっていくのをとめたいのです。

歯周病の治療をすればある程度は歯肉が退縮しますが、それ以上の退縮を防ぐことはできます。




>この状況からどのような歯茎の状態が考えられるでしょうか。


文面からだけ察すると、歯周病で、ブラシングを含め、治療がうまく行っていないのではと思います。




>また今後の治療方法など何かよい方法はありますでしょうか。

あると思います、歯周病に対して、正しい診断と、治療を受けるということではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひまわり33さん
返信日時:2012-12-04 16:19:41
お忙しいのに返信をいただきました先生方、
本当にありがとうございました。

あれから歯周病専門医の歯科にも行きましたが、やはり歯周病ではないということでした。


やはり3ヶ月前の歯磨きでかなりひどく歯茎を傷つけたようで食事や歯磨きの刺激に耐えたり、歯と歯茎を付着する歯肉部分が損傷(歯ブラシでかなり削り取ってしまった)のが原因のようです。

普段はそんなに力を入れて磨かないのに、自分でもあの時の数日間は尋常でないほど磨き続けてかなり歯茎を傷つけてしまったというのはわかっていて、本当に後悔しています。


また後ほど、この件で違う質問をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。



タイトル 歯の磨きすぎで歯茎が下がってから止まりません
質問者 ひまわり33さん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯茎の異常・トラブルその他
歯茎が下がった(歯肉退縮)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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