右下7番(#31)再根管治療かインプラントかで悩んでいます(米国)

相談者: あゆむんさん (47歳:女性)
投稿日時:2012-12-13 18:16:25
初めて書き込みをさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

10日前ほどから、急に痛み出したアメリカ表記#31(下の右7番)の治療方法の選択でとても悩んでいます。

10日前ほどから急に痛み出し、特に寝る前になるとズキズキし、物を噛むとズキっと痛みました。
しみたりはしません。
歯茎を触ったりしても特に痛みはありません。
取り合えず近所の歯医者レントゲンを撮ってもらったところ、#31の根がもうほとんど見えないくらい、薄くなっていていました。


#31は前2本とともにブリッジをしています(29〜31)。
その3本について、長くなりますが、説明させてください。


#31
日本で約15年位前に根菅治療をしました。

#30
その同時期に、この根も痛み出しました。
元々20年位前に日本で根菅治療をしました。
#31の治療をした1〜2年位前、アメリカの田舎に住んでいる時にとても痛み出し、Root Canelをしてもらいました。
治療していない神経が一つ見つかり、綺麗に治療したと言われました。

ただ、その際に根にシルバーポイントを入れられました。
その後に日本に帰国して、また痛みだし、治療をしてもらうことになったのですが、シルバーポイントなので根をきれいにできないと言われ(ドリルで何度か試みていらっしゃいましたが)、結局歯を半分に切って抜歯しました。(今も歯の半分は残っています)

#29
#30,31を治療する少し前か、ほぼ同時期に根菅治療をしました。

最初に言った医師には、Root Canelとインプラントのそれぞれの先生を紹介すると言われ、どちらを選択するかは金銭的なこともあるので、自分で決めろといわれました。
彼女の意見では、Root Canelをしてもまた悪くなる可能性があるので、金銭的に許せるならインプラントの方が良いと思うと言われました。
抗生物質を10日間処方してもらい、現在は痛みは消えています。

アメリカでのデンタルの保険は持っていません。
かかりつけの歯科医もいません。
昔アメリカの田舎で治療をしたのが後々痛んで以来、勇気がなく、日本に帰国毎に(1年に1〜2回)クリーニング、検診、治療を受けていました。

昔から歯が弱いこともあり、歯の治療に関しては金銭的なことは2の次で、ベストな方法を選びたいと思ってます。

その後、二人の友人に評判の良い先生をそれぞれ紹介してもらい、コンサルテーションに行きましたが、まったく違う治療プランを言われたので、迷っています。


歯医者A(Root Canelもインプラントも全てする歯科医です)

#31は根菅治療をしても無駄。
#30の根の下に黒い影が少し見えるので、#31、#30の2本を同時に抜歯し(痛みは1度で済ませたほうが良いとのこと)、2本のインプラントにする。
#29はクラウンをやり変えて、後々インプラントを考える。


歯医者B(普通のRoot Canelはする)

レントゲンを見た後、根菅治療がいけるかどうかEndodontistに自ら連絡を取って相談してくれました。
そのEndodontistによると、100%保障はできないが、根菅治療ができるだろうとの事。
懸念していることは、ブリッジの下のクラウン(詰め物)が神経の辺りの方まで詰めてある様に見えるので、それをきちんと取り除けるかを心配している。

この医師は、インプラントよりも自分の歯を残す努力をする方が良い。
インプラントは必ずしも常にベターなオプションとは言えないという考えの方のようです。
ブリッジをカットして、29、30はそのまま。
今は痛みがないのだし、一緒に今治療する必要は無い。


現在は西海岸の比較的大きな都市で東洋人が多い地域に住んでおり、医師A,Bどちらも東洋人の方で、日本人や中国系の患者さんが多くいらしています。

私としては、やはり抜歯に抵抗があるので、歯医者Bに紹介してもらったEndodontistのコンサルテーションを受けて納得すれば根菅治療をするほうに傾いています。

ただ、他の根菅治療した他の歯も15年たつとやり変えるのが多く、神経の免疫が元々低いと以前医師に言われたことがありますので、結局インプラントを先延ばしにして、また10年後くらいに歯が痛んで、治療をしなければいけないなら、今若いうちにインプラントをした方が良いのだろうか。。。とも悩んでいます。

もし今回、Root Canelをして10年後再び治療が必要になった場合、年齢的にインプラントができない可能性もあるのでしょうか?

#30は痛みが無ければ、そのままにしておいても問題は無いのでしょうか?

#29は、近所の歯科医にはレントゲンに写る根が短いし、いつかは再度根菅治療が必要だが、今は#29、30ともに特に何もしなくて良いと言われましたが、問題を抱えたまま痛みが無ければほっといて大丈夫なのでしょうか?
(たくさん質問してすいません)

また、2月から1ヶ月半ほど日本に帰ります。
その時に日本で見てもらって答えを出そうかとも考えています。
日本に医師には根菅治療が必要になったら、じっくり時間が取れるアメリカでした方が良いと前から言われています。

色々考えているうちに、誰の話を信じて良いのかわからなくなり、とてもストレスに感じてしまします。
もちろん、それぞれの先生によって考え方が違うのも承知しております。

お急がしいところ、恐れ入りますが、何かアドバイスなど頂けると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。


長文になり申し訳ありません。
読んで頂きありがとうございました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-12-13 18:46:41
掲示板では、診断に関わるお話しは出来ませんので御理解ください。


インプラントにするか、根管治療をがんばるか、この選択は難しいかと思いますが、何を重要視するのかです。

●自分の歯に対する執着が強いなら、予後の不安などを多少抱えても根管治療でしょう。
もしかしたら、5年ももたないかもしれませんが、それでも抜歯を5年遅らせる事が出来るかもしれません。
しかし、予後不良で1年以内に抜歯になることも考えられます。

●自分の歯に対する執着が強くないなら抜歯でしょう。
抜いてさっさとインプラント。
ただし、インプラントは必ず着くとは限りません5パーセント前後の確立で着かない人もいますし、手術も伴います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-12-14 12:52:07
アメリカと日本では、多少治療に対する考え方が違います。

海外の研修で感じるのは、どちらかというとアメリカは抜歯してインプラント治療を選択する医師が多いかなということです。

それは訴訟の問題やプライベートインシュアランスであること、またアメリカ人の解剖学的形態によるものだと思います。

ただ医学的には、インプラントは天然の歯にかないません。

よってRoot Canelをして充分な予後が期待できる歯を抜歯するのは、間違いであると考えます。


ではご質問者様の場合はどうでしょう。

私としては、Endodontistが治療する価値があると判断した場合、抜歯する必要はないのではないかと思います。

それにインプラントも永久不変なものではないのですし。

#31がダメになった時初めて、ヘミセクションをした#30も同時に抜歯して2本インプラントという歯医者Aの治療方針でも良いかなという気がします。

全身的に問題が無ければ、10年後でもインプラントは余裕をもって可能な年齢と思いますよ。

以上ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あゆむんさん
返信日時:2012-12-18 13:56:41
高田先生、かしば先生

3日前に投稿したのですが、サイトからのメールで反映されていないことに今気づき、お礼が大変遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

先生方、回答どうもありがとうございました。
大変参考になりました。

歯医者Bに紹介してもらったEndodontistに直接相談しに行ってきました。

この先生によると、Root Canelをやってみる価値はあると言われました。
ただ、半年後に神経の様子をみて、それでだめならば、抜歯するしかないと言われました。 

今回の回答も含めて色々考えると、なるべく自分の歯を残したいとより強く思ってきたので、今回はこの先生に治療をお願いしようと考えています。

ありがとうございました。



タイトル 右下7番(#31)再根管治療かインプラントかで悩んでいます(米国)
質問者 あゆむんさん
地域 海外
年齢 47歳
性別 女性
職業 パート・アルバイト
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療の治療法
インプラントその他
アメリカ(米国)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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