ハイブリットではなくセラミックの廉価版という材質は本当にありますか?

相談者: kazumomoさん (43歳:女性)
投稿日時:2012-12-12 16:10:31
10/22  
左上Cが痛むので電話、その日の11:50に来るよういわれ、とりあえず穴に詰物をして時間がないから治療は次回からと言われ帰りました。
消毒もしないでいきなり詰めていたので、虫歯が進んでしまうのではととても不安でした。

10/29  
左上F、ものを噛めないほど痛み(以前にも何度かこの症状があり、普段からすっきりしません)外側の歯茎フィステルなるものがあり、全体写真のレントゲンを見ると歯根に膿の袋が写っていました。
痛み止めを処方。
再治療しても治る見込み低いので抜歯が有力候補。
この日も時間ぎれと言われ、左上Cはそのまま、また不安な日々を過ごしました。

11/7   
左上Cを削った穴を見せられたが私にはそれが神経までいっているかどうかわかりませんでした。
症状としてはすこし凍みて、犬歯(八重歯でAとCに被っています)側が穴が開いていました。
神経を殺す薬をいれてストッピング。

右上D、7年前右上E抜歯し、D、E,Fブリッジの予定でしたが、Eの下は歯茎と隙間を空けると言われ怖くなって治療をやめてしまいました。

そのDは、抜髄してあったものらしかったのですが、薬が下まで届いてないといわれ神経を殺す薬を入れてストッピングでふた。

11/14  
左上C、治療時に痛かったので、神経を殺す薬を再度詰めストッピング。
右上D、こちらは神経を抜いてストッピングでふた。

11/21  
左上C、麻酔して抜髄、下まで行きましたと言われ神経の代わりの者を詰めストッピングでふた。
右上D、神経の代わりのものを詰めてストッピングでふた。

11/30  
土台を入れるということだったが、保険保険外か決めてからでないと土台は入らないと言われ、保険外の材料を写真で見せられた。
見本の模型は白、銀、銀、Eの表側が白くしてありました。

ハイブリットセラミック  48,000円
セラミック        80,000円

別紙の資料で、技工所の一押しで、この2つの間の素材で、今なら60000円のところが、50000円。

三本で150,000円、高いから、白、銀、銀というと銀なら一本25,0000円で、三本で105,000円で土台の料金3,150円は含みます。(ハイブリットセラミックは土台別料金、一押し素材と比べても2,000円くらいしか安くなりません。保険の場合は3,150円別料金、すべての治療にかかる費用は25,000円ほど)

ブリッジの見本みたいにEの表側白くすると値段変わりますか、と聞くと、サービスでしてくれるでしょうと言われ、気持ちが傾きました。
が、その場では決められないが、医療費の申請に間に合わせたいというと保険外の予定で3回予約をとってくれました。

12/7   
この日は娘(18歳)の3回目の治療。左上E、前回インレイが入ったのですがそこが痛いらしく、中学生の時別の歯医者で入れたインレイ右上E(今回のものより頑丈そうに見える、色は今回のものより暗い)右上Eが痛い気がすると言い出しました。

どこを治すのか知りたかったので説明を聞き、念のためレントゲンをといったら、何も出ないと思いますよと言われました。
そして、友達に聞いたのですが、保険でも内側金属で表面レジンで白で直すところあると聞いたので、できますか?と聞くと、そうしたかったらそちらで治療したらどうですかて?違法になりますよ、医院名をあげてそこは摘発されたというのです。

そしてまた治療の時間が無くなると言われたので、話をやめると娘の治療は5分程度、初期虫歯を削ってレジンで埋める、を3本で2640円。

12/10  
不安だったので、年内の治療はあきらめて、この日は説明を聞くことにした。
値段からしてハイブリットだと思っていたのですが、セラミックとのこと。80,000円のものと比べて品質を落とした廉価版だそうです。
違いは、そこまで何度も焼き付けてないことと、金属が貴金属級のものを使うところを貴金属とまではいかない金属を使い、焼き付けに耐えるようにコバルトが入っているそうで、土台は芯が金属で、周りはプラスチックで覆っているものです。

歯の量がまだ割と残っているので、金属の土台より削る量が少なくて済むし、金属と違って根にとのこと。
   
また歯根に病巣ができたときのことを考えると、保険外でやると無駄になってしまうような気がするんです。
保険の素材は身元が確かな安心感があります。

レジンなら割れても直せるのではないかとおもいますが、そんなことないのでしょうか?

焼き付けが少ないなら割れやすいのではないでしょうか?

本当に保険の金属には焼き付けに耐えられないのですか?

コバルトってパラジウムより融点が低いのに焼き付けに耐えるようにコバルトを使うってどういうことなのですか?

芯だけが金属のプラスチックの土台ってあるのですか?

再治療のときははずせるから土台入れて違和感がなくなるまで置いときましょうってほんとに簡単にはずれるの?

汚れが付きやすいプラスチック入れちゃって、菌がいたらすぐ繁殖するってことはないんでしょうか?

技工所の技術が抜群で土台にはめたらぴったりはまってちょっとひっぱったくらいなら外れないと言われたのですが、強磁性を持つコバルト使うから磁石みたいに外れないとかってこと?

ハイブリットくらいの値段の廉価版セラミックって本当にあるんですか?

けんか版って、説明されたんですが、れんかとは違うんでしょうか?


私のようなものをドクターショッピングというのでしょう。
治療を途中でやめてしまう自分が悪いんだと思います。

でも、歯医者に行くたび、実際怖い思いをして不安になり通いきれなくなってしまうんです。
これ以上放っておくわけにもいかず、どうにもならない状況です。
明後日土台を入れる予定だったのですが、怖くてふみきれそうもありません。

このサイトを見つけて、すがるような気持ちで不慣れなパソコンに向かっています。
朝からはじめたので、もう6時間以上かかってしまいました。
どなたかご意見をお聞かせ下さい。
お願いします。 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-12-12 16:55:31
安価な白い歯と言って想像すると、セルコンZやウィロボンドですかね…?
全く解りません。


歯科医歯科的な知識の無い方から詳しい方まで、限られた時間で説明せねばなりません。

まずは(多少不正確でも)患者さんに伝わりやすい「言葉」や「ストーリー」で話をする事が多いです。


それがかえってkazumomoさんにとっては疑問がわいてしまわれたのでしょう。

kazumomoさんがそこまで詳しく調べられたうえでの疑問なわけですから、担当の先生に「もっと詳しく説明してほしい」と伝えられる事をお勧めいたします。



患者さんとコミュニケーションを取るうえで「極力専門用語は使わない」と言うのがセオリーです。

しかし、ウチでは詳しく調べられてからいらっしゃる方には(正しく伝わっているかどうかは別だと考えて)「全部専門用語で話をする」場合があります。

後からご自身で調べられると、僕の言っていた事に矛盾が無い事が解ってもらえるようです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-12-12 17:16:44
kazumomoさん、今日は


治療費のほとんどは技術料です。
材料費や、技工料は同じ技工所ならさほどかわりません。
(技工所が違えば、技工料もかなりかわりますが)

ですので、どこかで手間を省けば安くすることは可能でしょう。
さらに技術料の安い技工所を使い、材料費で最も大きなウェイトをしめる、金属を貴金属以外の物を使用すればさらに安くできます。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-12-12 17:35:06
>けんか版って、説明されたんですが、れんかとは違うんでしょうか?

言葉の問題のようですね。

Googleで「れんかばん」と入力すると「廉価版 - Wikipedia」が一番上に出ます。

Googleで「けんかばん」と入力しても「廉価版 - Wikipedia」が一番上に出ます。


おそらく「れんかばん」と読むのが正しいと思いますが、「けんかばん」と入力される人が多いのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kazumomoさん
返信日時:2012-12-12 23:42:28
本当に答えていただけるなんて、しかもこんなに早く、と感動しました。ありがとうございます。

お話から、ウィロボンド280のことだったんだとわかり、少し不安がやわらぎました。 
抜髄後の違和感が落ち着かず、スプーンでたたくとひびくと訴えたら、土台を入れて様子をみるとのこと。

レジンコアだと思うのですが、入れてから症状がでてもすぐとりだせるといわれているのですが、そんなに簡単にできるんでしょうか?

ウィロボンドと保険の銀だったらどちらのほうが歯をけずらずにすみますか?

ウィロボンドとセルコンZ冠、いくらくらい差があるのでしょうか?

どちらのほうが主流ですか?

教えてください。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-12-13 00:33:47
こんばんわ。カワサキです。

レジンコアだと思うのですが、入れてから症状がでてもすぐとりだせるといわれているのですが、そんなに簡単にできるんでしょうか?

(一般的に)メタルコアに比べると、レジンコアは、除去しやすいです。ただし、簡単に取れるかといえば、歯根を多少は、傷つける可能性は、あります。
慎重を要します。


>ウィロボンドと保険の銀だったらどちらのほうが歯をけずらずにすみますか?

金属の方が、薄く作れますので、厚みを取らない分、金属の方が、歯を削る量は、少ないです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-12-13 13:36:05
>入れてから症状がでてもすぐとりだせるといわれているのですが、そんなに簡単にできるんでしょうか?

また曖昧な表現ですね…。

おそらく「取り出せる」ではなく「除去できる」と言う意味だと思います。

メタルコアは基本、テコの原理を利用して力で外すか、超音波振動で外すか、そっくり削り取ると言う事で除去しますが、レジンコアの場合は「くりぬくだけ」で澄む事が多いです。
マイクロスコープを使って慎重にくりぬけば、ほとんど歯質を傷めずに済みます。


>ウィロボンドと保険の銀だったらどちらのほうが歯をけずらずにすみますか?

銀歯です。


>ウィロボンドとセルコンZ冠、いくらくらい差があるのでしょうか?

どちらも自由診療で使う材料ですから医院さんによって違います。
直接ご確認ください。


>どちらのほうが主流ですか?

どちらも比較的新しい材料ですので「主流かどうか?」と聞かれれば個人的には「まだ差はない(新しすぎて比較のしようが無い)」と思います。


ただ、両者には技工方法に違いがあります。

ウィロボンドは従来からある「メタルボンド」の金属部分の材料をバイオコバルトに変更しただけのものなので、技術的には従来のものとほとんど変わりありません。

セルコンZはCAD/CAMで作りますから、ラボサイドでの作り方が大きく変わってきます。

ちょうど岡先生がブログでセルコンZの話を書かれていたので参考にされてみてはいかがでしょうか?

http://www.okashika.jp/blog/

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kazumomoさん
返信日時:2012-12-13 21:45:57
私の行ける範囲内にマイクロスコープを使っている歯科医はありません。
メタルコアの方が扱いやすいのでしょうか?

歯をたくさん削らなくて済むという理由でレジンコアにするという説明を受けたのですが、レジンコアはメタルコアより深く刺すんですか?

明日、コアを入れる予定なのですが、再治療のことを考えるとどちらにしたらいいんでしょうか?  

違和感が消えるまでしばらく様子を見るということなのですが、コアって仮り留めなんてできますか?

今は、中をくりぬかれた状態ですが、コアをいれるときは歯をめいっぱいけずるのですか?

できれば、セルコンZ冠にしたいのですが、住んでいる県内に扱う歯科医は一件で、ものすごく遠いです。

セルコンZ冠と相性のよいコアって決まってるんでしょうか? 

ほかの医院でコアだけ入れた状態でも対応は可能なのでしょうか?

ウィロボンドのコバルト合金と保険の金属はぜんぜんちがうのですか?

保険でやると歯茎の色が変わっちゃうけど、コバルト合金は変わらないと言われたのですが、昔入れた銀歯のまわりは別に変な色でもないように思います。
大差ないならとりあえず保険の銀でブリッジにして、近所にセルコン冠扱ってくれる医者ができたらやりなおすということもありでしょうか?

コバルト合金と保険の銀、一緒に入ってても何の影響もないんでしょうか?
いま、真っ黒になってる銀歯が一本あって不安です。

大差ないなら保険の銀でとりあえず我慢して、近所にセルコン冠扱ってくれる歯医者ができたらやりなおすということもありですか?

いろいろ、質問してしまいすみません。
どうか、教えてください。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-12-14 14:06:59
質問が多いですね…。


メタルコアの方が扱いやすいのでしょうか?

担当の先生の考え方次第だと思います。
僕はこの7年くらいメタルコアは使用しておりませんが…。


レジンコアはメタルコアより深く刺すんですか?

逆ですね。
レジンコアの方が比較的浅めになると思います。


>再治療のことを考えるとどちらにしたらいいんでしょうか?

再治療を考えるのであればレジンコアの方が有利でしょうか。


>コアって仮り留めなんてできますか?

普通はしません。


>コアをいれるときは歯をめいっぱいけずるのですか?

可能な限り感染歯質は除去する必要があります。


セルコンZ冠と相性のよいコアって決まってるんでしょうか?

どれも同じだと思いますが、レジンコアの方が審美的には有利でしょうね。


>ほかの医院でコアだけ入れた状態でも対応は可能なのでしょうか?

可能は可能ですが、対応してもらえるかどうかは担当の先生次第ですね。
途中で歯科医が変わると言う事は「将来不具合が起きた場合の責任の所在が不明確になる」と言う事ですから、そのあたりをkazumomoさん自身がどう受け止めるかだと思います。


>ウィロボンドのコバルト合金と保険の金属はぜんぜんちがうのですか?

全然違いますね。


>ないならとりあえず保険の銀でブリッジにして、近所にセルコン冠扱ってくれる医者ができたらやりなおすということもありでしょうか?

アリだとは思いますが、その分、歯質は削り直す事になりますから、慎重な判断が必要になると思います。


>一緒に入ってても何の影響もないんでしょうか?

教科書的には異種金属が入っているとガルバニー電流が発生すると習いますが、通常は問題になりません。
僕は過去にお1人だけ「味が変わった」と言われた事があります。
(料亭の板前さんでした)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いろいろ不安があり、ネットで調べる事は大切かも知れませんが、その労力を担当の先生とのコミュニケーションを取る事に向けられる事をお勧めいたします。

基本的に「主治医が決まったらネット検索はしない事」の方が幸せな事が多いです。
僕は自分の患者にはそのように伝えます。

それでも「ネットでこう書かれていた」と言われたら「では、その事を書いた歯科医にかかられてください」と言っておしまいです。

信頼関係が築けませんから…。

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タイトル ハイブリットではなくセラミックの廉価版という材質は本当にありますか?
質問者 kazumomoさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
その他(保険と保険外)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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