二次カリエスで根も半分な左上5番、クラウンの素材でお薦めは?
相談者:
ささき5さん (41歳:女性)
投稿日時:2012-12-24 02:05:07
はじめまして。
左上5番の治療について質問させて頂きます。
神経をとって治療してあった歯なのですが、最近撮ったレントゲンで虫歯になっていることがわかりました。
骨もすこし溶け、根が半分になっているという状況でしたが、根の治療は終了しました。
そこで、被せ物の素材についてですが、銀歯はあまり考えられない旨を伝えたところ、セラミックを勧められました。
ただ、すでに根が半分になっているので、この歯がどのくらい持つのかは分からない…という状況です。
(多分、大丈夫な可能性の方が多いということですが。)
調べてみると、犬歯より後ろの歯にはハイブリッドなども使われているようなので、質問してはみたのですが、プラスチックが入っていて変質の可能性がある為、あまりお勧めしていない…とのことでした。
実際この位置の歯にはどのような素材が良く使われるものなのでしょうか。
この歯が次に虫歯になれば多分抜歯になると言われています。
大切にしたいのですが。
宜しくお願い致します。
左上5番の治療について質問させて頂きます。
神経をとって治療してあった歯なのですが、最近撮ったレントゲンで虫歯になっていることがわかりました。
骨もすこし溶け、根が半分になっているという状況でしたが、根の治療は終了しました。
そこで、被せ物の素材についてですが、銀歯はあまり考えられない旨を伝えたところ、セラミックを勧められました。
ただ、すでに根が半分になっているので、この歯がどのくらい持つのかは分からない…という状況です。
(多分、大丈夫な可能性の方が多いということですが。)
調べてみると、犬歯より後ろの歯にはハイブリッドなども使われているようなので、質問してはみたのですが、プラスチックが入っていて変質の可能性がある為、あまりお勧めしていない…とのことでした。
実際この位置の歯にはどのような素材が良く使われるものなのでしょうか。
この歯が次に虫歯になれば多分抜歯になると言われています。
大切にしたいのですが。
宜しくお願い致します。
回答1
回答日時:2012-12-24 06:07:14
ささき5さん
おはようございます
僕も個人的にセラミックをおすすめいたします。
ハイブリッドをすすめない理由は、ささき5さんがお書きになられた理由がそのままです。
>この歯がどのくらい持つのかは分からない…という状況です。
状態が悪い歯であれば、なおさら理想的な治療な選択されて、少しでも長く持てば、お口の中全体から見れば価値の高いことだと思います。
おはようございます
僕も個人的にセラミックをおすすめいたします。
ハイブリッドをすすめない理由は、ささき5さんがお書きになられた理由がそのままです。
>この歯がどのくらい持つのかは分からない…という状況です。
状態が悪い歯であれば、なおさら理想的な治療な選択されて、少しでも長く持てば、お口の中全体から見れば価値の高いことだと思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2012-12-24 08:24:00
ささき5さまおはようございます。
右上5番の補綴物の素材について悩んでいらっしゃるようですね、骨が溶けてきていて歯根長も短いようですが歯根長自体は短くても歯周組織が健全なら大きな問題は起きないと思います。
むしろ骨が溶けてきているというくだりが気になります、おそらく歯周病のことをさしているのではないかと推測しますがもし現在も歯周病に罹患しているなら歯周病を治してしまってから被せたほうがいいと思います。
歯を失う原因の多くは歯周病とむし歯と歯根破折です、したがってそのそれぞれについて対策を講じたほうがいいと思います。
歯周病の原因はプラークですから歯磨き技術の向上が欠かせません、またむし歯予防の観点からも間食の摂りすぎは避けるべきだと考えます。
一方無髄歯とのことなので歯根破折のリスクもあると考えてください、これの対策も必要だと思います。
個人的にはセラミックをお勧めしますがセラミックを被せたからといって歯が長持ちするわけではありません、あくまでも白い歯をご希望ならハイブリッドに比べて素材として優れているというだけです。
誰でも歯を健全な状態で長く使いたいというのはもっともなことですからその歯に応じた対策を取っておいたほうがいいということになります。
主治医にこのあたりも含めて尋ねておかれてはいかがでしょうか。
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
むし歯のできないおさとうの量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
短い歯根
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2701
右上5番の補綴物の素材について悩んでいらっしゃるようですね、骨が溶けてきていて歯根長も短いようですが歯根長自体は短くても歯周組織が健全なら大きな問題は起きないと思います。
むしろ骨が溶けてきているというくだりが気になります、おそらく歯周病のことをさしているのではないかと推測しますがもし現在も歯周病に罹患しているなら歯周病を治してしまってから被せたほうがいいと思います。
歯を失う原因の多くは歯周病とむし歯と歯根破折です、したがってそのそれぞれについて対策を講じたほうがいいと思います。
歯周病の原因はプラークですから歯磨き技術の向上が欠かせません、またむし歯予防の観点からも間食の摂りすぎは避けるべきだと考えます。
一方無髄歯とのことなので歯根破折のリスクもあると考えてください、これの対策も必要だと思います。
個人的にはセラミックをお勧めしますがセラミックを被せたからといって歯が長持ちするわけではありません、あくまでも白い歯をご希望ならハイブリッドに比べて素材として優れているというだけです。
誰でも歯を健全な状態で長く使いたいというのはもっともなことですからその歯に応じた対策を取っておいたほうがいいということになります。
主治医にこのあたりも含めて尋ねておかれてはいかがでしょうか。
歯周病
http://yamadashika.jp/perio.html
むし歯のできないおさとうの量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
短い歯根
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2701
回答3
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2012-12-24 18:13:43
こんにちわ。カワサキです。
> 実際この位置の歯にはどのような素材が良く使われるものなのでしょうか?
セラミッククラウン(メタルボンドを含む)が、良く用いられると思います。
ただ、被せ物は、材料学的な問題ではなく、咬みあわせ・根の状態・歯茎の状態も、考慮しないとよくないです。
ハイブリットセラミックは、耐久性に弱いですが、その分、弾力性があり、咬みあわせ・歯根・歯茎には、優しい素材です。
次のやり直しも含めて、総合的に判断した方がいいと思います。
>この歯が次に虫歯になれば多分抜歯になると言われています。
>大切にしたいのですが。
虫歯よりも、根や歯茎のファクターが強いかも知れません。
アフターフォロー・メンテナンスを含めて、担当医の先生とよく、相談しましょう。
> 実際この位置の歯にはどのような素材が良く使われるものなのでしょうか?
セラミッククラウン(メタルボンドを含む)が、良く用いられると思います。
ただ、被せ物は、材料学的な問題ではなく、咬みあわせ・根の状態・歯茎の状態も、考慮しないとよくないです。
ハイブリットセラミックは、耐久性に弱いですが、その分、弾力性があり、咬みあわせ・歯根・歯茎には、優しい素材です。
次のやり直しも含めて、総合的に判断した方がいいと思います。
>この歯が次に虫歯になれば多分抜歯になると言われています。
>大切にしたいのですが。
虫歯よりも、根や歯茎のファクターが強いかも知れません。
アフターフォロー・メンテナンスを含めて、担当医の先生とよく、相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
ささき5さん
返信日時:2012-12-28 01:18:56
橋本先生、山田先生、川崎先生
ご回答頂きまして、ありがとうございました。
大変参考になりました。
頂いたご回答を踏まえて、もう一度良く相談して決めたいと思います。
ありがとうございました。
ご回答頂きまして、ありがとうございました。
大変参考になりました。
頂いたご回答を踏まえて、もう一度良く相談して決めたいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 二次カリエスで根も半分な左上5番、クラウンの素材でお薦めは? |
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質問者 | ささき5さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ハイブリッドセラミッククラウン お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) 根管治療後の詰め物・被せ物 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。