[写真あり] 4歳、乳中切歯の先天欠損の治療方法について

相談者: 瑞雪さん (4歳:女性)
投稿日時:2013-01-03 01:11:39
4歳の娘の乳中切歯A一本が先天性決歯、レントゲン撮影の結果、永久歯も同様に欠損しているとのこと。

矯正歯科を受診したところ、

矯正して隣りの歯を寄せ、歯並びを整える。
中切歯としての長さが足りない歯は、歯の先に(何かを)継ぎ足して長さを整える。
その際、固い物を噛めば崩れてしまうこともあるが、その都度継ぎ足す」

というような方法を提案され、そんな付け焼き刃的な治療しかできないのかと愕然としました。
みなさまでしたらどのように治療してくださいますでしょうか。

@インプラントという選択肢もあると思うのですが、その際、インプラントが可能となる年齢に達するまで、娘の歯はどのような状態になるのでしょう?
差し歯のようなものをつけることができるのでしょうか?
思春期に前歯が無いというのは不憫です。

A健康な歯を削って上からかぶせるクラウンのような方法には抵抗があるのですが、治療法の一つとして検討したほうがよろしいでしょうか?

B歯の長さを伸ばす治療があるということも聞いたことがあるのですが...。


ご意見・ご提案をいただけますと幸甚です。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-03 09:05:49
>@インプラントという選択肢もあると思うのですが、その際、インプラントが可能となる年齢に達するまで、娘の歯はどのような状態になるのでしょう?
差し歯のようなものをつけることができるのでしょうか?
>思春期に前歯が無いというのは不憫です。

入れ歯か接着剤で歯を固定するなどの方法になると思います。
成長期が終われば、インプラントは可能になると思います。


>A健康な歯を削って上からかぶせるクラウンのような方法には抵抗があるのですが、治療法の一つとして検討したほうがよろしいでしょうか?

1つとして検討はすべきです。
ただし、削って被せるのに抵抗があるのであれば、入れ歯あるいは接着剤で歯を固定するなどの方法になるのではないかとは思いますが、利点欠点を良く聞いてから決断して下さいね。


>B歯の長さを伸ばす治療があるということも聞いたことがあるのですが...。

伸ばしても歯の形は変わりません。
必要があるか、担当医と相談してみて下さいね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-03 12:04:19
お写真からは、欠損しているのは乳中切歯ではないように見えるのですが…


>そんな付け焼き刃的な治療しかできないのかと愕然としました。

成長が完了すれば欠けにくい被せ物も可能になりますが、担当医が提案した方法はそれまでの間の治療方法としては決して「付け焼き刃」的なものではないと思います。


>インプラントという選択肢もあると思うのですが、その際、インプラントが可能となる年齢に達するまで、娘の歯はどのような状態になるのでしょう?

実際にお子さんに行うのが適切かどうかは別として、成長が終わるまで何らかの装置でスペースを確保して、そこに見た目を補うための仮歯をつけておくことは可能かもしれません。


>健康な歯を削って上からかぶせるクラウンのような方法には抵抗があるのですが、治療法の一つとして検討したほうがよろしいでしょうか?

選択肢の一つとしては検討に値すると考えられます。


>歯の長さを伸ばす治療があるということも聞いたことがあるのですが...。

おそらく今回のケースでは目的を達成する手段としては当てはまらないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-01-03 12:12:04
インプラントあるいは歯を削ってかぶせる以外の方法としては、現状の伊歯並びでもある程度満足されているのでしたら、矯正して隣りの歯を寄せ、歯並びを整え、終了とするという考えもあると思います。

下顎前歯の1本欠損ではよく行われる方法です。

歯科医師は別として、一般の方だと許せるレベルかもしれません。(経験はないのではっきりしたことは言えません)


それ以外に右の中切歯抜歯して寄せるという方法もあります。交通事故等で中切歯2本を抜歯しなくてはならなくなってしまったような状況で、選択する場合があります。

どういった方法を選択するにしても、その方法を何例か経験したことのある歯科医院で治療を受けたほうが、メリットもデメリットもわかっているのでベターかと思いますが、上顎中切歯1本の先天欠如はそれほど頻度の高い症例ではありませんので、探すのは困難かもしれません。
ちなみに私は1例も経験がありません。(治療どころか見たこともありません)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 瑞雪さん
返信日時:2013-01-03 12:48:14
加藤道夫 先生

お忙しい中ご返信頂き誠にありがとうございます。

>>B歯の長さを伸ばす治療があるということも聞いたことがあるのですが...。
>伸ばしても歯の形は変わりません。
>必要があるか、担当医と相談してみて下さいね。

なるほど。。
そうですね。
長ささえ揃えばいいかと考えておりました。
ご指摘いただきありがとうございます。

歯が小さいという方からのご質問で、歯茎切開をご提案されている先生がいらっしゃいましたが、娘のような症例の場合はそういう方法も見当違いでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 瑞雪さん
返信日時:2013-01-03 17:50:10
堀稔先生

お忙しい中ご返信頂き誠にありがとうございます。

まだまだ見づらいかと思いますが、正面からの写真をアップ致します。
中心に二本あるべき乳中切歯が一本だけ、中心線をまたがるように生えています。
そして、横の歯が中央によって来ているようです。

>成長が完了すれば欠けにくい被せ物も可能になりますが、担当医が提案した方法はそれまでの間の治療方法としては決して「付け焼き刃」的なものではないと思います。


なるほど。。
担当医の提案は成長するまでの治療方法ということだったのですね!

永久的に「継いでは崩れ...」を繰り返すという意味かと思っておりました。
先生のご説明で少し合点がいきました。ありがとうございます。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 瑞雪さん
返信日時:2013-01-03 18:00:08
森川先生

お忙しい中ご返信頂き誠にありがとうございます。


>現状の伊歯並びでもある程度満足されているのでしたら、矯正して隣りの歯を寄せ、歯並びを整え、終了とするという考えもあると思います。

その場合、どの段階で治療が開始になるのでしょう?
乳歯が抜ける前から通院した方がよろしいのでしょうか?

またその場合、中切歯2本の大きさが異なる状態になると思いますが、それを改善する方法はありますでしょうか?


>右の中切歯を抜歯して寄せる

この方法については考えもしませんでしたが、先生のお考えとしてはインプラントと比べた場合、どちらがよりよい方法だと思われますか?


>上顎中切歯1本の先天欠如はそれほど頻度の高い症例ではありません

やはりそうなのですね。。

ネットでいろいろと調べましたが、同様の症例を一つも検索できず、こちらのサイトで相談させていただいた次第です。

他の質問への回答を見ても、「中切歯二本さえ整っていれば審美的にはある程度OK」という内容が多く見られ、そのうちの一本を欠損しているという娘の現状に大変不安を抱いております。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-03 18:22:32
>歯が小さいという方からのご質問で、歯茎切開をご提案されている先生がいらっしゃいましたが、娘のような症例の場合はそういう方法も見当違いでしょうか?

今四歳ですから、気になるとは思いますが六歳頃に前歯が出てきてから考えることになると思いますが・・・。

あせる気持ちはわかりますが、時間は十分にありますので担当の先生と良く相談することが一番ではないかと思います。

分からないことは直接担当の先生と良く相談してみて下さいね。

どうしても納得ができないのであればネットでは審査診断が出来ないので(写真も同じように見えないなど)回答には限界がありますから、他の歯科医院を受診して相談されてみてはいかがでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-03 18:24:03
>その場合、どの段階で治療が開始になるのでしょう?

診察させていただいたわけではありませんので、これだけの情報ではわかりません。


乳歯が抜ける前から通院した方がよろしいのでしょうか?

治療開始時期がわからないわけですから通院は早いほうがよいです。
治療開始にはまだ早いようなら経過観察をしていけばいいだけで、何の問題もないですが、開始が遅ければ元にはもどれませんので。


>この方法については考えもしませんでしたが、先生のお考えとしてはインプラントと比べた場合、どちらがよりよい方法だと思われますか?

個人的にはインプラントは勧めません。(それは私自身がインプラントの経験が少ないということが影響しているからかもしれません)




タイトル [写真あり] 4歳、乳中切歯の先天欠損の治療方法について
質問者 瑞雪さん
地域 非公開
年齢 4歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科その他
補綴関連
その他(写真あり)
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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