高齢の母の上顎2本抜歯について(ボナロン・ステロイド・バッファリン服用)
相談者:
hirolinさん (54歳:女性)
投稿日時:2013-01-06 01:10:20
こんにちは
私の母83歳(要介護4)は50代リウマチに罹患し、ステロイドを30年間服用、骨粗しょう症でボナロン服用(5年以上)も軽い脳梗塞、バッファリン服用(3年)骨密度のかなりひどい状況で糖尿病、動脈硬化もあり、多くの薬を服用しています。
また3年前に第一腰椎を圧迫骨折しています。
70歳位の頃、近所の歯科医で前歯をインプラント治療し、上顎の歯は2−3年前より入れ歯ですが、上顎前歯2本(残り歯)のうち1本から重度?の歯周病で膿がでています。
2本のうち1本割れているそうです。
リウマチで受診している都立病院で口腔科に12月末に初めて受診し状況がわかりました。
12月末よりボナロンの服用(現在2週目)をやめ、3月頃に前歯の残り部分を2本抜歯する予定です。
ボナロン中止で顎関節への副作用がでないか心配です。
現在まで歩行器で歩いていましたが、年末位から体を支えられず、背骨や足の筋力の低下のためかふらつきもあり、ボナロンを止めてからの影響かわかりません。
夏頃に食欲がかなりなく大変でしたが、抜歯後に食事に影響がでないか・・心配です。
根幹治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
消毒だけして放置するとどうなりますか?
なお、抜歯には全身麻酔も笑気ガスも使わないとのことです。(胃カメラでは検査できず途中から使用しました。)
どうしたら良いでしょうか?
宜しくお願い致します。
私の母83歳(要介護4)は50代リウマチに罹患し、ステロイドを30年間服用、骨粗しょう症でボナロン服用(5年以上)も軽い脳梗塞、バッファリン服用(3年)骨密度のかなりひどい状況で糖尿病、動脈硬化もあり、多くの薬を服用しています。
また3年前に第一腰椎を圧迫骨折しています。
70歳位の頃、近所の歯科医で前歯をインプラント治療し、上顎の歯は2−3年前より入れ歯ですが、上顎前歯2本(残り歯)のうち1本から重度?の歯周病で膿がでています。
2本のうち1本割れているそうです。
リウマチで受診している都立病院で口腔科に12月末に初めて受診し状況がわかりました。
12月末よりボナロンの服用(現在2週目)をやめ、3月頃に前歯の残り部分を2本抜歯する予定です。
ボナロン中止で顎関節への副作用がでないか心配です。
現在まで歩行器で歩いていましたが、年末位から体を支えられず、背骨や足の筋力の低下のためかふらつきもあり、ボナロンを止めてからの影響かわかりません。
夏頃に食欲がかなりなく大変でしたが、抜歯後に食事に影響がでないか・・心配です。
根幹治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
消毒だけして放置するとどうなりますか?
なお、抜歯には全身麻酔も笑気ガスも使わないとのことです。(胃カメラでは検査できず途中から使用しました。)
どうしたら良いでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2013-01-06 01:23:48
こんにちは。
ボナロンの服用で、顎骨壊死を起こす可能性があることを心配されていると思います。
顎骨壊死は、細菌感染が持続することから引き起こされることがある病態です。
ボナロンはその可能性をごくわずかながら高めます。
とはいえ顎骨壊死自体の可能性は本来大変低いものです。
過度に心配する必要はありません。
大事なことは、細菌感染している病変部分を細菌がなるべく少ない状態に維持することを心がけることです。
抜歯するにせよ、根管治療するにせよ、そのような状態に持ち込んで維持することが一番安心な状態といえます。
ボナロンの服用で、顎骨壊死を起こす可能性があることを心配されていると思います。
顎骨壊死は、細菌感染が持続することから引き起こされることがある病態です。
ボナロンはその可能性をごくわずかながら高めます。
とはいえ顎骨壊死自体の可能性は本来大変低いものです。
過度に心配する必要はありません。
大事なことは、細菌感染している病変部分を細菌がなるべく少ない状態に維持することを心がけることです。
抜歯するにせよ、根管治療するにせよ、そのような状態に持ち込んで維持することが一番安心な状態といえます。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-01-06 03:21:08
hirolin さん、こんばんは。
お母さまのこと、ご心配ですね。
>根幹治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
>消毒だけして放置するとどうなりますか?
保存できないかどうかについては、抜歯予定の施設に改めてご相談なさってみてください。
ただ、個人的には「重度?の歯周病で膿がでています。」ということであれば、抜歯が相当のような気がします。
お大事に。
お母さまのこと、ご心配ですね。
>根幹治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
>消毒だけして放置するとどうなりますか?
保存できないかどうかについては、抜歯予定の施設に改めてご相談なさってみてください。
ただ、個人的には「重度?の歯周病で膿がでています。」ということであれば、抜歯が相当のような気がします。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
hirolinさん
返信日時:2013-01-06 10:26:08
回答3
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-01-06 11:42:05
こんにちは。
カワサキです。
私は、介護保険の認定審査委員をしていますが、お母様のような状態の患者さんは、多いです。
>根管治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
>消毒だけして放置するとどうなりますか?
感染源をそのまま放置するのは、逆に全身にとっても良くないです。(血流を通して、細菌が全身へ回ります)
根が割れていると、抜歯も止む無しかもしれないです。
>抜歯には全身麻酔も笑気ガスも使わないとのことです。
>どうしたら良いでしょうか?
抜歯後の感染ケアをしっかりと行えば、全身麻酔や笑気は必要ないと思います。
医科ー歯科と連携をしながら、担当の先生によく相談してみましょう。
カワサキです。
私は、介護保険の認定審査委員をしていますが、お母様のような状態の患者さんは、多いです。
>根管治療で抜歯せずに済ませることは可能でしょうか?
>消毒だけして放置するとどうなりますか?
感染源をそのまま放置するのは、逆に全身にとっても良くないです。(血流を通して、細菌が全身へ回ります)
根が割れていると、抜歯も止む無しかもしれないです。
>抜歯には全身麻酔も笑気ガスも使わないとのことです。
>どうしたら良いでしょうか?
抜歯後の感染ケアをしっかりと行えば、全身麻酔や笑気は必要ないと思います。
医科ー歯科と連携をしながら、担当の先生によく相談してみましょう。
相談者からの返信
相談者:
hirolinさん
返信日時:2013-01-06 21:53:13
川崎先生
ご回答ありがとうございます。
全身麻酔や笑気は必要ないとのことと納得しました。
介護保険の認定審査委員をされているのですね。
私の母は年2〜3回位 気管支炎とか入院しています。
夏はエンシュア中心になり、あの頃から膿が出ていたのかもしれせん。
現在は入れ歯は必ず外して少し食べれます。(補助としてエンシュア1本)
病院のリウマチ科の先生は9月末で異動ありました。
9月頃からCRPが若干高くなり、現在の先生から12月の血液検査のデータで炎症があること指摘され、風邪?と言われましたが根の炎症だったとかもしれません。
歯科には2週間に一度通院ですが、自宅のうがいだけで3月まで全身に菌が回らないかしら・・・
また、自宅で11月頃に軽い転倒したためかボナロンを中止した(12月末より)影響か?最近は外で歩行器使用の歩行に足がもつれたり、ふらついたり転倒リスクが大きくなりました。
3月の抜歯、その後もボナロンを中止すると背骨も弱くなり足への影響が心配です。
1年前は今より歩行できたので・さらに悪化してほしくないし、何とか元に戻してあげたいのです。
アドバイス心より感謝しています。
ご回答ありがとうございます。
全身麻酔や笑気は必要ないとのことと納得しました。
介護保険の認定審査委員をされているのですね。
私の母は年2〜3回位 気管支炎とか入院しています。
夏はエンシュア中心になり、あの頃から膿が出ていたのかもしれせん。
現在は入れ歯は必ず外して少し食べれます。(補助としてエンシュア1本)
病院のリウマチ科の先生は9月末で異動ありました。
9月頃からCRPが若干高くなり、現在の先生から12月の血液検査のデータで炎症があること指摘され、風邪?と言われましたが根の炎症だったとかもしれません。
歯科には2週間に一度通院ですが、自宅のうがいだけで3月まで全身に菌が回らないかしら・・・
また、自宅で11月頃に軽い転倒したためかボナロンを中止した(12月末より)影響か?最近は外で歩行器使用の歩行に足がもつれたり、ふらついたり転倒リスクが大きくなりました。
3月の抜歯、その後もボナロンを中止すると背骨も弱くなり足への影響が心配です。
1年前は今より歩行できたので・さらに悪化してほしくないし、何とか元に戻してあげたいのです。
アドバイス心より感謝しています。
タイトル | 高齢の母の上顎2本抜歯について(ボナロン・ステロイド・バッファリン服用) |
---|---|
質問者 | hirolinさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 薬剤その他 糖尿病 抗血小板剤・抗凝固剤服用中 骨粗鬆症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。