前歯の虫歯、レントゲン撮影なしの診断と治療に疑問

相談者: gato1116さん (32歳:女性)
投稿日時:2012-12-29 09:50:28
上の正面の前歯二本(No.11、 No.21)の歯茎と歯のちょうど境目あたりに、小さな穴がいくつかぽつぽつとあいていて、痛みがあったので歯医者へ行ってきました。

虫歯と言われたので、ドリルで削り、レジンをつめて、レーザー探知機みたいなものでレジンを固定してもらって帰ってきました。

この診断/治療にレントゲンは全く撮らなかったのです。
視診のみで、治療をおこないました。

前歯にレントゲンでしか発見できない虫歯があるのではないかと心配しています。

どうして、先生はレントゲンを撮らなかったのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-12-29 10:27:16
>先生はレントゲンを撮らなかったのでしょうか?

必要無いと判断したからだと思います。

文章からは5級のレジン充填の様に思えます、5級なら私もレントゲンを撮らない事も多いです。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-12-29 10:43:20
細見先生に補足しておくと、5級というのは表面(唇側)だけのむし歯という意味ですね。

レントゲンでは表や裏のものはまず分かりませんし、レントゲンでしか見えない可能性があるむし歯というのは両隣りの歯との隣接面のむし歯なのですが、それでも検出率は大体50%程度とも言われています。

私も必要無いと判断したからだと思いますよ。



因みに、「レーザー探知機みたいなもの」はおそらく光照射器のことで、レジンに特定の波長を持った光を当てて、ただ固めるための機械ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gato1116さん
返信日時:2012-12-29 14:13:45
細見先生 

ご回答ありがとうございます。
追加で質問があります。

虫歯の等級があるのですね。

1級から何級まであるのでしょうか?
1級が最悪の虫歯なのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gato1116さん
返信日時:2012-12-29 14:21:13
渡辺先生 

ご回答ありがとうございます。
追加で質問があります。

インターネットで虫歯の写真を検索すると、歯の表面に茶色や黒い染みがついている写真が見つかります。
自分としては、これが一般的に虫歯と呼ばれる状態なんだという認識です。

でも、今回治療された自分の前歯の虫歯には、自分の目で見た限りでは、茶色や黒い染みはありませんでした。
そのかわり、表面上に無色のポツポツと小さい穴が開いているだけでした。

だから、今回の治療で、歯医者さんが虫歯を削っているときに、何を基準に削っているのかすごく不思議でした。素人からしたら、茶色や黒い染みが虫歯だとしたら、その部分だけを削ればいい(茶色や黒い部分がなくなるまで削る)と分かるのですが、無色のポツポツとした小さい穴が虫歯だとしたら、前歯の表面を、どのくらい深く、どのくらい広く削ればいいのか、検討もつきません。

自分としては、茶色や黒い虫歯よりも、ポツポツとした小さい穴の虫歯は、歯のどこまで虫歯が広がっているか分かりにくいように見えます。
なので、歯医者さんは、ドリルで削って、レジンをつめたあとに、ドリルで削り残した(視診で見逃した)虫歯がないか、ちゃんとダイアグノデントで最後の確認をしているのかと勘違いしたのです。
でも、光照射器というものだったのですね。


質問:無色のポツポツとした小さい穴が虫歯の場合は、どうやってどのくらい深く、どのくらい広く削るか判断するのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-12-29 14:21:15
こんにちわ。
カワサキです。


>どうして、先生はレントゲンを撮らなかったのでしょうか?

レントゲンは、立体を平面に写す、影絵です。
虫歯の判断は、レントゲンが万能ではなく、視診・触診などを総合的に判断して行います。
(レントゲンも被曝の問題があるので、必要最小限が、原則です)


>1級から何級まであるのでしょうか?
>1級が最悪の虫歯なのでしょうか?

1級〜5級まであります。
ただ、これらは、虫歯の進行具合を示すものではなく、虫歯の部位を表すものです。
1級……咬み合わせの面、2級……歯と歯の間、……を表します。


ご参考までに。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-12-31 00:07:17
>無色のポツポツとした小さい穴が虫歯の場合は、どうやってどのくらい深く、どのくらい広く削るか判断するのでしょうか?

どこからどこまでの範囲がむし歯なのか?
それと修復処置を行うべきかどうかの判断、使用する材料の選択

・・は、患者さんが想像しているほど簡単な話ではなくて、非常に専門的で長い話になります。

触りだけ簡単にご説明しますと、穴は空いていてもむし歯と診断しない場合と、むし歯と診断されても活動性と診断される場合、非活動性と診断される場合があります。

活動性のむし歯と診断された場合も、非侵襲的な治療(プラークコントロールフッ化物の積極利用等)が選択される場合と侵襲的な治療(充填)が選択される場合があって、削る範囲の決定について通常ダイアグノーデントの様な機械を使うことはありません。

歯質の色もそうですが、硬さがより重要な判断材料になります。

他に数種類ある齲蝕検知液という薬品(削るべき歯質のみが染色される、ということになっている薬品)を併用する先生は結構おられますし、他稀に他の方法(他の薬品やレーザー等)を併用される場合もありますね。

あと選択する修復方法や材料によって、便宜的に削る範囲を変える場合もあるのですが、以上全て踏まえて「先生によって色々」というのが実状だと思います。。。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gato1116さん
返信日時:2013-01-04 07:48:00
渡辺先生 

ご回答ありがとうございます。


自分は、歯医者さんへ行く前に、9本充填している歯があって、もうこれ以上充填している歯を増やしたくないと思っていました。

でも、歯医者さんから治療方法や治療過程の説明なしに、侵襲的な治療になってしまい、結果として、前歯2本充填している歯が増えて、全部で11本充填している歯になってしまい、非常に残念です。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-04 09:50:21
西山です

これからは是非、「診査、診断、方針説明」と「治療」を分けて考えて、今治療を受けるかどうかを一度考えますと伝えるようにして下さいね。

治療受けるか否かの決定権は患者にありますので、

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-01-04 11:51:07
病状、治療方針などをしっかり聞いて、治療するか・しないかを考えてから治療が受けたいとのことでしょうか!?

であれば、そういったスタンスで診療をしている歯科医院を選んでもらう必要があると思いますよ。

ただ、レントゲンなどの診断ツールは歯科医師が必要だと思えば撮影します、これは患者さんの希望で行うものではありませんのでね^^;

基本的に説明の量は歯科医院毎に異なります、また治療治療方針の説明は多くの場合で説明後治療を行うという前提の元、説明を行いますので、その後治療をしないと嫌がられてしまう面はあるかもしれませんね^^;
保険診療では説明の時間は先生が15分行っても、その分の費用はもらえませんので)

初診時の電話問い合わせで、

「治療の説明をしてもらってから、治療する・しないを考えてもいいですか!?」

など聞かれた方がいいと思いますよ。

おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: gato1116さん
返信日時:2013-01-10 10:01:13
西山先生

ご回答ありがとうございます。

虫歯だという診断が出た時点で、歯医者さんに、「治療を送らせた場合、どのように/どのくらい虫歯が進行するか」と質問したのですが、歯医者さんからは、「分からない」という返事でした。

虫歯が進行してしまうのも嫌だったので、その場で治療する事にしました。


やはり、自分の体の事ですので、治療過程や治療方針の説明をしてくれる歯医者さんを探しているのですが、なかなか見つかりません。
今後も探したいと思います。



タイトル 前歯の虫歯、レントゲン撮影なしの診断と治療に疑問
質問者 gato1116さん
地域 海外
年齢 32歳
性別 女性
職業 その他
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
その他(診断)
レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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