ブラックマージン改善のためのメタルコア交換のリスクは?

相談者: shiyonoさん (23歳:女性)
投稿日時:2013-01-12 01:08:48
一年ほど前に、メタルボンドセラミックスを使って、下の前歯ブリッジをしました。
土台は、(先生から何の説明もされていませんが)おそらく金属だと思われます。

両の歯の神経を抜いて治療しました。
レントゲンで見ると、土台の歯に、細く長い白い物体が入っているのが確認できます。

現在、ブラックマージンだと思われる症状(ブリッジにした歯の歯茎が青い状態で歯茎はまだ垂れていないため、金属部分は露出していません)になっており、年月が経つにつれてどんどん酷くなるのではないかと、非常に心配しています。

ブラックマージンを改善するために、私はどんな治療を受けるべきだと思われますか。

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□私について

私は生まれつき下の前歯2本の永久歯がありません。

永久歯がないため抜けずにいた子供の歯2本は、大人の歯一本分の太さであったため、「子供の歯を2本抜いたがブリッジの間の歯は一本」という特殊な形態のブリッジになっています。

インプラント専門歯科口腔外科出身の院長先生にお話を伺ったところ、3DのCTを撮っていただき

「下の前歯は、神経と非常に近いため、インプラントは勧められない。
するならば、現在のブリッジの土台の歯をインプラントにしてから、そこを土台にして新たにブリッジにするのをお勧めする」

と、指導を受けました)。

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■質問

1.もしも、今から[金属土台+メタルボンドセラミックス]から、[グラスファイバー土台+ジルコニア]に変えるとなると、土台の歯の寿命は著しく縮まってしまうでしょうか?

セカンドオピニオンの院長先生からは、

「ブリッジの土台は奥深くまでしっかり入っているから、ブリッジの寿命はかなり長いはずだ。
30年くらいもつんじゃないか?」

と言われています)


2.ブラックマージンは、金属を取り除くのが早ければ早いほど、治療後の改善状態は良いのでしょうか?

下の前歯なので、唇に隠れるため、高額になるであろうブラックマージン悪化防止策をとるか、現状維持にするかで迷っています。

ブラックマージンが今後どの程度まで悪化するのかが心配です。
現状維持をすると、加齢による歯茎の垂れ下がりや、長年の金属の染み出しにより、歯の根元の色がどんどん黒くなっていくのではないかと心配しています。

3.土台を抜き替えてブリッジを新しく作るよりも、両の歯の寿命は諦めて、今すぐに土台2本インプラント+ブリッジにした方が良いでしょうか?
その場合、今後ブラックマージンの危険性はありますか。

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治療した先生からは、ファイバーやジルコニアといった、ブラックマージンを防ぐ方法が存在することについて、全く説明はされていません。

そのため、この質問をしては失礼に当たるのではないかと、こちらで質問した次第です。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答のほど、何卒宜しくお願い致します。


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: shiyonoさん
返信日時:2013-01-12 02:16:08
ブリッジの場所が分かりにくいため、補足致します。

>私は生まれつき下の前歯2本の永久歯(1番が2本とも)がありません。

>永久歯がないため抜けずにいた子供の歯2本(A2本)は、大人の歯一本分の太さであったため、「A2本を抜いて、2番の2本を土台としているが、ブリッジの間の歯は一本」という特殊な形態のブリッジになっています。

ご参考にして頂けたら幸いです。
回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-12 02:38:22
shiyonoさまこんばんわ。

下顎中切歯の欠損のためブリッジを装着していてその支台歯ブラックマージンになってきたため悪化を防ぐため作り直しを考えていらっしゃるのですね。

>1.もしも、今から[金属土台+メタルボンドセラミックス]から、[グラスファイバー土台+ジルコニア]に変えるとなると、土台の歯の寿命は著しく縮まってしまうでしょうか?

そのようなことはないと考えています。
、要は丁寧にコアをはずすかどうかだと思います。
Drの技術的な問題でしょう。

下手であればそのようなことがあるかもしれません。


>「ブリッジの土台は奥深くまでしっかり入っているから、ブリッジの寿命はかなり長いはずだ。
30年くらいもつんじゃないか?」

長持ちするかどうかについてはコアの長さではなく根管治療のクオリティの問題と歯根破折を起こさないような配慮がしてあるかどうかでしょう。
またその他諸々の問題について配慮があるか否かでしょう。


>加齢による歯茎の垂れ下がりや、

加齢による歯肉の退縮についてはそれほど心配なさらなくてもいいと思います。
むしろ歯周組織の健康維持についてご自信でできるかどうかだと思います。


3.土台を抜き替えてブリッジを新しく作るよりも、両の歯の寿命は諦めて、今すぐに土台2本インプラント+ブリッジにした方が良いでしょうか?

個人的にはもってのほかだと思います。


>今後ブラックマージンの危険性はありますか。

ブラックマージンにならないような配慮があればそのような心配はないと思います。
参考になれば幸いです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-12 09:08:27
>1.もしも、今から[金属土台+メタルボンドセラミックス]から、[グラスファイバー土台+ジルコニア]に変えるとなると、土台の歯の寿命は著しく縮まってしまうでしょうか?

>(セカンドオピニオンの院長先生からは、「ブリッジの土台は奥深くまでしっかり入っているから、ブリッジの寿命はかなり長いはずだ。30年くらいもつんじゃないか?」と言われています)

今行われている治療が”完璧”ならやり直すことでリスクは発生します。
しかし、逆に今の治療が”不完全”なら、やり直すことでリスクを下げることも可能です。

ただ、やり直す場合の治療レベルが低いと意味がありません。




>2.ブラックマージンは、金属を取り除くのが早ければ早いほど、治療後の改善状態は良いのでしょうか?

確かにそれは言えます。
早めに除去した方がいいですね。
特に、ブリッジの部分よりもダウエルコア(メタルコア)を取り除くことに意味があるので早めに。

また、コアを除去してやり直しても改善しない場合には、歯肉移植などを行って歯茎を分厚くして変色した歯茎を隠してしまう方法も有効です。


>3.土台を抜き替えてブリッジを新しく作るよりも、両の歯の寿命は諦めて、今すぐに土台2本インプラント+ブリッジにした方が良いでしょうか?
>その場合、今後ブラックマージンの危険性はありますか。

う〜〜ん・・・天然の歯が残せるなら、頑張って残したほうが満足度は高いですよ

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: shiyonoさん
返信日時:2013-01-16 18:48:22
先生方、ありがとうございます。

別の歯科に見ていただいたところ、コアは細いそうなので、問題なく抜けるそうです。

お金はかかりますが、ブリッジをファイバー+オールセラミックで作り直す方向で考えようと思います。

お二人の意見が大変参考になりました。
お忙しい中ご回答いただき、誠にありがとうございました。



タイトル ブラックマージン改善のためのメタルコア交換のリスクは?
質問者 shiyonoさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ メタルコア(金属の土台)
クラウンによる歯茎(歯肉)の変色
土台(コア)の除去・交換
回答者




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