神経も無く残存歯質も少ないボロボロの6番。今後コアを入れるべきか

相談者: おがっちさん (42歳:女性)
投稿日時:2013-01-06 12:22:55
はじめまして。
あけましておめでとうございます。

今までも何度も拝見しています。専門的なところまで患者にわかりやすく説明されていて、とても勉強になります。

この度は右上6番のクラウンのコアの適不適についてお伺いします。

先日そのクラウンがとれてしまったためかかりつけ医に診てもらったところ、一部が割れていて抜くしかないとのことでした(その「一部分」はグラグラしていたのでその場でとりました)。
実はここは落ちたのがこれで3回目で、インプラントを得意とする前医で次とれたら抜いてインプラントですねと言われたこともあります。

抜歯の覚悟を決めてインプラントをお願いしたのですが、X線を見るとどうも難しいらしく、とりあえず無理やり残してもらうことにしました。

現在一応治療自体は終わり、次回までにリスク承知でクラウンをかぶせるか、このまま詰め物(固くて白い)をしただけの状態ですごすか決めてくださいといわれましたが、かぶせる方向で考えています。

本来は抜くような歯なので、神経はもちろんなく、歯茎から見える部分の歯は薄くしか残っていません。
円周の一部はかけていますし真ん中には歯肉が見えました。
根っこは問題ないとのことです。
コアは元々作ってありません。

こういったボロボロすぎる状態の場合、もしかしてコアは不適応なのでしょうか。
だから今までもコアなしだったのかなあ・・・?と思ったりしています。

また、可能な場合というかしたほうがいい場合はこのボロボロの歯にはファイバー、レジンとメタルどれがよいと考えられますでしょうか。

被せるからにはなるべく長持ちさせたいと思っていますので、主治医からの提案を理解するためはもちろん、こちらからも要望したいと思っています。
そのための勉強中です。

先生方のご回答お待ちしております。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-06 12:33:43
こんにちは。

根の状態にもよりますが、なんとも回答しにくいです。


>覚悟を決めてインプラントをお願いしたのですが、X線を見るとどうも難しいらしく、とりあえず無理やり残してもらうことにしました。

何が難しいのかは、分かりませんが、中途半端に残すと、歯を支えている骨がどんどん悪くなり、インプラントの難易度も上がってしましまいます。
残すなら残す、抜くなら抜くで、何らかのアクションは欲しい所です。


>円周の一部はかけていますし真ん中には歯肉が見えました。
>根っこは問題ないとのことです。


@ 根がしっかりしていれば、コアを立てればいいと思います。
A 分岐部に病変があるのであれば、分割・ソウハを行えばいいと思います。
B 1つの根が破折で状態が悪いのであれば、ヘミセクション(部分抜歯)を行えばいいと思います。


>可能な場合というかしたほうがいい場合はこのボロボロの歯にはファイバー、レジンとメタルどれがよいと考えられますでしょうか?

ファイバーコアがいいと思います。(私見)


ご参考までに。
お大事に。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-06 13:59:01
>また、可能な場合というかしたほうがいい場合はこのボロボロの歯にはファイバー、レジンとメタルどれがよいと考えられますでしょうか。

レジンもファイバーコアレジンコアです。
ただ、レジンコアの芯をファイバーにするかメタルポストにするかの違いはあり、前者だと私費になると思います。

根とメタルは硬さの差が大きい為、歯根破折の可能性が高くなるともいわれていますが、残った歯質の量によっても違ってきますので、この場でどちらがいいとは言えません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-01-06 22:11:22
おがっち さん、こんばんは。

抜歯の覚悟を決めてインプラントをお願いしたのですが、X線を見るとどうも難しいらしく、とりあえず無理やり残してもらうことにしました。

決して良い状態とは言えないように思えますが、そもそも本当に保存が相当なのか、保存が可能だとしてどうしていくのがより良いのか、他の歯科医師に診ていただくのも一法なのかもしれませんね。

ご参考まで。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おがっちさん
返信日時:2013-01-09 21:01:02
先生方ご回答ありがとうございます。
歯を残す理由は歯槽骨を薄くしたくないというものでしたので、残してさらに悪くするのならば再考すべきですね。
もう一度相談してみます。

私の希望は、クラウンをかぶせてできるだけ長く使い、ダメになったその後はインプラントの専門医に手術してもらうというものです。
歯そのものより、インプラントの土台をなんとか残したいという気持ちです。

しかしまことにお恥ずかしながらじつはその奥7番は20代で抜けてから放置していて親知らずが前に寄ってきている状態です。
そのせいでインプラントが難しいかもしれないほどになっているのかもしれません。

歯槽骨再生からだと高度な医療を受ける必要がありそうですね・・・
かなり鬱ですが、せめて残った歯を大事にしていきます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-11 11:32:44
骨、歯茎の大事さを考えられるのでしたら、今更ですが早めに抜歯される方が宜しいと思います。

歯根が完全源になって、骨や歯茎が失われるリスクがかなり高くなってしまうからです。

骨再生治療とか高度で時間も費用も掛かる治療を受けるより、抜歯即時植立とかの治療法で治せる先生を探される方が良い、と思います。

手術が一回で終わらせて貰えますし、3ヶ月後くらいには安心出来るセラミックの歯が入ります。

何が原因で難しいのか分かりませんが、先生を探せば解決出来る方もいるのではないでしょうか?

今までの先生のお話に左右されず、本当に大事と考えている骨、歯茎、他の歯のことをお考えになって、他の先生の意見を聞きに、やるべき時にはおやりになることをお勧めします。

お大事に。




タイトル 神経も無く残存歯質も少ないボロボロの6番。今後コアを入れるべきか
質問者 おがっちさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
お勧めの土台(コア)
回答者




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