右奥歯の根尖病巣、根管貼薬の通院間隔について
相談者:
かなすけさん (23歳:女性)
投稿日時:2013-01-16 07:55:30
先日、右の奥歯に5mmほどの根尖病巣が見つかりました。
貼薬によって治療することになったのですが、膿が消えるまで何度か薬を詰め替えることになりました。
最初の治療ではFCを使用していたのですが、現在は臭いがつらくないものに変えてもらっています。
根尖病巣では、その治療に薬を何度か詰め替え、きれいになったのちに根管充填を行うようです。
この薬の詰め替え間隔は、大体何日くらいが理想的なのでしょうか。
歯の治療は根に負担がかかるので一週間程度間隔をあけつつ治療するべきという意見がある一方で、貼薬は効果が数日しか持たないので、1週間に2回、ひと月に8回ほど入れ替えるべきという意見も見受けられました。
これから大学も休みになるので、春までには比較的自由に予定をとることができます。
また現在通院中の歯医者さんも、最大限患者の予定を汲んでくれるとのことですので、自分の望むような治療計画を立てることができます。
ですので、最も根尖病巣治療に効果的な間隔で貼薬を行ってもらいたいと思います。
理想的な根尖病巣の治療間隔とは何日でしょうか。
よろしくお願いいたします。
貼薬によって治療することになったのですが、膿が消えるまで何度か薬を詰め替えることになりました。
最初の治療ではFCを使用していたのですが、現在は臭いがつらくないものに変えてもらっています。
根尖病巣では、その治療に薬を何度か詰め替え、きれいになったのちに根管充填を行うようです。
この薬の詰め替え間隔は、大体何日くらいが理想的なのでしょうか。
歯の治療は根に負担がかかるので一週間程度間隔をあけつつ治療するべきという意見がある一方で、貼薬は効果が数日しか持たないので、1週間に2回、ひと月に8回ほど入れ替えるべきという意見も見受けられました。
これから大学も休みになるので、春までには比較的自由に予定をとることができます。
また現在通院中の歯医者さんも、最大限患者の予定を汲んでくれるとのことですので、自分の望むような治療計画を立てることができます。
ですので、最も根尖病巣治療に効果的な間隔で貼薬を行ってもらいたいと思います。
理想的な根尖病巣の治療間隔とは何日でしょうか。
よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2013-01-16 07:59:36
正解と呼べる治療法はありません。
ただ、薬を入れ替える行為を重ねれば重ねるほどに、根管の中に細菌の侵入を招く可能性が高まりますから、薬を入れたまましばらく置いておき、病変の大きさの変化を観察しておくのがいいかもしれません。
数週間で終わることもあれば数ヶ月かかることもあります。
ただ、薬を入れ替える行為を重ねれば重ねるほどに、根管の中に細菌の侵入を招く可能性が高まりますから、薬を入れたまましばらく置いておき、病変の大きさの変化を観察しておくのがいいかもしれません。
数週間で終わることもあれば数ヶ月かかることもあります。
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-01-16 08:35:34
>一週間程度間隔をあけつつ治療するべきという意見
水酸化カルシウムならこの様な感覚で良いと思います。
>貼薬は効果が数日しか持たないので、1週間に2回、ひと月に8回ほど入れ替えるべきという意見
FC等はその様に云いますね。
タカタ先生の仰る様に何度も貼薬をするより、一回に時間をかけて回数を少なくした方が良いと思います。
水酸化カルシウムならこの様な感覚で良いと思います。
>貼薬は効果が数日しか持たないので、1週間に2回、ひと月に8回ほど入れ替えるべきという意見
FC等はその様に云いますね。
タカタ先生の仰る様に何度も貼薬をするより、一回に時間をかけて回数を少なくした方が良いと思います。
回答3
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2013-01-16 09:05:10
根管内の汚れや、排膿の程度の変化で使用するお薬も変わってくると思います。
初めはFCなどで比較的短期間で貼薬し、変化が出れば水酸化カルシウム製剤にするなどはできると思いますが、担当の先生に期間や病状の変化をお伺いされるのがよいでしょう。
可能なら、一度の治療時間を確保できるとなおよいですね。
お大事になさってください。
初めはFCなどで比較的短期間で貼薬し、変化が出れば水酸化カルシウム製剤にするなどはできると思いますが、担当の先生に期間や病状の変化をお伺いされるのがよいでしょう。
可能なら、一度の治療時間を確保できるとなおよいですね。
お大事になさってください。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-01-16 10:22:34
「水酸化カルシウムを頻繁に詰め替える(一週間毎とか) x 多回数」を避けられる先生は少なくはないような気もします。
20年近く前、「FC製造中止になる??」という噂がありました。
しかし、やはり、ファンの先生方はいらっしゃるのですね。
強い臭いゆえ(?)に殺菌効果を期待されるのでしょうか。
もし、結果を期待されるなら、医療機関を選ばれるのも一案に思えます。
20年近く前、「FC製造中止になる??」という噂がありました。
しかし、やはり、ファンの先生方はいらっしゃるのですね。
強い臭いゆえ(?)に殺菌効果を期待されるのでしょうか。
もし、結果を期待されるなら、医療機関を選ばれるのも一案に思えます。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2013-01-16 11:49:41
この辺りの貼薬は先生の主観により治療を行っていますので、ここで色々書いても担当の先生が対応するとは限りませんよ^^;
FCは短時間で薬効が無くなると言われています。(大体2日)
逆に水酸化Caは、最低1週間程度入れておかないと効果が出ません。
ただ世界的な流れをみれば、貼薬は水酸化Caと相場が決まってきています。
「FC」はホルマリン系の薬で体に対する害が多いので、海外の専門医は使用しなくなってきています。
1977年ぐらいには40%近くの先生が使用されていたそうですが、2009年の専門医のアンケートではわずか2.3%と限りなくゼロに近づいています。
(ただし、FCは今でも我が国では保険適応の薬です)
治療費のことも言っておかないと、フェアーでないかもしれませんね^^;
日本では貼薬300円ぐらいですが、海外の有名な先生だと貼薬180ドル(16000円ぐらい)なんです。
また歯に薬を入れることにより歯の弱体化は起こりますので、貼薬に頼り過ぎる根管治療も考える必要はあります。
私も水澤先生がおっしゃるように、1回の時間を取り徹底的に消毒して最終的な薬を詰めた方がいいと思いますね。
おだいじに
FCは短時間で薬効が無くなると言われています。(大体2日)
逆に水酸化Caは、最低1週間程度入れておかないと効果が出ません。
ただ世界的な流れをみれば、貼薬は水酸化Caと相場が決まってきています。
「FC」はホルマリン系の薬で体に対する害が多いので、海外の専門医は使用しなくなってきています。
1977年ぐらいには40%近くの先生が使用されていたそうですが、2009年の専門医のアンケートではわずか2.3%と限りなくゼロに近づいています。
(ただし、FCは今でも我が国では保険適応の薬です)
治療費のことも言っておかないと、フェアーでないかもしれませんね^^;
日本では貼薬300円ぐらいですが、海外の有名な先生だと貼薬180ドル(16000円ぐらい)なんです。
また歯に薬を入れることにより歯の弱体化は起こりますので、貼薬に頼り過ぎる根管治療も考える必要はあります。
私も水澤先生がおっしゃるように、1回の時間を取り徹底的に消毒して最終的な薬を詰めた方がいいと思いますね。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
かなすけさん
返信日時:2013-01-17 19:21:30
なるほどです。
入れられたのは臭いが弱いので、恐らく水酸化カルシウムで、これは1週間以上入れないと効果がないのですね。
今の先生は一回の治療で1時間くらい診療します。
とても参考になりました。
先生方、本当にありがとうござました。
入れられたのは臭いが弱いので、恐らく水酸化カルシウムで、これは1週間以上入れないと効果がないのですね。
今の先生は一回の治療で1時間くらい診療します。
とても参考になりました。
先生方、本当にありがとうござました。
回答6
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2013-01-17 19:59:13
>今の先生は一回の治療で1時間くらい診療します。
もの凄く時間をかけて丁寧に治療してくれていると思いますよ。
過去のものを検索すればちょくちょく出てきますが、1回5分とかの歯科医院もありますから。。。
もの凄く時間をかけて丁寧に治療してくれていると思いますよ。
過去のものを検索すればちょくちょく出てきますが、1回5分とかの歯科医院もありますから。。。
タイトル | 右奥歯の根尖病巣、根管貼薬の通院間隔について |
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質問者 | かなすけさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の治療期間 根管治療に関するトラブル 根管貼薬 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。