ジルコニアがインレーに適さない理由がありますか?
相談者:
けいるまんさん (34歳:男性)
投稿日時:2013-01-25 01:34:03
始めまして、
ジルコニアのクラウンは、最近色んな歯科医が導入してるけど、ジルコニアのインレーって聞きません。
ジルコニアがクラウンには使えても、インレーには適さない理由ってあるんですか?
金属はアレルギーがあるし、ハイブリッドセラミックは磨耗しやすいし、セラミックは割れやすいし・・・
ジルコニアのクラウンは、最近色んな歯科医が導入してるけど、ジルコニアのインレーって聞きません。
ジルコニアがクラウンには使えても、インレーには適さない理由ってあるんですか?
金属はアレルギーがあるし、ハイブリッドセラミックは磨耗しやすいし、セラミックは割れやすいし・・・
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-01-25 08:40:39
ご相談ありがとうございます。
可能です。
インレーは穴の形が小さく細くて複雑なために精密さが必要であり、あまりジルコニアには向いていませんが、細い分今までのセラミックでは欠けやすい欠点を補うために、とても丈夫なジルコニアを用いることもあります。
ただし、まだ色の透明感が従来のセラミックより劣るために、従来のように詰めた後が全く目立たないような、何事も無かったかのような自然観はやや犠牲となります。
可能です。
インレーは穴の形が小さく細くて複雑なために精密さが必要であり、あまりジルコニアには向いていませんが、細い分今までのセラミックでは欠けやすい欠点を補うために、とても丈夫なジルコニアを用いることもあります。
ただし、まだ色の透明感が従来のセラミックより劣るために、従来のように詰めた後が全く目立たないような、何事も無かったかのような自然観はやや犠牲となります。
回答2
回答3
タカシデンタルクリニック(港区南青山)の高橋です。
回答日時:2013-01-25 13:20:02
ジルコニアのクラウンも、オールジルコニアタイプの歴史はまだあまりありません。
内部がジルコニアで通常のポーセレンを築盛したものが、今でも主流だと思います。
お2人の先生が仰る通り、色の問題でこのような状況です。
これだと強度的にはあまりメリットがないかもしれない、と個人的には思います。
なせなら、最近のオールセラミックスは強度が上がっているからです。
色の面では築盛の方が優秀です。
しかし、ジルコニアインレーも徐々にですが出回っています。
私は自分の口にジルコニアインレーが5本入っています。
2年半程前にまだ日本でインレーが作れない時期にアメリカへ2本発注しました。
ジルコニアにした理由は、それまでのセラミックスインレーが破折し、削除量を増やさずに破折しない物が欲しかったからです。
残りの3本は去年、日本での作製です。
ジルコニアインレーは破折の心配はないですが、咬み合わせた時、かなり硬い感じがするので細かい調整が必要です。
色は指定の色でも通常のセラミックインレーよりも白っぽい仕上がりです。
これはオールジルコニアクラウンにも言える事のような気がします。
患者さんがインレーを手に取る事はまずないと思いますが、ずっしりしていてかなり重量があります。
これから先、他のセラミックインレーが割れた時は、最新のオールセラミックスのインレーでもいいかな?とも思います。
これは私見ですが、クラウンでもインレーでも精度は通常のオールセラミックスよりも落ちる気がします。
インレーですと形態がクラウンよりも複雑な為、よりこの点が強調されるのかもしれません。
それでも削除量が少なくて充分強度が確保できるメリットは大きいと思います。
内部がジルコニアで通常のポーセレンを築盛したものが、今でも主流だと思います。
お2人の先生が仰る通り、色の問題でこのような状況です。
これだと強度的にはあまりメリットがないかもしれない、と個人的には思います。
なせなら、最近のオールセラミックスは強度が上がっているからです。
色の面では築盛の方が優秀です。
しかし、ジルコニアインレーも徐々にですが出回っています。
私は自分の口にジルコニアインレーが5本入っています。
2年半程前にまだ日本でインレーが作れない時期にアメリカへ2本発注しました。
ジルコニアにした理由は、それまでのセラミックスインレーが破折し、削除量を増やさずに破折しない物が欲しかったからです。
残りの3本は去年、日本での作製です。
ジルコニアインレーは破折の心配はないですが、咬み合わせた時、かなり硬い感じがするので細かい調整が必要です。
色は指定の色でも通常のセラミックインレーよりも白っぽい仕上がりです。
これはオールジルコニアクラウンにも言える事のような気がします。
患者さんがインレーを手に取る事はまずないと思いますが、ずっしりしていてかなり重量があります。
これから先、他のセラミックインレーが割れた時は、最新のオールセラミックスのインレーでもいいかな?とも思います。
これは私見ですが、クラウンでもインレーでも精度は通常のオールセラミックスよりも落ちる気がします。
インレーですと形態がクラウンよりも複雑な為、よりこの点が強調されるのかもしれません。
それでも削除量が少なくて充分強度が確保できるメリットは大きいと思います。
相談者からの返信
相談者:
けいるまんさん
返信日時:2013-01-27 23:27:11
回答4
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-01-27 23:32:00
こんばんは。カワサキです。
>金属アレルギーなので、銀歯もはもちろん、ゴールドも怖いですが、……
一度、皮膚科で、金属アレルギーの検査を受けた方がいいと思います。
ゴールド合金系列に、アレルギーがなければ、ジルコルニアにするよりも、ゴールドの方が、適合精度はいいと思います。
ご参考までに。
>金属アレルギーなので、銀歯もはもちろん、ゴールドも怖いですが、……
一度、皮膚科で、金属アレルギーの検査を受けた方がいいと思います。
ゴールド合金系列に、アレルギーがなければ、ジルコルニアにするよりも、ゴールドの方が、適合精度はいいと思います。
ご参考までに。
回答5
タイトル | ジルコニアがインレーに適さない理由がありますか? |
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質問者 | けいるまんさん |
地域 | 千葉 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | パート・アルバイト |
カテゴリ |
詰め物、インレーその他 補綴関連 歯科金属アレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。