歯科矯正で歯を削ることについて

相談者: kendallさん (34歳:女性)
投稿日時:2013-01-28 15:51:18
こんにちわ。

歯科矯正の決定へのご指南いただきたく投稿いたしました。


2件ほどの歯科矯正の無料カウンセリングをしました。

1件では抜歯するのではなく、一つ一つの歯を小さくして矯正
部分矯正ではなく、全体的にするべき。
治療期間2年プラスリテーナ期間2年ほど。

もう1件ではこちらも抜歯は不要で、かみ合わせ自体に特に問題を感じていないようなら上の前歯を削っての部分矯正。
期間は1年ほど。

双方、料金は同等です。


正直、健康な歯を抜歯しないことは助かります。
実際抜歯をしてしまうとかなりの空間が生まれてしまうのです。

心配なのは全体の歯を削ると歯が弱くなるのではないか、通常より虫歯や歯に関する病気になりやすいのではないか。
遠い未来まで自分の歯を維持していけるだろうか。

また歯を小さくする場合、万一後戻りしたら、全体にすきっ歯になるのでしょうか。

部分矯正して、できるだけ健康な歯はそのままにしておくべきか。

もちろん歯のケアは矯正していなくとも重要と思います。


個人的に食事後すぐブラッシングが出来ないなど医師に相談しましたが、とりあえず時間がある時はする、1日1回は丁寧に磨くなどの回答です。
もともと虫歯になりやすいので心配です…

医院の受付の方にブラッシングしていない時でも必ずリテーナは装着するように勧められました。


歯を削るというのは虫歯で歯を削るとは根本的に違うのでしょうか。
全ての歯ということですので痛みや歯の神経に影響はあるのでしょうか。


初めてカウンセリングに行き、その場で質問がすぐ浮かばず、この度質問させていただきました。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-29 22:47:49
矯正というのは基本的に、抜歯するとか歯を細くするとかしてなんとか隙間を作らないことには出来ない治療なので、非抜歯で行う代わりに歯を細くする、というのはよくされる方法ですね。

歯は一番外側がエナメル質という構造で、ほとんど完全な、均一な無機質です。

参考→歯の構造



この範囲内であれば、例えばガラスを削るのとほとんど変わりなく、構造としては歯そのものが弱くなることはないと考えていいと思います。
(厳密に言えば削った直後は少しだけ弱いのですが、すぐに回復します)

若干の心配としては削ったあとがザラザラだと当然良くないので、それをつるつるに研磨してもらえるのかどうかと、あまりに歯と歯の間隔が窮屈になると”自浄作用”と言う、ある程度は唾液の流れなどで勝手に綺麗に保たれる部分が汚れが溜まりやすくなる可能性が否定出来ない点です。

この辺りは実際の歯の形を見て、担当医が経験的に判断すると思います。


歯の形は多少の個人差があって、樽の様な形をした歯のタイプの方だと削っても平気だったり、むしろ格好良く仕上がることもありますし、逆に長方形の歯の方だと削るのは不向きだったりとかと、自分の場合は考えることがあります。

実際に拝見してませんし、自分だったらどう判断するかは分かりませんが、「矯正のために歯を削ること」自体は問題ないと思いますよ。


あとはそれぞれの先生に対して持った印象とか、利便性とか、そういったところで判断していくのが良いのではないでしょうか。。

矯正は期間が長くなるのと途中での転院が実際にはかなり困難になりますので、長く付き合えそうな先生を選ぶというのはポイントかなと思いますよ。


逆に急ぐ必要も特にはないと思いますので、じっくりと検討してみて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kendallさん
返信日時:2013-01-29 23:26:02
とても細やかなご説明ありがとうございます。


削ってもすぐに回復すると伺い、朗報です。

一つ一つの歯の形にもよるのですね。
カウンセリングに行った医院に研磨など聞こうと思っています。

矯正のために歯を削ることに問題はないということに安心しました。


確かに長い期間ですので、よく検討してみます。

ありがとうございました。



タイトル 歯科矯正で歯を削ることについて
質問者 kendallさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中