一度に審美歯科治療をする場合の最適な材質の組み合わせについて

相談者: マカロニさん (40歳:女性)
投稿日時:2013-02-09 23:49:43
はじめまして。

基本虫歯治療をし、メタルボンド銀歯を外し、セラミックハイブリットを施したいと思っています。

現在、以下のような状況です。

---とり急ぎ治療したい歯10本の番号と現状---

右上4:CR充が欠けていて虫歯あり。C2
右上5と6:MBクラウン
右上7:銀のインレー

右下4:ハイブリットインレー色が変色している
右下5:C2
右下7:C2

左上6:MBクラウン
左上7:銀のインレー

左下7:CR充。C2

---いずれ治療が必要な歯---

左上2と3:C1
左下4と5:C1

------

★セラミックやハイブリットなどの耐久性や、二次的に虫歯になる確率などについて、人によって意見が分かれています。
正しい違いを教えてください。

またそれを踏まえたうえで、各歯に適した詰め物を教えていただけると助かります。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-02-10 00:23:12
>★セラミックハイブリットなどの耐久性や、二次的に虫歯になる確率などについて、人によって意見が分かれています。
>正しい違いを教えてください。
>またそれを踏まえたうえで、各歯に適した詰め物を教えていただけると助かります。
>よろしくお願いします。


個人的には患者さんのお口の状態によっても最良の材料は変わってくると思いますので、どの材料が最適なのかは、お口をみてもらった先生に相談されると良いと思います。

その先生がオススメするのは、経験などによるものなので、最適であることが多いと思います。
人によって異なるのはこの辺に関係があるように思います。

メタボンはセラミックでそのままでも良いかもしれないですし、ハイブリッドも研磨で済むことあると思います。

今日講演で勉強しましたが、先生によっては定期的なメンテナンスを受けていればかなり大きなC2でもそのまま経過観察しても問題がないとデータが出ているようです。(個人的には治療すると思いますがそのような考えもあると)

私自身は、材料の差よりも、先生の技術や技工士さんの技術力が大きなウエイトをしめると思いますので、歯科医院選びの方が重要な気がします。
特に二次に虫歯になるのは本人のメンテナンスもあるかもしれませんが、先生の技術力だと思います。

また、基本的には自由診療の値段と技術は比例すると思いますし、虫歯が沢山あるので先生の意見もそれぞれ異なることもあると思いますのでセカンドオピニオンも考えても良いかもしれませんね。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-02-10 01:11:19
こんばんは。

まずはセラミックハイブリッドの違いよりも、どの材質がどの歯に向いていそうなのかを、治療に着手する前に担当医によくご相談なさった方がよいと思います。

というのはセラミックにも種類がたくさんあり、それぞれ硬さや性質そして長所・短所が違いますし、ハイブリッドレジンも然りです。

お書きになっているような手法はご存知の通り自由診療になってくるわけですから、急いだが故に後悔などしてはいただきたくはありません。


全ての素材を統一した方が良いという歯科医師もいれば、適材適所という者もおりますので、一概にインレーならこれ。
クラウンならこれ。といった一律の選択は難しいでしょう。

加えて担当する者、あるいは技工士さんによっても得手不得手は必ずあると思うので、そういった事も選択の中での考慮すべき点だと思われます。


まず担当医の意見をお聞きになってみて下さい。
加療が必要な場所も聞いてみなければ、逆にご自身で治療を受けたい部分以外にも必要な事が出てくるやも知れません。



>★セラミックやハイブリットなどの耐久性や、二次的に虫歯になる確率などについて、人によって意見が分かれています。

これも、素材としていくら優れていそうな物があったとしても、その担当医があまり施術した事の無いようなものであったのなら、将来的な不安も残ります。

セラミックは陶材ですから硬いわけですが、「頑丈」という意味とは少し違います。硬くて脆いという性質をもっています。
これを補って長持ちさせるのはあくまでも「技術」でしょう。

またジルコニアというセラミックなどは金属並みの強度がありますが、これも使い方を間違えると硬すぎるが故に別の問題を起こす場合があります。

ハイブリッドはいわゆる一般的なレジンより表面硬度などは優れますが、レジンである事に変わりはありません。
しかし適材適所で使えばセラミックより良い結果を出す場合も多くあります。
これも術者の診断能力と技工士さんのウデにかかってくる事は否めません。

なのでまず担当医にお聞きになった上で、これぞと思うところがあれば加藤先生もお書きになっておられるようにセカンドオピニオンもひとつの道だと思います。


余談ですが、私の場合で自分でも選択に迷った場合などは技工士さんに来ていただいて、一緒に口腔内を実際に見ていただいた上でアドヴァイスをいただく事もございます。

実際に作って下さるのは技工士さんですからね。


治療をしたのに後悔していただきたくないのは先にも書きましたが、そういう事があれば当然私も後悔します。

これを避けるための一方法としてこのようにする事もあるのです。



ご参考になさって下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マカロニさん
返信日時:2013-02-10 11:04:06
加藤先生、田中先生

ご丁寧なご回答をありがとうございます。
一概にどの素材がベスト、と言えるわけではないのですね。
担当医と技工士さんの経験と技術がとても大切という点もわかりました。

次回の診断では担当医によく相談したいと思います。

ただ、普通の素人が、腕のいい歯科医と技工士さんを東京都内から見つけるのは至難の業です。
自分の今の担当医がベストかどうかも不安になります。

腕のいい歯科医と技工士さんがいる医院を見つける方法がありましたら教えてください。

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-02-10 12:34:32
マカロニ さん、こんにちは。

>腕のいい歯科医技工士さんがいる医院を見つける方法がありましたら教えてください。

この歯科相談掲示板の姉妹サイト=歯科医院検索&マッチングシステムをご利用になるのも一法かと思います。

http://www.dental-revolution.com/

個人的には、腕もさることながら、コミュニケーションのとれる歯科医院とじっくり取り組んでいけることが、より重要なのではと思っています。

ご参考まで。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-02-10 13:15:25
こんにちは。
カワサキです。

>腕のいい歯科医技工士さんがいる医院を見つける方法がありましたら教えてください。

ネットや口コミを調べて、足を運んで、確かめないことには、仕方ないです。

今までの症例写真や、メンテナンス・アフターフォローについても、チェックしましょう。

歯科の治療は、被せ物を入れてから、それを長期に持たせることが大切です。

治療後も、定期的な健診・予防……、お付き合いが必要です。

担当の先生との、相性も大切になります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マカロニさん
返信日時:2013-02-10 18:01:54
小林先生、川崎先生

自分に合う歯科医の見つけ方についてのご回答ありがとうございます。

担当医ときちんと話し合えることが重要ですよね。
ネットを中心に少し調べてみたいと思います。
あらためてありがとうございました。



タイトル 一度に審美歯科治療をする場合の最適な材質の組み合わせについて
質問者 マカロニさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 審美歯科治療(人工の歯)
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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