奥歯の左下6番のクラウンにジルコニアはダメですか?
相談者:
smilyさん (43歳:女性)
投稿日時:2013-02-11 17:06:34
宜しくお願いいたします。
虫歯のため左下6番の神経を取り、これからクラウンを予定しています。
右下456番が銀歯のブリッジで目立つため、左下は審美性を重視したいと考えています。
候補として、メタルボンド、オールセラミッククラウン(ジルコニア)のいずれかを検討しています。
担当医師の先生からメタルボンドを勧められていますが、歯茎が黒ずむ可能性があることを考えるとジルコニアにしたいと思っています。
質問
1.左下6番にジルコニアは適切ではないのでしょうか。
なお、寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
2.ジルコニアの後クラウン(のみ)が破損した場合、(技術的に)メタルボンドに変更することは可能でしょうか。
(あと10歳位年をとっていたら、メタルボンドにしていたと思いますので、破損した場合、メタルボンドにしようと思っています。)
3.クラウンした歯(根元)を保つためにいずれかの素材でメリット、デメリットがございますでしょうか。
(右下456番がブリッジ、78番は抜歯しているため、左下の歯を保っていきたいと思っています。)
恐れ入りますが、ご助言ご回答賜りたく宜しくお願いいたします。
虫歯のため左下6番の神経を取り、これからクラウンを予定しています。
右下456番が銀歯のブリッジで目立つため、左下は審美性を重視したいと考えています。
候補として、メタルボンド、オールセラミッククラウン(ジルコニア)のいずれかを検討しています。
担当医師の先生からメタルボンドを勧められていますが、歯茎が黒ずむ可能性があることを考えるとジルコニアにしたいと思っています。
質問
1.左下6番にジルコニアは適切ではないのでしょうか。
なお、寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
2.ジルコニアの後クラウン(のみ)が破損した場合、(技術的に)メタルボンドに変更することは可能でしょうか。
(あと10歳位年をとっていたら、メタルボンドにしていたと思いますので、破損した場合、メタルボンドにしようと思っています。)
3.クラウンした歯(根元)を保つためにいずれかの素材でメリット、デメリットがございますでしょうか。
(右下456番がブリッジ、78番は抜歯しているため、左下の歯を保っていきたいと思っています。)
恐れ入りますが、ご助言ご回答賜りたく宜しくお願いいたします。
回答1
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2013-02-11 17:19:24
こんにちは。
〉1.左下6番にジルコニアは適切ではないのでしょうか。
>なお、寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
実績がメタルボンドより劣っているのは確かですが、個人的には問題ないと思います。
〉2.ジルコニアの後クラウン(のみ)が破損した場合、(技術的に)メタルボンドに変更することは可能でしょうか。
可能かと思います。
ただその時うまく使えているようでしたら無理に交換する必要はないと思いますよ。
〉3.クラウンした歯(根元)を保つためにいずれかの素材でメリット、デメリットがございますでしょうか。
まずはきっちり精度を出した補綴処置と検診を怠らないことが大事かと思います。
メタルボンドとオールセラミックであれば自分はどちらでも良いと思います。
参考にしてください。
〉1.左下6番にジルコニアは適切ではないのでしょうか。
>なお、寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
実績がメタルボンドより劣っているのは確かですが、個人的には問題ないと思います。
〉2.ジルコニアの後クラウン(のみ)が破損した場合、(技術的に)メタルボンドに変更することは可能でしょうか。
可能かと思います。
ただその時うまく使えているようでしたら無理に交換する必要はないと思いますよ。
〉3.クラウンした歯(根元)を保つためにいずれかの素材でメリット、デメリットがございますでしょうか。
まずはきっちり精度を出した補綴処置と検診を怠らないことが大事かと思います。
メタルボンドとオールセラミックであれば自分はどちらでも良いと思います。
参考にしてください。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-02-11 18:38:16
smily さん、こんにちは。
>寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
差し当たり、日中、上下の歯が接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方には夜間の歯軋りが改善するように思っています。
参考⇒TCH、歯列接触癖
ご参考まで。
>寝ている時に歯ぎしりをしている自覚はあります。
差し当たり、日中、上下の歯が接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。
あくまで私見ですが、概ね3分の2の方には夜間の歯軋りが改善するように思っています。
参考⇒TCH、歯列接触癖
ご参考まで。
回答3
大船駅北口歯科(神奈川県横浜市)の杉山です。
回答日時:2013-02-11 21:08:01
大船駅北口歯科 杉山です。
まず、口腔内をまったくみていないので、噛み合わせや歯肉の状態 が分からないことを前提として説明させて下さい。
smilyさんが審美性を最優先として考えられているのであれば、ジルコニアクラウンが良いかと思います。
ジルコニクラウンといってもいくつかのタイプがあります。
内面をジルコニアとし、表面はセラミックで加工するものと、全てがジルコニア(100%ジルコニア)でできたフルジルコニアというものがあります。
(詳細にはもっと分類できますが、大きく分けるとということです)
フルジルコニアの方が、ジルコニアセラミッククラウンと比較すると破損する確立は低くなります。
以前は、フルジルコニアは、ジルコニアのブロックを削りだして作製するため、基本的にブロック自体の色がそのまま反映されるため、色調のレパートリーが少なく、セラミッククラウンと比較すると審美性に劣っていました。
ジルコニアのブロック自体が不透明なモノトーンで白色や黄色の2色ぐらいしかなかったのです。
しかし、最近は半透明なものになり、色調をまったく付けなくても口腔内に装着しても審美的に問題を感じないレベルになってきました。
日本ではまだまだ金属を使用した被せ物やメタルセラミッククラウンを使用することが多いようですが、世界的にはジルコニアが飛躍的に進んでいます。
ただし、ジルコニアの欠点もあります。
ジルコニア自体は、非常に硬いものですので、噛み合う歯を傷つけてしまう可能性があります。
この点は、患者様ご自身の口腔内の状況により変わってきますので、担当医からメリット、デメリットを聞き、ご相談の上お決めになって下さい。
ジルコニア自体は、審美性も含めまだまだ進化中の材料と言えます。
それに比較してメタルセラミッククラウンは、長い歴史があり、先生によっては新しい材料であるジルコニアを使用せず、メタルセラミッククラウンで対応していることもあるようです。
私自身は、フルジルコニアも使用しますが、歯科医師側の立場としては 非常に硬いため、口腔内で調整をする際に非常に時間がかかることが難点ですが、今までのオールセラミッククラウンと比較すると破損の確立は少ないと感じています。
ただし、メタルセラミッククラウンだろうが、フルジルコニアクラウンだろうが、100%破損しないということはありませんので、歯ぎしりの自覚がある場合には、それなりの対策を考えることが必要です。
(ナイトガードの使用 等)
神経のない歯は、神経のある歯と比較すると、脆く、破折する可能性が高いのは事実です。
被せ物の種類ということ以上に、歯ぎしり対策を重要視した方がよりリスク軽減となります。
まず、口腔内をまったくみていないので、噛み合わせや歯肉の状態 が分からないことを前提として説明させて下さい。
smilyさんが審美性を最優先として考えられているのであれば、ジルコニアクラウンが良いかと思います。
ジルコニクラウンといってもいくつかのタイプがあります。
内面をジルコニアとし、表面はセラミックで加工するものと、全てがジルコニア(100%ジルコニア)でできたフルジルコニアというものがあります。
(詳細にはもっと分類できますが、大きく分けるとということです)
フルジルコニアの方が、ジルコニアセラミッククラウンと比較すると破損する確立は低くなります。
以前は、フルジルコニアは、ジルコニアのブロックを削りだして作製するため、基本的にブロック自体の色がそのまま反映されるため、色調のレパートリーが少なく、セラミッククラウンと比較すると審美性に劣っていました。
ジルコニアのブロック自体が不透明なモノトーンで白色や黄色の2色ぐらいしかなかったのです。
しかし、最近は半透明なものになり、色調をまったく付けなくても口腔内に装着しても審美的に問題を感じないレベルになってきました。
日本ではまだまだ金属を使用した被せ物やメタルセラミッククラウンを使用することが多いようですが、世界的にはジルコニアが飛躍的に進んでいます。
ただし、ジルコニアの欠点もあります。
ジルコニア自体は、非常に硬いものですので、噛み合う歯を傷つけてしまう可能性があります。
この点は、患者様ご自身の口腔内の状況により変わってきますので、担当医からメリット、デメリットを聞き、ご相談の上お決めになって下さい。
ジルコニア自体は、審美性も含めまだまだ進化中の材料と言えます。
それに比較してメタルセラミッククラウンは、長い歴史があり、先生によっては新しい材料であるジルコニアを使用せず、メタルセラミッククラウンで対応していることもあるようです。
私自身は、フルジルコニアも使用しますが、歯科医師側の立場としては 非常に硬いため、口腔内で調整をする際に非常に時間がかかることが難点ですが、今までのオールセラミッククラウンと比較すると破損の確立は少ないと感じています。
ただし、メタルセラミッククラウンだろうが、フルジルコニアクラウンだろうが、100%破損しないということはありませんので、歯ぎしりの自覚がある場合には、それなりの対策を考えることが必要です。
(ナイトガードの使用 等)
神経のない歯は、神経のある歯と比較すると、脆く、破折する可能性が高いのは事実です。
被せ物の種類ということ以上に、歯ぎしり対策を重要視した方がよりリスク軽減となります。
回答4
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2013-02-12 10:16:16
歯茎が黒くなってくるのが避けたい場合は、メタルボンドをしない場合あります
メタルボンド ジルコニアどちらも一長一短ですのでご自身がどちらを許せるかにもよって、どちらがいいかを判定にもなると思います。
あと先生がどちらが得意かもにもよると思いますので、よく相談されて決めてくださいね。
メタルボンド ジルコニアどちらも一長一短ですのでご自身がどちらを許せるかにもよって、どちらがいいかを判定にもなると思います。
あと先生がどちらが得意かもにもよると思いますので、よく相談されて決めてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
smilyさん
返信日時:2013-02-13 00:09:58
タイトル | 奥歯の左下6番のクラウンにジルコニアはダメですか? |
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質問者 | smilyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) メタルボンド ジルコニアクラウン お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。