右上5番抜歯、両隣歯が抜髄済みでもインプラントがいいか?
相談者:
マイブームさん (56歳:女性)
投稿日時:2013-02-17 19:08:52
・4ヶ月前に集中して固いものを食べ過ぎて右上前から5番目の歯が痛み受診。
「歯根歯折も疑われるが、たぶん固いものの食べすぎで痛いのでしょう。
痛みが続くなら来てください」
とのこと。
・しばらくして痛みが治まりましたが、歯茎にできた出来物が大きくなった
(私は口内炎のような物と思い込んでいた。先生もこの出来物に気づいていなかったかも。)
・私が無知なのですが4ヶ月して出来物が不安になり受診。
結果、歯根歯折で抜歯が必要。
その後はブリッチかインプラントどちらか。
CTも撮りインプラントにしても半年かけて骨量増やしてから。
(骨がだいぶ溶けている)
・両隣の歯も含めて3本は若いころ、神経を抜いて冠をかぶせています。
・10年ほど前から半年に一度検診に歯科医院にかよってます。
ここで質問なのですが、受診の歯科医院で経済的にゆるせるならインプラントをすすめるといわれましたし、歯チャンネルでも有効性を目にしましたが私の場合インプラントとブリッチでは次のように直接健康に対しての有効性という観点で比べたらどのように考えますか?
例えば
A)靴は品質の良い物のほうがひざ、腰の負担にならず実質的に健康にかかわる。
B)ハンドバッグはデザイン、使い勝手などの差はあっても安いものでも実質的に健康にかかわらない。
たとえが変でしたら申し訳ありません。
とにかくすでに夫を亡くしておりますので子供のためにもこれからの健康が一番と考えての質問ですのでよろしくお願いします。
今現在経済的に厳しいですがインプラントを考えてます。
明後日抜歯なので後悔しないよう意見を求めてます。
長文ですみません。
「歯根歯折も疑われるが、たぶん固いものの食べすぎで痛いのでしょう。
痛みが続くなら来てください」
とのこと。
・しばらくして痛みが治まりましたが、歯茎にできた出来物が大きくなった
(私は口内炎のような物と思い込んでいた。先生もこの出来物に気づいていなかったかも。)
・私が無知なのですが4ヶ月して出来物が不安になり受診。
結果、歯根歯折で抜歯が必要。
その後はブリッチかインプラントどちらか。
CTも撮りインプラントにしても半年かけて骨量増やしてから。
(骨がだいぶ溶けている)
・両隣の歯も含めて3本は若いころ、神経を抜いて冠をかぶせています。
・10年ほど前から半年に一度検診に歯科医院にかよってます。
ここで質問なのですが、受診の歯科医院で経済的にゆるせるならインプラントをすすめるといわれましたし、歯チャンネルでも有効性を目にしましたが私の場合インプラントとブリッチでは次のように直接健康に対しての有効性という観点で比べたらどのように考えますか?
例えば
A)靴は品質の良い物のほうがひざ、腰の負担にならず実質的に健康にかかわる。
B)ハンドバッグはデザイン、使い勝手などの差はあっても安いものでも実質的に健康にかかわらない。
たとえが変でしたら申し訳ありません。
とにかくすでに夫を亡くしておりますので子供のためにもこれからの健康が一番と考えての質問ですのでよろしくお願いします。
今現在経済的に厳しいですがインプラントを考えてます。
明後日抜歯なので後悔しないよう意見を求めてます。
長文ですみません。
回答1
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-02-17 21:14:38
こんばんは。カワサキです。
@ インプラントは、ブリッジに比べ、両隣歯に、咬合の負担をかけることなく、咬めるようになるので、周りの歯に対しても好ましい治療である。
A インプラントは、歯を抜いた後の骨のなかに、インプラント体が入り、咬合の負荷が歯槽骨に伝わるので、(廃用退縮が起こりにくくなり)歯槽骨も痩せにくい。
なんでもかんでもインプラントではないのですが、やはり、その有用性は優れていると思います。
ご参考までに。
@ インプラントは、ブリッジに比べ、両隣歯に、咬合の負担をかけることなく、咬めるようになるので、周りの歯に対しても好ましい治療である。
A インプラントは、歯を抜いた後の骨のなかに、インプラント体が入り、咬合の負荷が歯槽骨に伝わるので、(廃用退縮が起こりにくくなり)歯槽骨も痩せにくい。
なんでもかんでもインプラントではないのですが、やはり、その有用性は優れていると思います。
ご参考までに。
相談者からの返信
相談者:
マイブームさん
返信日時:2013-02-17 21:29:59
川崎先生、回答ありがとうございます。
簡単に出せる金額ではないので自分には贅沢な選択なのではとの思いが離れなくて・・・食べることは生きる事の基本だからインプラントは贅沢ではなく体を大切にする事と考えようと踏ん切りをつけようとおもいます。
簡単に出せる金額ではないので自分には贅沢な選択なのではとの思いが離れなくて・・・食べることは生きる事の基本だからインプラントは贅沢ではなく体を大切にする事と考えようと踏ん切りをつけようとおもいます。
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2013-02-18 01:26:59
>A インプラントは、歯を抜いた後の骨のなかに、インプラント体が入り、咬合の負荷が歯槽骨に伝わるので、(廃用退縮が起こりにくくなり)歯槽骨も痩せにくい。
このように言われていた時期もありましたが、現在ではインプラントを入れても入れなくても遅かれ早かれ吸収するべき部分の骨は吸収するという見解のほうが主流だと思います。
インプラントにするにしろ、ブリッジにするにしろ、最も重要なのは治療後のメンテナンスです。
メンテナンスがしっかりとできていれば、インプラントでもブリッジでも良好な結果は期待できると思いますよ。
ただし、もしブリッジの土台になる歯が弱っていてブリッジにすると土台の歯が過重負担になるような場合は、インプラントのほうが向いているかもしれません。
以上、参考までにされてください。
このように言われていた時期もありましたが、現在ではインプラントを入れても入れなくても遅かれ早かれ吸収するべき部分の骨は吸収するという見解のほうが主流だと思います。
インプラントにするにしろ、ブリッジにするにしろ、最も重要なのは治療後のメンテナンスです。
メンテナンスがしっかりとできていれば、インプラントでもブリッジでも良好な結果は期待できると思いますよ。
ただし、もしブリッジの土台になる歯が弱っていてブリッジにすると土台の歯が過重負担になるような場合は、インプラントのほうが向いているかもしれません。
以上、参考までにされてください。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-02-18 08:11:20
ご相談ありがとうございます。
他の歯の状況にもよって、歯を入れる方法は分かれてきます。
ただ一般的にその状態ではインプラントが優れているといえます。
あるいは、iPS細胞の開発により歯の再生がとても早まるといわれ始めましたから、その時期を待つという選択肢もあります。
田尾先生の
>遅かれ早かれ吸収するべき部分の骨は吸収するという見解のほうが主流だと思います。
これは最新の知見により,また覆されるようです。
光機能化の治療をした場合に、骨粗そう症や糖尿病であっても、骨の継続的増加が確認されているからです。
もちろん、自然の歯があった時と同じには戻りませんが、治療方法によって、抜歯した後と同じように吸収されるとは限らないようです。
他の歯の状況にもよって、歯を入れる方法は分かれてきます。
ただ一般的にその状態ではインプラントが優れているといえます。
あるいは、iPS細胞の開発により歯の再生がとても早まるといわれ始めましたから、その時期を待つという選択肢もあります。
田尾先生の
>遅かれ早かれ吸収するべき部分の骨は吸収するという見解のほうが主流だと思います。
これは最新の知見により,また覆されるようです。
光機能化の治療をした場合に、骨粗そう症や糖尿病であっても、骨の継続的増加が確認されているからです。
もちろん、自然の歯があった時と同じには戻りませんが、治療方法によって、抜歯した後と同じように吸収されるとは限らないようです。
相談者からの返信
相談者:
マイブームさん
返信日時:2013-02-18 09:30:05
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-02-18 17:59:04
マイブーム さん、こんにちは。
カワサキ先生が書いた「@ インプラントは、ブリッジに比べ、両隣歯に、咬合の負担をかけることなく、咬めるようになるので、周りの歯に対しても好ましい治療である。」には賛成です。
また、「A インプラントは、歯を抜いた後の骨のなかに、インプラント体が入り、咬合の負荷が歯槽骨に伝わるので、(廃用退縮が起こりにくくなり)歯槽骨も痩せにくい。」の部分についても、増骨した部分の長期経過観察で、先週の日本口腔インプラント学会の学術大会でも、それを裏付ける報告が何例かありました。
もちろん、田尾先生が仰るようなことを唱える方も沢山いらっしゃいます。
まあ、「・・・とも言われています。」位にしておくべきでしたね。
>土台の強度があればブリッジにして待つのもありなのですね?
アリといえばアリですが、個人的にはお勧め出来かねます。
ご参考まで。
カワサキ先生が書いた「@ インプラントは、ブリッジに比べ、両隣歯に、咬合の負担をかけることなく、咬めるようになるので、周りの歯に対しても好ましい治療である。」には賛成です。
また、「A インプラントは、歯を抜いた後の骨のなかに、インプラント体が入り、咬合の負荷が歯槽骨に伝わるので、(廃用退縮が起こりにくくなり)歯槽骨も痩せにくい。」の部分についても、増骨した部分の長期経過観察で、先週の日本口腔インプラント学会の学術大会でも、それを裏付ける報告が何例かありました。
もちろん、田尾先生が仰るようなことを唱える方も沢山いらっしゃいます。
まあ、「・・・とも言われています。」位にしておくべきでしたね。
>土台の強度があればブリッジにして待つのもありなのですね?
アリといえばアリですが、個人的にはお勧め出来かねます。
ご参考まで。
相談者からの返信
相談者:
マイブームさん
返信日時:2013-02-18 21:06:16
小林先生ありがとうございます。
両隣が治療済みの歯なので健康な歯を削るには当てはまらないばかりで、負担がかかることみのがしてました。
今度は両隣の歯が歯根歯折の危険もあるのですね。
また、今回化膿したせいで骨をだいぶ溶かしてしまったのでこれ以上リスクは回避したいです。
それも踏まえて後悔の無い結論を出したいと思います。
ありがとうございました。
両隣が治療済みの歯なので健康な歯を削るには当てはまらないばかりで、負担がかかることみのがしてました。
今度は両隣の歯が歯根歯折の危険もあるのですね。
また、今回化膿したせいで骨をだいぶ溶かしてしまったのでこれ以上リスクは回避したいです。
それも踏まえて後悔の無い結論を出したいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 右上5番抜歯、両隣歯が抜髄済みでもインプラントがいいか? |
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質問者 | マイブームさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 56歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 抜歯:5番(第二小臼歯) インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。