保険外の奥歯ブリッジの型をとるのに寒天材で大丈夫でしょうか?
相談者:
コーヒーカップさん (43歳:女性)
投稿日時:2013-02-18 20:38:27
こんにちは、現在治療中の左上奥歯のブリッジについて相談させて下さい。
先生にハイブリッドセラミック(エステニア)を勧められました。
内側の金属は保険と同じパラジウムだそうです。
パラジウムは心配なので中を金合金などに出来ないか聞いた所、いつもこれでやっているし、金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした。
土台にはファイバーか金をお願いしようとした所、レジンを入れたか入れる予定(どちらか忘れてしまいました)との事です。
次回、型取りの予定で、その際、型取りの材料は保険外用の変形しない寒天と事でした。
シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
ブリッジは只でさえ連結で難しいと思うので、寒天材で大丈夫なのか心配です。
なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが、根の再治療をして下さったので、他に転院するのは悪いかなと考えてしまいます。
先生方のご意見をお聞かせいただけたらと思い投稿しました。
宜しくお願いします。
先生にハイブリッドセラミック(エステニア)を勧められました。
内側の金属は保険と同じパラジウムだそうです。
パラジウムは心配なので中を金合金などに出来ないか聞いた所、いつもこれでやっているし、金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした。
土台にはファイバーか金をお願いしようとした所、レジンを入れたか入れる予定(どちらか忘れてしまいました)との事です。
次回、型取りの予定で、その際、型取りの材料は保険外用の変形しない寒天と事でした。
シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
ブリッジは只でさえ連結で難しいと思うので、寒天材で大丈夫なのか心配です。
なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが、根の再治療をして下さったので、他に転院するのは悪いかなと考えてしまいます。
先生方のご意見をお聞かせいただけたらと思い投稿しました。
宜しくお願いします。
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2013-02-18 21:06:17
>金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした
今後の金属アレルギーが心配であれば金合金の方が良いと思います。
また精度も金合金の方が高くなるとは思いますが、これは材料よりも歯科医/技工士の技術の方が影響は大きいと思います。
金合金にすると料金は高くなると思います。
>保険外の寒天ってあるのでしょうか?
保険外の寒天は知りませんが、オール寒天の印象に慣れている先生ならば、場合によってはシリコンと同じぐらいの精度が期待できるかもしれません。
シリコン印象材があまり良くなかった時代は、オール寒天で自費の印象をしていましたが、難しくて苦労した記憶があります。
私の師匠などは素晴らしい印象を取ってました。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが
材料よりも技術の方が精度への影響は大きいと思います。
担当医とよく相談してみてください。
ご参考まで・・・
今後の金属アレルギーが心配であれば金合金の方が良いと思います。
また精度も金合金の方が高くなるとは思いますが、これは材料よりも歯科医/技工士の技術の方が影響は大きいと思います。
金合金にすると料金は高くなると思います。
>保険外の寒天ってあるのでしょうか?
保険外の寒天は知りませんが、オール寒天の印象に慣れている先生ならば、場合によってはシリコンと同じぐらいの精度が期待できるかもしれません。
シリコン印象材があまり良くなかった時代は、オール寒天で自費の印象をしていましたが、難しくて苦労した記憶があります。
私の師匠などは素晴らしい印象を取ってました。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが
材料よりも技術の方が精度への影響は大きいと思います。
担当医とよく相談してみてください。
ご参考まで・・・
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-02-18 22:11:50
ご相談ありがとうございます。
>金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした
パラジウムは保険の材料として使われる理由は安いからです。
別の名前では、代用合金といって、金の変わりに探し出されたものであり、欧米では代用を使う理由もなく、また健康上にも問題があり使われていません。
>シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
その先生の方針だと思います。
ちなみに当院では、シリコンをインプラントにも、自然の歯にも使っています。
ただし、それぞれに合った別のシリコンを用意しています。
当院では、全寒天も日常的に使っています。
温度管理で精度を高めますから、ハイドロコロイド・コンディショナーという専用の機械を使います。
これは一つの機械にそれぞれ3種類の温度を自動設定できる、3個の浴槽が付いた精密機械です。
シリコンがまだ良くなかった時代の大昔から使われている方法ですが、温度管理ができるとシリコンでは誤差が出てしまう場合には、非常に精度の高い型が取れます。
つまり、どのような方法でも特長を生かせば、非常に優れたかぶせ物が作れます。
逆に使いこなせないと、シリコンでも全寒天でも、保険などで使う、安くて、簡単で、楽な、寒天の型よりも誤差が大きくなります。
ご担当の先生にお任せしたほうが良いかもしれません。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが
それなりであっても、下手に高度な材料を使うよりも、その先生が使いこなしている方法が一番です。
ある意味で料金に見合うリーズナブルな精度でもあるかもしれません。
>金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした
パラジウムは保険の材料として使われる理由は安いからです。
別の名前では、代用合金といって、金の変わりに探し出されたものであり、欧米では代用を使う理由もなく、また健康上にも問題があり使われていません。
>シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
その先生の方針だと思います。
ちなみに当院では、シリコンをインプラントにも、自然の歯にも使っています。
ただし、それぞれに合った別のシリコンを用意しています。
当院では、全寒天も日常的に使っています。
温度管理で精度を高めますから、ハイドロコロイド・コンディショナーという専用の機械を使います。
これは一つの機械にそれぞれ3種類の温度を自動設定できる、3個の浴槽が付いた精密機械です。
シリコンがまだ良くなかった時代の大昔から使われている方法ですが、温度管理ができるとシリコンでは誤差が出てしまう場合には、非常に精度の高い型が取れます。
つまり、どのような方法でも特長を生かせば、非常に優れたかぶせ物が作れます。
逆に使いこなせないと、シリコンでも全寒天でも、保険などで使う、安くて、簡単で、楽な、寒天の型よりも誤差が大きくなります。
ご担当の先生にお任せしたほうが良いかもしれません。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが
それなりであっても、下手に高度な材料を使うよりも、その先生が使いこなしている方法が一番です。
ある意味で料金に見合うリーズナブルな精度でもあるかもしれません。
回答3
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-02-18 22:14:19
>パラジウムは心配なので中を金合金などに出来ないか聞いた所、いつもこれでやっているし、金属アレルギーでもない限り、全然問題ないとの事でした。
お金はかかりますが(金属材料費が増す)、可能だと思いますので、もう一度御相談してみてはいかがでしょうか。
また、メタルフリーの方がアレルギーなどには有効になりますので、気になるようでしたら、御相談してみて下さい。
>土台にはファイバーか金をお願いしようとした所、レジンを入れたか入れる予定(どちらか忘れてしまいました)との事です。
ファイバーも回りはレジンになります。
追加料金がかかると思いますが、ファイバーは可能だと思いますので、どうしてもファイバーが気になるようでしたらもう一度御相談してみて下さいね。
>次回、型取りの予定で、その際、型取りの材料は保険外用の変形しない寒天と事でした。
>シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
>ブリッジは只でさえ連結で難しいと思うので、寒天材で大丈夫なのか心配です。
通常がアルジネートであれば、精密印象に寒天を使っているのかもしれませんね。
寒天も使用方法をしっかりすれば、かなり精度良く型どりは可能だと思います。
シリコンも硬めから柔らかいものまで沢山ありますから、適材適所に使い分けないと必ずしも精度が良い型どりにはなりませんね。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが、根の再治療をして下さったので、他に転院するのは悪いかなと考えてしまいます。
材料も大事ですが、先生や技工士さんの技術によるものが大きいと思います。
根の治療に満足があるのであれば、先生の技術は高いのかと思いますので、治療を続けてはいかがでしょうか。
もし、不安であればセカンドオピニオンや相談だけでも他院で意見を聞いてみて下さいね。
お金はかかりますが(金属材料費が増す)、可能だと思いますので、もう一度御相談してみてはいかがでしょうか。
また、メタルフリーの方がアレルギーなどには有効になりますので、気になるようでしたら、御相談してみて下さい。
>土台にはファイバーか金をお願いしようとした所、レジンを入れたか入れる予定(どちらか忘れてしまいました)との事です。
ファイバーも回りはレジンになります。
追加料金がかかると思いますが、ファイバーは可能だと思いますので、どうしてもファイバーが気になるようでしたらもう一度御相談してみて下さいね。
>次回、型取りの予定で、その際、型取りの材料は保険外用の変形しない寒天と事でした。
>シリコンはインプラントの型取り以外はあまり使わないと仰っていましたが、保険外の寒天ってあるのでしょうか?
>ブリッジは只でさえ連結で難しいと思うので、寒天材で大丈夫なのか心配です。
通常がアルジネートであれば、精密印象に寒天を使っているのかもしれませんね。
寒天も使用方法をしっかりすれば、かなり精度良く型どりは可能だと思います。
シリコンも硬めから柔らかいものまで沢山ありますから、適材適所に使い分けないと必ずしも精度が良い型どりにはなりませんね。
>なんだか精度の悪い保険外治療になってしまうのか・・と不安なのですが、根の再治療をして下さったので、他に転院するのは悪いかなと考えてしまいます。
材料も大事ですが、先生や技工士さんの技術によるものが大きいと思います。
根の治療に満足があるのであれば、先生の技術は高いのかと思いますので、治療を続けてはいかがでしょうか。
もし、不安であればセカンドオピニオンや相談だけでも他院で意見を聞いてみて下さいね。
タイトル | 保険外の奥歯ブリッジの型をとるのに寒天材で大丈夫でしょうか? |
---|---|
質問者 | コーヒーカップさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 材料・機材関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。