歯の裏から抜随した左上1番の前歯の治療について
相談者:
ようぞうさん (24歳:男性)
投稿日時:2013-02-21 12:44:48
はじめまして。
私は以前から虫歯が多く、冷水が沁みたり、甘味痛があったのですが、数年間放置を続けてしまいました。
今回、幼少時に治療済みの奥歯の一部が欠けてしまい、これを機に歯科医への通院を開始しました。
ところで、標題の件ですが、ここ3日ほど、左上1番の歯が浮くような感じがして、痛むというよりは、じわじわとした違和感が長時間続くので、診て欲しいと先生にお願いしたところ、奥歯の抜随後の処置をする予定を変更して、前歯のレントゲン写真を撮ることとなりました。
その結果、確かに、左上1番の歯の根元が黒く映っている部分があり、左上1番の大きな虫歯から菌が神経の根元にまでいっている可能性がある、だが、左上2番にも大きめの虫歯がありこれも怪しいとのことでした。
しかし、私の方からこの違和感への処置を優先的にお願いしたところ、左上1番の虫歯を治療するのではなく、歯の裏に穴を開け抜随だけをして、今日の治療が終わりました。
通院のキッカケとなった奥歯の抜随は、虫歯を削っていった結果、虫歯が神経に到達していることが分かった故の抜随、という感じだったので、手順が逆になるのかなと不思議に思いました。
この処置に関して先生方の意見を伺いたいです。
また今回の通院がキッカケで、抜随した歯はさらに大きく削って被せものをするのが一般的な処置であることを知ったくらいの知識しかなかったのですが、通院を機に色々調べてみました。
すると、神経を抜いた歯でも、被せものにならない処置をされた方もいるようですが、結局は、削った部位が小さければ、神経を失った前歯でも被せものではなく、詰めものの治療で済む場合もあるということでしょうか?
初歩的な質問ですが、インターネット上では情報が錯綜しており、この点につきましても、一言ご回答頂ければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
私は以前から虫歯が多く、冷水が沁みたり、甘味痛があったのですが、数年間放置を続けてしまいました。
今回、幼少時に治療済みの奥歯の一部が欠けてしまい、これを機に歯科医への通院を開始しました。
ところで、標題の件ですが、ここ3日ほど、左上1番の歯が浮くような感じがして、痛むというよりは、じわじわとした違和感が長時間続くので、診て欲しいと先生にお願いしたところ、奥歯の抜随後の処置をする予定を変更して、前歯のレントゲン写真を撮ることとなりました。
その結果、確かに、左上1番の歯の根元が黒く映っている部分があり、左上1番の大きな虫歯から菌が神経の根元にまでいっている可能性がある、だが、左上2番にも大きめの虫歯がありこれも怪しいとのことでした。
しかし、私の方からこの違和感への処置を優先的にお願いしたところ、左上1番の虫歯を治療するのではなく、歯の裏に穴を開け抜随だけをして、今日の治療が終わりました。
通院のキッカケとなった奥歯の抜随は、虫歯を削っていった結果、虫歯が神経に到達していることが分かった故の抜随、という感じだったので、手順が逆になるのかなと不思議に思いました。
この処置に関して先生方の意見を伺いたいです。
また今回の通院がキッカケで、抜随した歯はさらに大きく削って被せものをするのが一般的な処置であることを知ったくらいの知識しかなかったのですが、通院を機に色々調べてみました。
すると、神経を抜いた歯でも、被せものにならない処置をされた方もいるようですが、結局は、削った部位が小さければ、神経を失った前歯でも被せものではなく、詰めものの治療で済む場合もあるということでしょうか?
初歩的な質問ですが、インターネット上では情報が錯綜しており、この点につきましても、一言ご回答頂ければ幸いです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
回答1
タカシデンタルクリニック(港区南青山)の高橋です。
回答日時:2013-02-21 13:18:04
通常、虫歯から神経が炎症を越こすので、この部分を拡げて根の治療となるのですが、角度的な理由で虫歯のあるところ以外がらアプローチする事も少なくありません。
勿論、虫歯の部分は処置をする必要があります。
虫歯の治療と根の治療をどちらを優先したか、と言う問題だと思います。
虫歯の穴の方がそのままだと、そこから唾液の侵入や薬の漏洩があるので、仮の詰め物をしている可能性が高いと思います。
全くの手つかずではないと思います。
疑問点は率直に担当医に質問した方がいいですね。
また、根の治療をした歯は少なからず変色し、硬く脆くなるので状況にもよりますが、全部被せる方式が安全だと言える場合も少なくありません。
削った部分が少ない場合は、詰めるだけで終われる場合ももちろんあります。
ケースバイケースと言う事になろうかと思います。
勿論、虫歯の部分は処置をする必要があります。
虫歯の治療と根の治療をどちらを優先したか、と言う問題だと思います。
虫歯の穴の方がそのままだと、そこから唾液の侵入や薬の漏洩があるので、仮の詰め物をしている可能性が高いと思います。
全くの手つかずではないと思います。
疑問点は率直に担当医に質問した方がいいですね。
また、根の治療をした歯は少なからず変色し、硬く脆くなるので状況にもよりますが、全部被せる方式が安全だと言える場合も少なくありません。
削った部分が少ない場合は、詰めるだけで終われる場合ももちろんあります。
ケースバイケースと言う事になろうかと思います。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-02-21 13:27:04
ようぞう さん、こんにちは。
>初歩的な質問ですが、インターネット上では情報が錯綜しており、この点につきましても、一言ご回答頂ければ幸いです。
インターネット上の歯科相談掲示板では、診査・診断が出来ない為、一般的な回答しかすることができません。
他のサイトで得る情報も同様です。
>疑問点は率直に担当医に質問した方がいいですね。
リアルな回答は、ようぞう さんのお口の中を診た歯科医師だけが発することが出来ます。
>初歩的な質問ですが、インターネット上では情報が錯綜しており、この点につきましても、一言ご回答頂ければ幸いです。
インターネット上の歯科相談掲示板では、診査・診断が出来ない為、一般的な回答しかすることができません。
他のサイトで得る情報も同様です。
>疑問点は率直に担当医に質問した方がいいですね。
リアルな回答は、ようぞう さんのお口の中を診た歯科医師だけが発することが出来ます。
回答3
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2013-02-21 13:48:49
こんにちは。
〉左上1番の虫歯を治療するのではなく、歯の裏に穴を開け抜随だけをして、今日の治療が終わりました。
そうですね。
高橋先生の書かれているとおり、アプローチしやすい位置からという意味で裏側から削っていったのではないでしょうか。
虫歯に関してはいずれ取り除く処置が施されると思われます。
〉神経を失った前歯でも被せものではなく、詰めものの治療で済む場合もあるということでしょうか?
その先生のやり方と考え方にもよりますが、詰め物で済むケースもあると思います。
私見ですが、必ずしも被せなければいけないというわけではないと思います。
しかし担当医の考えに沿わない方法を無理やり行うのはお勧めできませんから、担当医と相談して得意なやり方で治療を行い管理していくことかと思います。
参考になさってください。
〉左上1番の虫歯を治療するのではなく、歯の裏に穴を開け抜随だけをして、今日の治療が終わりました。
そうですね。
高橋先生の書かれているとおり、アプローチしやすい位置からという意味で裏側から削っていったのではないでしょうか。
虫歯に関してはいずれ取り除く処置が施されると思われます。
〉神経を失った前歯でも被せものではなく、詰めものの治療で済む場合もあるということでしょうか?
その先生のやり方と考え方にもよりますが、詰め物で済むケースもあると思います。
私見ですが、必ずしも被せなければいけないというわけではないと思います。
しかし担当医の考えに沿わない方法を無理やり行うのはお勧めできませんから、担当医と相談して得意なやり方で治療を行い管理していくことかと思います。
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ようぞうさん
返信日時:2013-02-25 15:43:46
ご返信が遅くなり申し訳ありません。
まずは、高橋先生、小林先生、三留先生、貴重なご回答をどうもありがとうございました。
神経の治療と虫歯の治療の順番は前後することもあるとのこと、また根管治療後の処置に関しても、参考になりました、どうもありがとうございました。
また先生方がいずれも、担当の先生とのコミュニケーションをまずはしっかりとした方がいいと仰っているように見受けられました。
担当医の方は、忙しそうにされていてエプロンを取っているときには既にどこかへ行ってしまっている場合も多いのですが、治療前などタイミングを狙って、ぜひ疑問点は率直に伺っていきたいと思います。
それでも、疑問が残ってしまった場合は、またここでお世話になるかもしれません。
改めまして、今回は大変お世話になり、ありがとうございました。
まずは、高橋先生、小林先生、三留先生、貴重なご回答をどうもありがとうございました。
神経の治療と虫歯の治療の順番は前後することもあるとのこと、また根管治療後の処置に関しても、参考になりました、どうもありがとうございました。
また先生方がいずれも、担当の先生とのコミュニケーションをまずはしっかりとした方がいいと仰っているように見受けられました。
担当医の方は、忙しそうにされていてエプロンを取っているときには既にどこかへ行ってしまっている場合も多いのですが、治療前などタイミングを狙って、ぜひ疑問点は率直に伺っていきたいと思います。
それでも、疑問が残ってしまった場合は、またここでお世話になるかもしれません。
改めまして、今回は大変お世話になり、ありがとうございました。
タイトル | 歯の裏から抜随した左上1番の前歯の治療について |
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質問者 | ようぞうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。