下顎7番抜歯、5番歯根破折。金属アレルギーを考慮した今後の処置は

相談者: psdetさん (30歳:女性)
投稿日時:2013-02-19 14:23:10
数年前に左下7番が虫歯になり、根管治療中に根管が割れ、その後の治療の甲斐なく抜歯
その後はひとまず放置しましょうという判断でした。

最近別の歯医者に行ったところ、左上7番が下がってきていると言われ、左下5〜7番にかけて延長ブリッジをかけました。
しかしその後数ヵ月後に体中の皮膚がただれ始め、検査の結果酷い金属アレルギー(ニッケル・コバルト・クロム・プラチナ・鉄など他多数。金とチタン以外ほぼ全滅です)がわかりました。
すぐに延長ブリッジを含む全ての口内の金属を外し、小康状態にあります。

代わりにアレルギーの出ていない金で25万円程で延長ブリッジをつけると言われましたが、私は金属を使用する事に抵抗があり、どうせ高額の料金を払わなければいけないのならとセラミックの延長ブリッジを検証していました。
しかしその矢先、食事をした際、今度はブリッジの土台としていた左下5番(仮歯をつけていました)が根元から折れてしまいました。
この折れた左下5番は小学生の頃に治療済だった歯で、金属の被せを削り取ったため、細く残った状態で土台としました。
先生もこの細さが気がかりでありつつもブリッジを提案したようですが、やはり最悪の結果になりました。

まとめると
・左下7番 抜歯。
・左上7番 下がってきている。
・左下5番 細い状態で土台にしたが、その後ブリッジを外した後に根元から折れた。
・今は全ての金属を取っていて、銀歯やブリッジは無い。
・酷いアレルギー体質のため、出来れば金属を体内に入れる事は避けたい。

良かれと思ってやって来た治療が悪循環を招き、治療の終着点がわからなくなってしまいました。
他の病院でもセカンドオピニオンを受ける予定ですが、最終的にどうする事で治療を終わるか、ご提案を頂けたらありがたいです。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-02-19 14:27:32
今の状態だと義歯インプラント(純チタン)の2種類しかない様に思います。

ただ義歯もクラスプが無いノンクラスプデンチャー、インプラントも上部構造に金属を使わない等が必要かもしれません。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-02-19 15:46:56
アレルギーとは大変ですね。

入れ歯も金属を使わないものが良いと思います。
ブリッジなどの被せ物では、メタルフリーと言われるジルコニアなどの白い金属が無い材料が安全で良いと思います。

インプラントで顔が腫れた方や、皮膚がただれたりする方がいらっしゃいます。これらの患者さんは元々お口の中に金属が入っていて金属アレルギーは無いように思えた方々です。
私自身4人程経験し0.1%もいらっしゃいませんが、リスクはあります。
インプラントをして症例が出たら除去する事も考えてインプラントするならば治療計画の1つと考えても良いと思います。

歯の状態によって計画は事なりますので、受診した歯科医院でよく相談して下さいね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-02-20 00:27:02
こんばんは。

私も、金属アレルギーレジンアレルギーも含む)の患者さんは、何人か、来院しています。

まず、アレルギーテストを、1、2回で判断するのではなく、数回、場合によっては、医療機関を変えて、チェックした方がいいです。

できれば、医科の大学病院;皮膚科では、判定してもらうと、物質の特定がしやすいと、思います。
(私見)


しかし、今まで、5番に、金属系列の土台やブリッジが入っていたのでしたら、適合する金属はありそうな気がします。

オールセラミックのブリッジ・ゴールドのブリッジなどが適応かもしれません。


ご参考までに。
お大事に。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-02-20 13:35:56
こんにちは、読ませて頂きましたが、

>左上7番が下がってきていると言われ、左下5〜7番にかけて延長ブリッジをかけました。

結果悪い方向に行ってしまったようですね。

私は7番が無くなっても殆どのケースで放置することが多いです。

経験として上の1本の歯の為に下の歯を2本犠牲にすることがはたして正しいのかと思います。


また今回のように大きなトラブルになることも十分考えられます。

医療行為とは必ずリスクのつきまとうものです、ノンリスクでの治療はまずありません。

今回、結果として不幸なことが起こってしまったので仕方がありませんが・・・


今後のことを考えると、メタルは避けられた方がいいと思います。

先生方がおっしゃるように、強度面を重視するのであれば審美性は落ちますが、ジルコニアを使用する
強度のいらないような部位に関しては、レジンセラミックを持ってくるという選択肢になるでしょうか。


>検査の結果酷い金属アレルギー(ニッケル・コバルト・クロム・プラチナ・鉄など他多数。金とチタン以外ほぼ全滅です)がわかりました。

>代わりにアレルギーの出ていない金で25万円程で延長ブリッジをつけると言われました

オールセラミックブリッジ・ゴールドのブリッジなどが、」適応かもしれません。


金・ゴールドのブリッジ!?

ゴールドと言っても24Kの純金でブリッジ作っている訳ではないですよ^^;

歯科で言う「ゴールド・金」と言うのは金合金という形になりますから、他の付加金属が入っています。


一般的に歯医者がゴールド・金と表現するものは大きく分けて2種類、『金合金』と『白金加金』の2種類になります。

『金合金』には多くのメーカーで金属アレルゲンになりやすいパラジュームが含有されています。
また白金加金にも多くのメーカーでpsdetさんのアレルゲンである白金(プラチナ)が入っています。

その他、銀や銅、イリジュームが多くのメーカーの物に入っています。
またメーカーによっては金合金でもスズ、インジウム、ガリウム、レニウムが付加されているのではっきり言えば金属(メタル系)は避けた方がいいでしょうね。

また金属アレルギーは、今日大丈夫だった金属にも10年後アレルゲンになる可能性もありますから、私的に言えば金属アレルギーと分かっている方にわざわざメタル修復は・・・


気を付けられた方がいいのは出来あがった被せ物をくっ付けるセメントにも金属は付加されていますから、今後の治療はより慎重になった方がいいでしょう。

私は金属アレルギー専門ではないのでこのぐらいの知識しかありませんが、心配なら大学病院などの専門の先生に診て頂いた方がいいと思います^^


細見先生がおっしゃるように当面大きな治療はせず、ノンクラスプデンチャー(金属なしの入れ歯)で様子をみられるのがいいかもしれませんね^^;

色々不安が先行すると思いますが、安心を得る為にも専門家の先生に意見を聞きに行った方がいいと思いますよ。


おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 下顎7番抜歯、5番歯根破折。金属アレルギーを考慮した今後の処置は
質問者 psdetさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(臼歯部)
ブリッジその他
部分入れ歯 その他
歯科金属アレルギー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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