突発的外力による外傷性顎関節症、外科手術により改善したいです
相談者:
ぺぺぺさん (20歳:女性)
投稿日時:2013-02-18 01:16:28
はじめまして。
私は2年前に右の顎の関節円板がずれて顎関節症になり、薬やマウスピースなど治療を続けているのですが、改善されません。
口は指2本分開きます。
年々顎の痛みがひどくなり、頭痛や肩こりも異常で、生活が苦しいです。
それに、顎の位置がずれたことにより右の顎が腫れて下がっていて、最近は顎に引っ張られて右の口元や目元が下がる形で右顔が歪んできて、顔が変わっていくのが恐ろしいです。
最近は逃げられない痛みと変形する顔に、生きるのが嫌になり、自殺すら考えてしまいます。
原因は二重アゴの改善のため、上を向いて、思い切り顎を突き出したり、左右に動かしたりするという無理な顎の運動を試したからです。
動作の途中でバキッと音が鳴り、右顎に激痛が走り、しばらく顎が開かなくなりました。
すぐ病院に行き、レントゲンを撮ってもらい、突発的外力による外傷性顎関節症と診断されました。
模型による説明とともに、円板を元に戻す治療をしましょうと言われました。
しかし、引越しでその病院では治療できませんでした。
引越し先で4件の歯科医師さんに診てもらったのですが、詳しい話は聞いてもらえず、顎関節症というだけで、生活習慣の改善やマッサージ、薬やマウスピースなどで治療すべき、危険なので手術はすすめないと言われました。
そうして2年が経ちましたが、いっこうに改善されません。
顎関節症の95%以上の原因は噛み合わせの不具合や食いしばりなどであり、生活習慣の改善やマッサージで治療していくべきということはわかります。
しかし、私は残りの5%なのです。
手術が危険で、効果がないかもしれないこともわかります。
だから、どう調べても、どこの病院に行っても口が開くなら手術は滅多にないです、と言われてしまうのですね。
でも、私はこの生活が続くくらいならはやく生まれ変わってしまいたいです。
まだ諦めず先生を探そうと思うのですが、もうアテがなく、途方に暮れています。
いま、春休みで地元に帰れるので、一番はじめの病院で診てもらおうとも思うのですが、3月いっぱいしか時間が取れません。
1ヵ月で治療を終えることはできますか。
また、他に、話を聞いてくれて、外科手術を考えてもらえる病院はありますか。
歯科医院の紹介はできないと思うので、有無だけで結構です。
他になにか助言があれば、お願いします。
よろしくお願いします。
私は2年前に右の顎の関節円板がずれて顎関節症になり、薬やマウスピースなど治療を続けているのですが、改善されません。
口は指2本分開きます。
年々顎の痛みがひどくなり、頭痛や肩こりも異常で、生活が苦しいです。
それに、顎の位置がずれたことにより右の顎が腫れて下がっていて、最近は顎に引っ張られて右の口元や目元が下がる形で右顔が歪んできて、顔が変わっていくのが恐ろしいです。
最近は逃げられない痛みと変形する顔に、生きるのが嫌になり、自殺すら考えてしまいます。
原因は二重アゴの改善のため、上を向いて、思い切り顎を突き出したり、左右に動かしたりするという無理な顎の運動を試したからです。
動作の途中でバキッと音が鳴り、右顎に激痛が走り、しばらく顎が開かなくなりました。
すぐ病院に行き、レントゲンを撮ってもらい、突発的外力による外傷性顎関節症と診断されました。
模型による説明とともに、円板を元に戻す治療をしましょうと言われました。
しかし、引越しでその病院では治療できませんでした。
引越し先で4件の歯科医師さんに診てもらったのですが、詳しい話は聞いてもらえず、顎関節症というだけで、生活習慣の改善やマッサージ、薬やマウスピースなどで治療すべき、危険なので手術はすすめないと言われました。
そうして2年が経ちましたが、いっこうに改善されません。
顎関節症の95%以上の原因は噛み合わせの不具合や食いしばりなどであり、生活習慣の改善やマッサージで治療していくべきということはわかります。
しかし、私は残りの5%なのです。
手術が危険で、効果がないかもしれないこともわかります。
だから、どう調べても、どこの病院に行っても口が開くなら手術は滅多にないです、と言われてしまうのですね。
でも、私はこの生活が続くくらいならはやく生まれ変わってしまいたいです。
まだ諦めず先生を探そうと思うのですが、もうアテがなく、途方に暮れています。
いま、春休みで地元に帰れるので、一番はじめの病院で診てもらおうとも思うのですが、3月いっぱいしか時間が取れません。
1ヵ月で治療を終えることはできますか。
また、他に、話を聞いてくれて、外科手術を考えてもらえる病院はありますか。
歯科医院の紹介はできないと思うので、有無だけで結構です。
他になにか助言があれば、お願いします。
よろしくお願いします。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2013-02-18 01:47:36
こんにちは。
開口訓練などの顎関節の体操で顎関節の痛みや開口障害はかなり改善します。
そのような訓練の指導を受け、継続されているのでしょうか。
もしまだなら、手術を受ける前にそのような体操を継続することをお勧めします。
既に継続されていて効果が不十分な場合には手術が必要なのかもしれません。
顎関節の手術には顎関節の近くの皮膚を切開して行う手術と関節鏡を用いる手術があります。
このような手術は大学病院など大きな病院の口腔外科で行われます。
そのような病院で相談されたらよいと思います。
開口訓練などの顎関節の体操で顎関節の痛みや開口障害はかなり改善します。
そのような訓練の指導を受け、継続されているのでしょうか。
もしまだなら、手術を受ける前にそのような体操を継続することをお勧めします。
既に継続されていて効果が不十分な場合には手術が必要なのかもしれません。
顎関節の手術には顎関節の近くの皮膚を切開して行う手術と関節鏡を用いる手術があります。
このような手術は大学病院など大きな病院の口腔外科で行われます。
そのような病院で相談されたらよいと思います。
回答2
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-02-18 17:04:37
西山です
>顎関節症の95%以上の原因は噛み合わせの不具合や・・・
噛み合わせが原因の95%だという考え方については,世界的にコンセンサスが得られていませんが.
噛み合わせについては,複数ある要因(寄与因子といいます)のあくまでも一つであるという程度だと思います.
>すぐ病院に行き、レントゲンを撮ってもらい、突発的外力による外傷性顎関節症と診断されました。
>模型による説明とともに、円板を元に戻す治療をしましょうと言われました。
顎関節症の治療で,いきなり手術を提示するということは,考えにくいのですが.
文面からだけからの感想ですが,関節円板を元に戻す手術をしたからと言って,現在の症状が改善することはないように思います.
>顎関節症の95%以上の原因は噛み合わせの不具合や・・・
噛み合わせが原因の95%だという考え方については,世界的にコンセンサスが得られていませんが.
噛み合わせについては,複数ある要因(寄与因子といいます)のあくまでも一つであるという程度だと思います.
>すぐ病院に行き、レントゲンを撮ってもらい、突発的外力による外傷性顎関節症と診断されました。
>模型による説明とともに、円板を元に戻す治療をしましょうと言われました。
顎関節症の治療で,いきなり手術を提示するということは,考えにくいのですが.
文面からだけからの感想ですが,関節円板を元に戻す手術をしたからと言って,現在の症状が改善することはないように思います.
回答4
[2013/3/10]
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
当サイトのコンセプトにそぐわなかったため、
ご退会頂きました。
回答日時:2013-02-19 12:07:55
西山先生の、ご意見に賛成です。
顎関節症で、顎や顔が、ゆがんでしまうのではないか、という不安は、相当にストレスで、そのストレスが、さらに顎関節症を悪化させるという、悪循環におちいってしまうことがあるようです。
ご質問の文章からは、
・顎関節の筋肉・靭帯の損傷、断裂及び剥離骨折等が起きていないか?
・顔面神経等の走行に障害があるのか?
等々きちんとした診断のもと、治療計画を作って、治療する必要があるかもしれません。
主治医と充分に話し合ってください。
他の診療科のことは、詳しくは分かりませんが、形成外科等の医師に相談するということも考えられるかもしれません。
顎関節症で、顎や顔が、ゆがんでしまうのではないか、という不安は、相当にストレスで、そのストレスが、さらに顎関節症を悪化させるという、悪循環におちいってしまうことがあるようです。
ご質問の文章からは、
・顎関節の筋肉・靭帯の損傷、断裂及び剥離骨折等が起きていないか?
・顔面神経等の走行に障害があるのか?
等々きちんとした診断のもと、治療計画を作って、治療する必要があるかもしれません。
主治医と充分に話し合ってください。
他の診療科のことは、詳しくは分かりませんが、形成外科等の医師に相談するということも考えられるかもしれません。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-02-19 14:02:45
>原因は二重アゴの改善のため、上を向いて、思い切り顎を突き出したり、左右に動かしたりするという無理な運動を試したからです。
>動作の途中でバキッと音が鳴り、右顎に激痛が走り、しばらく顎が開かなくなりました。
このときの動作のみが原因と考えておられるのですね。
もし、全く同じ事を行なった、すべての人に同様の症状が出現するのであれば、なるほど、そうなのかもしれません。
もしも、上記動作によって顎関節に支障を来たす方々が限られた人であり、それらの人に何か共通したものがあれば、既に顎関節症の素因(?)をお持ちで、上を向いて行なった顎運動は、顎関節症に至る’引き金’になったという解釈も出来るかと思われます。
骨と円板との位置関係の変化は、それ自体が原因と言うよりも、これもまた一つの結果であるように思います。(個人的意見)
>動作の途中でバキッと音が鳴り、右顎に激痛が走り、しばらく顎が開かなくなりました。
このときの動作のみが原因と考えておられるのですね。
もし、全く同じ事を行なった、すべての人に同様の症状が出現するのであれば、なるほど、そうなのかもしれません。
もしも、上記動作によって顎関節に支障を来たす方々が限られた人であり、それらの人に何か共通したものがあれば、既に顎関節症の素因(?)をお持ちで、上を向いて行なった顎運動は、顎関節症に至る’引き金’になったという解釈も出来るかと思われます。
骨と円板との位置関係の変化は、それ自体が原因と言うよりも、これもまた一つの結果であるように思います。(個人的意見)
相談者からの返信
相談者:
ぺぺぺさん
返信日時:2013-02-25 11:33:27
相談者からの返信
相談者:
ぺぺぺさん
返信日時:2013-02-25 11:37:10
北野先生、回答ありがとうございます。
引越し先の大きな病院はほとんど行きましたが、話を聞いてもらえません。
やはり、地元の総合病院に一度戻ろうかと思います。
引越し先の大きな病院はほとんど行きましたが、話を聞いてもらえません。
やはり、地元の総合病院に一度戻ろうかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ぺぺぺさん
返信日時:2013-02-25 11:48:35
相談者からの返信
相談者:
ぺぺぺさん
返信日時:2013-02-25 11:57:01
古川先生、回答ありがとうございます。
顎関節症で顔が歪んでしまう不安がストレスとなり悪循環になることについては、病院で説明されたことがあります。
できるだけ気にしないように生きようと思います。
引越し先で探した病院では、話を聞いてもらえず、ただただ毎回薬を処方するだけでしたので、ほかの病院を探してみようと思います。
顎関節症で顔が歪んでしまう不安がストレスとなり悪循環になることについては、病院で説明されたことがあります。
できるだけ気にしないように生きようと思います。
引越し先で探した病院では、話を聞いてもらえず、ただただ毎回薬を処方するだけでしたので、ほかの病院を探してみようと思います。
相談者からの返信
相談者:
ぺぺぺさん
返信日時:2013-02-25 12:10:11
藤森先生、回答ありがとうございます。
原因が別にあったとしても、症状が出たのは顎の運動をし、円板がずれてしまった時からです。
ですから、円板を戻せば症状は治まると思うのですが。
円板がずれたのが結果にせよ、もう無理な顎の運動を行わなければ円板がずれることはないのではないかと思います。
円板を戻さないよりは戻したほうが良いと思うのですが、なぜしていただけないのでしょうか。
原因が別にあったとしても、症状が出たのは顎の運動をし、円板がずれてしまった時からです。
ですから、円板を戻せば症状は治まると思うのですが。
円板がずれたのが結果にせよ、もう無理な顎の運動を行わなければ円板がずれることはないのではないかと思います。
円板を戻さないよりは戻したほうが良いと思うのですが、なぜしていただけないのでしょうか。
回答6
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-02-25 16:44:59
西山です
>、ほとんどの先生が噛み合わせが原因だと決め付けて、生活習慣の改善で治りますよ、とおっしゃいます
噛み合わせが原因なら,生活習慣の改善では治らないと思います.
噛み合わせは同じわけですから.
>円板を元に戻しても、なぜ、症状は改善しないのですか。
円板の位置異常で現在の症状が説明できないからです.
>、ほとんどの先生が噛み合わせが原因だと決め付けて、生活習慣の改善で治りますよ、とおっしゃいます
噛み合わせが原因なら,生活習慣の改善では治らないと思います.
噛み合わせは同じわけですから.
>円板を元に戻しても、なぜ、症状は改善しないのですか。
円板の位置異常で現在の症状が説明できないからです.
タイトル | 突発的外力による外傷性顎関節症、外科手術により改善したいです |
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質問者 | ぺぺぺさん |
地域 | 茨城 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ | 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。