奥歯4本欠損、2本が不安定。今後はインプラントか義歯か・・(イギリス)
相談者:
Kazanlikさん (51歳:女性)
投稿日時:2013-02-28 21:16:11
イギリスに在住しています。
左上6.7、右上7右下5を既に抜歯。
右下5−7は延長ブリッジ。
右下5−7
最近このブリッジが外れた際、根管再治療の必要があり、歯科医の紹介で大学病院に行ったところ、既に抜髄されている右下6,7に関して
「7番は殆ど残っておらず、残す意味が無いため抜歯、6番もかなりソフト(緩い?)で、もう少し詳しく検査が必要だが、多分将来的にブリッジをサポートするほどの強度が無い」
と言われました。
既に6、7共に茶色に変色しています。
右下6がブリッジをサポートできない場合は、インプラントか部分義歯となります。
左上6,7も無いため、今後
1.最悪右下6・7を抜歯となると、奥歯が計6本無くなる事になり、この場合インプラントは適当か、また6本全部必要?
2.この他にもクラウン・詰め物のある奥歯が何本かある為、年齢のことも考えると、長期的には義歯の方が良いのか?
15年在住中、3人の歯科医に診察してもらいましたが、一般的に日本歯科医より技術レベルが低いと思われます。
当初は
「これ、日本で治療したの?
やっぱりレベルが高いよね」
などと感心され、びっくりしたものです。
また、基本的な「歯」に対する考え方の違い、また医療システムの都合上「なるべく抜歯を避ける」という意識もそれ程強くないようです。
このような状況と総費用を考えると、インプラントは避けたい、という気持ちが強いです。
根管再治療・インプラント・ブリッジ等は保険適応外のため、“プライベート”歯科に行く事になり、そうなると初診だけでも1万以上かかるため、良い歯科を探すために簡単に2,3件試して見る、という訳にもいかず、困っています。
アドバイスをお願いします。
左上6.7、右上7右下5を既に抜歯。
右下5−7は延長ブリッジ。
右下5−7
最近このブリッジが外れた際、根管再治療の必要があり、歯科医の紹介で大学病院に行ったところ、既に抜髄されている右下6,7に関して
「7番は殆ど残っておらず、残す意味が無いため抜歯、6番もかなりソフト(緩い?)で、もう少し詳しく検査が必要だが、多分将来的にブリッジをサポートするほどの強度が無い」
と言われました。
既に6、7共に茶色に変色しています。
右下6がブリッジをサポートできない場合は、インプラントか部分義歯となります。
左上6,7も無いため、今後
1.最悪右下6・7を抜歯となると、奥歯が計6本無くなる事になり、この場合インプラントは適当か、また6本全部必要?
2.この他にもクラウン・詰め物のある奥歯が何本かある為、年齢のことも考えると、長期的には義歯の方が良いのか?
15年在住中、3人の歯科医に診察してもらいましたが、一般的に日本歯科医より技術レベルが低いと思われます。
当初は
「これ、日本で治療したの?
やっぱりレベルが高いよね」
などと感心され、びっくりしたものです。
また、基本的な「歯」に対する考え方の違い、また医療システムの都合上「なるべく抜歯を避ける」という意識もそれ程強くないようです。
このような状況と総費用を考えると、インプラントは避けたい、という気持ちが強いです。
根管再治療・インプラント・ブリッジ等は保険適応外のため、“プライベート”歯科に行く事になり、そうなると初診だけでも1万以上かかるため、良い歯科を探すために簡単に2,3件試して見る、という訳にもいかず、困っています。
アドバイスをお願いします。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-02-28 21:31:45
日本に帰国することはないのでしょうか?
あるのであれば、日本で治療方針を総合的にみてもらって、決めてみてはいかがでしょう。
お口の中を見てみないとはっきりわからないので、何が良いかとは言えませんので。
>根管再治療・インプラント・ブリッジ等は保険適応外のため、“プライベート”歯科に行く事になり、そうなると初診だけでも1万以上かかるため、良い歯科を探すために簡単に2,3件試して見る、という訳にもいかず、困っています。
入れ歯が保険適用であれば、とりあえず入れ歯にしてみるのはどうでしょうか。
あるのであれば、日本で治療方針を総合的にみてもらって、決めてみてはいかがでしょう。
お口の中を見てみないとはっきりわからないので、何が良いかとは言えませんので。
>根管再治療・インプラント・ブリッジ等は保険適応外のため、“プライベート”歯科に行く事になり、そうなると初診だけでも1万以上かかるため、良い歯科を探すために簡単に2,3件試して見る、という訳にもいかず、困っています。
入れ歯が保険適用であれば、とりあえず入れ歯にしてみるのはどうでしょうか。
回答2
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-02-28 23:17:47
こんばんは。
カワサキです。
日本に帰国する予定があるのでしたら、その際に、日本で歯科治療を受けられた方がいいでしょう。
イギリスの治療レベルも、それ程低くないと思います。
日本のように安価な治療は、難しいかも知れませんが、それなりの歯科医は多いと思います。
応急的に、部分入れ歯にするのも、一方法です。
カワサキです。
日本に帰国する予定があるのでしたら、その際に、日本で歯科治療を受けられた方がいいでしょう。
イギリスの治療レベルも、それ程低くないと思います。
日本のように安価な治療は、難しいかも知れませんが、それなりの歯科医は多いと思います。
応急的に、部分入れ歯にするのも、一方法です。
相談者からの返信
相談者:
Kazanlikさん
返信日時:2013-03-01 02:09:44
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-03-01 07:20:38
Kazanlik さん、こんにちは。
帰国が1〜2週間なのであれば、元の医院に経過を記録したものやレントゲンなどの資料を借りたうえ別の医院に相談し、また元の医院に戻るというセカンドオピニオンというのを受けてみてはいかがでしょう。
帰国前に予約をとっておくと良いかもしれません。
治療ではなく相談ですから、健康保険は給付されず、自費での受診になります。
参考⇒セカンドオピニオンを求める
ご参考まで。
帰国が1〜2週間なのであれば、元の医院に経過を記録したものやレントゲンなどの資料を借りたうえ別の医院に相談し、また元の医院に戻るというセカンドオピニオンというのを受けてみてはいかがでしょう。
帰国前に予約をとっておくと良いかもしれません。
治療ではなく相談ですから、健康保険は給付されず、自費での受診になります。
参考⇒セカンドオピニオンを求める
ご参考まで。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-03-01 08:42:06
ご相談ありがとうございます。
海外の歯科医療は日本といろいろ違います。
特に考え方に違いがあり、悪くなったところを抜歯するという傾向が強いようです。
もちろんお一人ずつによっても違います。
私個人的には、歯をできるだけ残すこと、病気の部分だけを診るだけにとどまらず今は困っていない歯も同時に総合的に診るという、長期の健康を目標にしています。
従って、全体の状況によって治療計画も歯科医師ごとに全く違ってきます。
今お住まいの国の事情や、お話だけでは分からない他の歯の状況によっては、今は入れ歯が良いという状況もありそうです。
歯科医師を探すときに、相談だけしていただいてはどうでしょうか。
危険の多い国で、試しに治療を受けてから判断すると、ひどい目に合う危険が増えるからです。
海外の歯科医療は日本といろいろ違います。
特に考え方に違いがあり、悪くなったところを抜歯するという傾向が強いようです。
もちろんお一人ずつによっても違います。
私個人的には、歯をできるだけ残すこと、病気の部分だけを診るだけにとどまらず今は困っていない歯も同時に総合的に診るという、長期の健康を目標にしています。
従って、全体の状況によって治療計画も歯科医師ごとに全く違ってきます。
今お住まいの国の事情や、お話だけでは分からない他の歯の状況によっては、今は入れ歯が良いという状況もありそうです。
歯科医師を探すときに、相談だけしていただいてはどうでしょうか。
危険の多い国で、試しに治療を受けてから判断すると、ひどい目に合う危険が増えるからです。
相談者からの返信
相談者:
Kazanlikさん
返信日時:2013-03-05 05:45:48
お忙しいところを、丁寧に回答を頂き、ありがとうございます。
とりあえずは、入れ歯として様子を見、次回日本に帰国した際に、小林先生から提案を頂いたセカンドオピニオンをお願いする事にします。
さがら先生からご指摘があったように、イギリスでは歯科医療に対する考え方が(歯科医師も患者も)日本と異なるため、やはり日本の歯科医のアドバイスが私には安心できると思います。
これは全くの余談ですが、イギリスの歯科医療界では次の様な事が起こっています。
現在英国では、いわゆる”イギリス人”歯科医の殆どが”プライベート治療のみを行っており、保険歯科医療は、東欧・インド・南アフリカ等の国で学位を得た、英語の話せる歯科医によってカバーされています。
当然、英国での検定試験はありますが、患者にとってはかなり不安な状況です。
最後になりましたが、海外在住の私に、日本の歯科医に相談ができる場を提供して下さった「歯チャンネル」を運営している皆様、ありがとうございました。
とりあえずは、入れ歯として様子を見、次回日本に帰国した際に、小林先生から提案を頂いたセカンドオピニオンをお願いする事にします。
さがら先生からご指摘があったように、イギリスでは歯科医療に対する考え方が(歯科医師も患者も)日本と異なるため、やはり日本の歯科医のアドバイスが私には安心できると思います。
これは全くの余談ですが、イギリスの歯科医療界では次の様な事が起こっています。
現在英国では、いわゆる”イギリス人”歯科医の殆どが”プライベート治療のみを行っており、保険歯科医療は、東欧・インド・南アフリカ等の国で学位を得た、英語の話せる歯科医によってカバーされています。
当然、英国での検定試験はありますが、患者にとってはかなり不安な状況です。
最後になりましたが、海外在住の私に、日本の歯科医に相談ができる場を提供して下さった「歯チャンネル」を運営している皆様、ありがとうございました。
タイトル | 奥歯4本欠損、2本が不安定。今後はインプラントか義歯か・・(イギリス) |
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質問者 | Kazanlikさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 51歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:複数の歯(臼歯部) インプラント治療法 ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル イギリス |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。