受け口の歯列矯正、手術のリスクと舌癖について
相談者:
marinnnnnnnさん (20歳:女性)
投稿日時:2013-03-06 01:53:51
近々、歯列矯正をしようと考えている者です。
私の場合下顎がやや前に突き出した受け口で、上の歯並びと下の奥歯の歯並びが悪く、3件の矯正歯科クリニックを初診相談で回りました。
その際、まず3件とも、手術(全身麻酔をし下顎を削る)と矯正で行う方法と、矯正のみ行う方法どちらでも選べると言われました。
どちらかと言えば手術込を進めるが、どうしても手術が怖いならもちろん矯正だけでも歯列自体は綺麗に治せるとのことでした。
私としては、昔からしゃくれているのがコンプレックスでしたので、できれば手術込でと考えています。
また、2件目のクリニックにて、話すときに舌で前歯を押す舌癖があるからそれも一緒に直したほうがいいと言われました。
(舌訓練をしておかないとたとえ矯正で歯列が綺麗になっても、また少しずつ前歯が出てしまうとのこと)
しかし、3件目のクリニックにて、前回のことから舌癖が気になることを告げたところ、骨が成長しきった今だったら、訓練しなくても矯正で綺麗になった歯が動くことはないと言われました。
そこで質問なのですが、手術する場合、手術が失敗する(神経を傷つける等)可能性というのはやはりあるのでしょうか?
そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
よろしくお願いします。
私の場合下顎がやや前に突き出した受け口で、上の歯並びと下の奥歯の歯並びが悪く、3件の矯正歯科クリニックを初診相談で回りました。
その際、まず3件とも、手術(全身麻酔をし下顎を削る)と矯正で行う方法と、矯正のみ行う方法どちらでも選べると言われました。
どちらかと言えば手術込を進めるが、どうしても手術が怖いならもちろん矯正だけでも歯列自体は綺麗に治せるとのことでした。
私としては、昔からしゃくれているのがコンプレックスでしたので、できれば手術込でと考えています。
また、2件目のクリニックにて、話すときに舌で前歯を押す舌癖があるからそれも一緒に直したほうがいいと言われました。
(舌訓練をしておかないとたとえ矯正で歯列が綺麗になっても、また少しずつ前歯が出てしまうとのこと)
しかし、3件目のクリニックにて、前回のことから舌癖が気になることを告げたところ、骨が成長しきった今だったら、訓練しなくても矯正で綺麗になった歯が動くことはないと言われました。
そこで質問なのですが、手術する場合、手術が失敗する(神経を傷つける等)可能性というのはやはりあるのでしょうか?
そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
黒岩歯科医院(長野県佐久市)の黒岩です。
回答日時:2013-03-06 06:54:42
marinnnnnnnさん、こんにちは。
矯正の手術と舌癖についてお悩みのようですね。
矯正のためのあごを切る手術による、神経損傷のリスクは確かにあります。
手術によるリスクは色々とあるので、これは実際に手術をしている口腔外科の先生にしっかりと説明を受けたほうが良いと思います。
舌癖に関しては、なおしておかないと後戻りの原因になる場合はあります。
私自身は、特に前歯の上下に隙間がある方(開口)には、舌癖のトレーニングを必ずやってもらいます。
舌癖のトレーニングが必要かどうかは、各々の状態によると思うので、何とも言えません。
納得するまで説明をしてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
矯正の手術と舌癖についてお悩みのようですね。
矯正のためのあごを切る手術による、神経損傷のリスクは確かにあります。
手術によるリスクは色々とあるので、これは実際に手術をしている口腔外科の先生にしっかりと説明を受けたほうが良いと思います。
舌癖に関しては、なおしておかないと後戻りの原因になる場合はあります。
私自身は、特に前歯の上下に隙間がある方(開口)には、舌癖のトレーニングを必ずやってもらいます。
舌癖のトレーニングが必要かどうかは、各々の状態によると思うので、何とも言えません。
納得するまで説明をしてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-03-06 09:16:42
>話すときに舌で前歯を押す舌癖があるからそれも
滑舌というくらいですから、話す時に舌が前歯を押していることは少なく、本当の意味は舌が前歯の間に入り込むくらいに突出するか接触するくらいまで、前方位にあることが多いということだと思います。
単なる舌の癖か、舌の大きさ(ボリューム)が大のためやむなく前方位をとることもありますから、そのこと自体をしっかり診断しておくことも必要です。
滑舌というくらいですから、話す時に舌が前歯を押していることは少なく、本当の意味は舌が前歯の間に入り込むくらいに突出するか接触するくらいまで、前方位にあることが多いということだと思います。
単なる舌の癖か、舌の大きさ(ボリューム)が大のためやむなく前方位をとることもありますから、そのこと自体をしっかり診断しておくことも必要です。
回答3
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-03-06 09:18:50
>そこで質問なのですが、手術する場合、手術が失敗する(神経を傷つける等)可 能性というのはやはりあるのでしょうか?
合併症の一つですね。
ですから可能性はあります。
>そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
動く可能性はあるので、悪習癖は改善することが望ましいと思います。
合併症の一つですね。
ですから可能性はあります。
>そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
動く可能性はあるので、悪習癖は改善することが望ましいと思います。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2013-03-06 09:39:47
marinnnnnnnさん、こんにちは
>手術する場合、手術が失敗する(神経を傷つける等)可能性というのはやはりあるのでしょうか?
そうですね。結論から言うとあります。
下顎の骨切をする場合、神経の近くで骨を切ります。
もちろん、神経を傷つけないように手術を行いますが、神経の位置は人それぞれ違っていてやむを得ず傷つけてしまうこともあります。
>そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
舌の訓練については行っておいたほうが良いと思います。
せっかく矯正できれいに並んでも悪習癖によって後戻りが起こる場合も少なくはないです。
参考になれば幸いです。
>手術する場合、手術が失敗する(神経を傷つける等)可能性というのはやはりあるのでしょうか?
そうですね。結論から言うとあります。
下顎の骨切をする場合、神経の近くで骨を切ります。
もちろん、神経を傷つけないように手術を行いますが、神経の位置は人それぞれ違っていてやむを得ず傷つけてしまうこともあります。
>そして、舌癖は舌訓練で直しておかないとまた歯が動いてしまうのでしょうか?
舌の訓練については行っておいたほうが良いと思います。
せっかく矯正できれいに並んでも悪習癖によって後戻りが起こる場合も少なくはないです。
参考になれば幸いです。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-03-06 11:21:03
その舌癖は、どうして生じたのかを考える必要があろうかと思います。
多くの可能性の内の一つとして、もし、上顎の成長が充分でなかったための受け口であったならば、上下の歯によって囲まれたスペースが舌が納まるのに充分でなかったかもしれません。
その場合に、舌は前方(或いは、後方)に、その居場所を探すかもしれません。
しっかりと、診断していただき、手術の術式(例えば、舌のスペースも確保出来るような配慮)を決定していただきましょう。
多くの可能性の内の一つとして、もし、上顎の成長が充分でなかったための受け口であったならば、上下の歯によって囲まれたスペースが舌が納まるのに充分でなかったかもしれません。
その場合に、舌は前方(或いは、後方)に、その居場所を探すかもしれません。
しっかりと、診断していただき、手術の術式(例えば、舌のスペースも確保出来るような配慮)を決定していただきましょう。
相談者からの返信
相談者:
marinnnnnnnさん
返信日時:2013-03-06 16:02:17
沢山のご回答ありがとうございます。
やはり舌訓練も視野に入れて考えようと思います。
やはり舌訓練も視野に入れて考えようと思います。
タイトル | 受け口の歯列矯正、手術のリスクと舌癖について |
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質問者 | marinnnnnnnさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 外科矯正 下顎前突(受け口) 歯並びが悪い |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。