歯根膿胞で右下7番抜歯後、6番を矯正により後退させること
相談者:
トクメイ7さん (41歳:女性)
投稿日時:2013-03-10 15:23:44
こんにちは。
矯正についてご質問がありまして投稿させていただきました。
先日、右下7番を抜歯したのですが(隣の親知らずは過去に抜歯済みです)、7番から後ろの隙間を活用し、かねてから内側に歯列から外れて生えていた4番の歯を矯正により一列に並べる、というアドバイスを受け矯正をすることになりました。
そこで質問なのですが、抜いた7番の後には骨がない状態(抜歯の原因は膿胞により周りの骨が溶けていたため)だと思うのですが、このまま6番を7番があった場所に移動させると骨がない為、うまく骨が再生されずに、最悪6番まで抜けてしまう、ということにはならないでしょうか?
担当医にも質問しましたが、印象として歯切れの悪い回答を頂いた為、こちらで確認させていただいております。
よろしくお願いします。
矯正についてご質問がありまして投稿させていただきました。
先日、右下7番を抜歯したのですが(隣の親知らずは過去に抜歯済みです)、7番から後ろの隙間を活用し、かねてから内側に歯列から外れて生えていた4番の歯を矯正により一列に並べる、というアドバイスを受け矯正をすることになりました。
そこで質問なのですが、抜いた7番の後には骨がない状態(抜歯の原因は膿胞により周りの骨が溶けていたため)だと思うのですが、このまま6番を7番があった場所に移動させると骨がない為、うまく骨が再生されずに、最悪6番まで抜けてしまう、ということにはならないでしょうか?
担当医にも質問しましたが、印象として歯切れの悪い回答を頂いた為、こちらで確認させていただいております。
よろしくお願いします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-03-10 16:03:59
矯正で歯の動く仕組みは、歯槽内で(主に前後)移動させたい方向に圧迫された部の骨は吸収して、牽引された方の隙間に骨が添加されることにより移動していきます。
この時重要な働きをするのが歯根膜組織です。
移動させたい方向に骨がなければ、単純に考えれば好都合といえます。
ただその状態の程度が問題です。
後ろの部分の骨が歯槽の内外側に残っていれば考え方としては、その中を滑るように移動するイメージでよいかもしれません。
そして動きも早いはずです。
だからと言ってどんどん動かしてよいとも限りません。
後ろに(6番の)全く骨がないとしたらどうでしょう。
これは想像できるとうり難しくなるはずです。
ただ私の経験では動かす歯と周囲組織は一体となって移動する感じのところがあり、意外と大丈夫なことが多いものです。
ただしその時は、時間をかけた移動が必要なはずです。
そして移動する6番の歯根膜を含めた歯周組織の健康度、残存具合も関係するはずですので、そのへんは、実際に診ないとわかりませんし、経験もある程度必要でしょう。
この時重要な働きをするのが歯根膜組織です。
移動させたい方向に骨がなければ、単純に考えれば好都合といえます。
ただその状態の程度が問題です。
後ろの部分の骨が歯槽の内外側に残っていれば考え方としては、その中を滑るように移動するイメージでよいかもしれません。
そして動きも早いはずです。
だからと言ってどんどん動かしてよいとも限りません。
後ろに(6番の)全く骨がないとしたらどうでしょう。
これは想像できるとうり難しくなるはずです。
ただ私の経験では動かす歯と周囲組織は一体となって移動する感じのところがあり、意外と大丈夫なことが多いものです。
ただしその時は、時間をかけた移動が必要なはずです。
そして移動する6番の歯根膜を含めた歯周組織の健康度、残存具合も関係するはずですので、そのへんは、実際に診ないとわかりませんし、経験もある程度必要でしょう。
回答2
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2013-03-10 19:09:57
こんばんは。
〉抜いた7番の後には骨がない状態(抜歯の原因は膿胞により周りの骨が溶〉けていたため)だと思うのですが、このまま6番を7番があった場所に移〉動させると骨がない為、うまく骨が再生されずに、最悪6番まで抜けてし〉まう、ということにはならないでしょうか?
経験則ですが、動かした歯には周囲の歯肉もくっついて移動してくれるので動かしている最中に唐突に歯が抜けるということは考えにくいかと思います。
実際に歯肉を剥離したり切開を加えたりすると歯と歯肉の強い結合を感じます。
あとは矯正後に上手く歯の周囲に骨が出来てくれるかどうかですが、詰まる所やってみないと分からないと思われます。
予想としては7番抜歯後の現在の状態が分かりかねますが、陥没が少なければ少ないほど上手く馴染んでくれる可能性が高そうですね。
参考になさってください。
〉抜いた7番の後には骨がない状態(抜歯の原因は膿胞により周りの骨が溶〉けていたため)だと思うのですが、このまま6番を7番があった場所に移〉動させると骨がない為、うまく骨が再生されずに、最悪6番まで抜けてし〉まう、ということにはならないでしょうか?
経験則ですが、動かした歯には周囲の歯肉もくっついて移動してくれるので動かしている最中に唐突に歯が抜けるということは考えにくいかと思います。
実際に歯肉を剥離したり切開を加えたりすると歯と歯肉の強い結合を感じます。
あとは矯正後に上手く歯の周囲に骨が出来てくれるかどうかですが、詰まる所やってみないと分からないと思われます。
予想としては7番抜歯後の現在の状態が分かりかねますが、陥没が少なければ少ないほど上手く馴染んでくれる可能性が高そうですね。
参考になさってください。
タイトル | 歯根膿胞で右下7番抜歯後、6番を矯正により後退させること |
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質問者 | トクメイ7さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) 歯列矯正の治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。