顎関節症で矯正中、引っ越しのため転院したい
相談者:
けいちこさん (35歳:女性)
投稿日時:2013-03-17 20:04:16
相談にのってください。
うまく説明できるか不安ですが宜しくお願い致します。
20代前半で突然口が開かなくなり顎関節症と診断されました。
それからは33歳になるまで、毎朝もしくは硬いものを食べた時など、ガクッと口を大きく開けなければ口があかず、ガクッと言えば通常の生活が出来ます。
1年半前に顎関節症学会の先生に出会い、ガクッと言うのを治すために矯正を始めました。
しかし4か月前に引っ越しをし今は毎月交通費2万円を支払い通っているため転院を考えています。
問題@
1年半通っているけどガクッというのは治らない
むしろ前歯でラーメンも切れなくなり、矯正をしてよかったのかもわかりません。
問題A
ガクッと言うのを治すために通い出したのに、先月先生がガクッと言うのが悪いわけじゃないと言いだし先生に対し不信感が出てきた。
問題B
やはり毎月2万かけて通うのが経済的にきついため近くで通いたい。
お聞きしたいのは、以上3点を前提に、転院したら転院先の病院でいくらくらいかかるか、そもそもガクッと言うのは治るものなのかを教えて下さい。
補足
こちらで娘の歯の治療に行った際についでに私のことも話したら、歯を削る(今の先生は銀歯を削って高低差をなくしてるようです)より歯を足す方がいいとダイレクトスプリント?の先生を紹介して下さいました。
ちなみに奥歯はほとんど銀歯で13本あります。
治療のせいで高低差ができ顎関節症になったと説明され、ディープバイトであると言われました。
宜しくお願い致します。
うまく説明できるか不安ですが宜しくお願い致します。
20代前半で突然口が開かなくなり顎関節症と診断されました。
それからは33歳になるまで、毎朝もしくは硬いものを食べた時など、ガクッと口を大きく開けなければ口があかず、ガクッと言えば通常の生活が出来ます。
1年半前に顎関節症学会の先生に出会い、ガクッと言うのを治すために矯正を始めました。
しかし4か月前に引っ越しをし今は毎月交通費2万円を支払い通っているため転院を考えています。
問題@
1年半通っているけどガクッというのは治らない
むしろ前歯でラーメンも切れなくなり、矯正をしてよかったのかもわかりません。
問題A
ガクッと言うのを治すために通い出したのに、先月先生がガクッと言うのが悪いわけじゃないと言いだし先生に対し不信感が出てきた。
問題B
やはり毎月2万かけて通うのが経済的にきついため近くで通いたい。
お聞きしたいのは、以上3点を前提に、転院したら転院先の病院でいくらくらいかかるか、そもそもガクッと言うのは治るものなのかを教えて下さい。
補足
こちらで娘の歯の治療に行った際についでに私のことも話したら、歯を削る(今の先生は銀歯を削って高低差をなくしてるようです)より歯を足す方がいいとダイレクトスプリント?の先生を紹介して下さいました。
ちなみに奥歯はほとんど銀歯で13本あります。
治療のせいで高低差ができ顎関節症になったと説明され、ディープバイトであると言われました。
宜しくお願い致します。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2013-03-17 20:25:41
こんばんは。
@
治る治らないというとちょっと判断はここでは出来ません。
ただ麺を噛み切れないというのはいささか正常なとはいい難い状態です。
しかしまだ動的治療中であるのならば、そういう時期もある場合もございます。
A
これはまず「ガクッ」となる事が根本ではなく、どこかに原因が別に存在して、そのせいで口が開かないという症状も、またガクッとなる症状も起こっているという事ではないでしょうか。
パズルみたいな話で解り難いかも知れませんね。。。
B
今後の治療費+交通費をおよそ考えると、確かに転院もアリかも知れません。
ただしまず転院と決める前に、お住まいの場所から通院圏内と思われるところに歯科大学の付属病院などがあるようでしたら、そういったところでセカンドオピニオンとして、治療をそこでするか否かという事より先に一度検査・ご相談などしてみてはいかがでしょうか。
そこで治療や費用などお聞きになれば今後の比較になるのではと考えます。
矯正を中途にする事は大変に不都合が多く現れる可能性が大きいので、お引越しということであればこれを機に、いくつかの専門医のアドヴァイスを集めてみてもいいかも知れません。
その上で今のまま(お金はかかって大変ですが)治療を継続していただいた方が良いという意見にもなるかも知れないわけです。
あまり事を急がない方がよいでしょう。
@
治る治らないというとちょっと判断はここでは出来ません。
ただ麺を噛み切れないというのはいささか正常なとはいい難い状態です。
しかしまだ動的治療中であるのならば、そういう時期もある場合もございます。
A
これはまず「ガクッ」となる事が根本ではなく、どこかに原因が別に存在して、そのせいで口が開かないという症状も、またガクッとなる症状も起こっているという事ではないでしょうか。
パズルみたいな話で解り難いかも知れませんね。。。
B
今後の治療費+交通費をおよそ考えると、確かに転院もアリかも知れません。
ただしまず転院と決める前に、お住まいの場所から通院圏内と思われるところに歯科大学の付属病院などがあるようでしたら、そういったところでセカンドオピニオンとして、治療をそこでするか否かという事より先に一度検査・ご相談などしてみてはいかがでしょうか。
そこで治療や費用などお聞きになれば今後の比較になるのではと考えます。
矯正を中途にする事は大変に不都合が多く現れる可能性が大きいので、お引越しということであればこれを機に、いくつかの専門医のアドヴァイスを集めてみてもいいかも知れません。
その上で今のまま(お金はかかって大変ですが)治療を継続していただいた方が良いという意見にもなるかも知れないわけです。
あまり事を急がない方がよいでしょう。
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-03-17 20:32:29
西山です
なぜ,ガクッっという音がなるのかの説明は受けていますか?
この説明をきちんと受けていることが顎関節症の治療を受ける上で大切になります.
音は,関節内の関節円板という構造物の位置ずれによって生じています.
このズレを確実に治すには手術しかありません.
マウスピースなどで治すことも試みられてきましたが確実ではありません.
矯正治療で戻るという確実性もないというのが現状だと思います.
では,みんな手術を行うのかというと,我々のところでは手術は行っていません.
世界的に見ても円板のズレを治すためだけの手術は行われていません.
音だけで痛みもなくスムーズに口を開けられる場合は,そのまま経過観察することが多いです.
これは,音だけの患者に対する疫学調査によって,悪化することが非常に少ないということが示されているからです.
したがって,ガクッっていうのが悪いわけではないという意見は
ある意味妥当であると私は思います.
私も顎関節症学会の会員ですが,矯正治療で顎関節症が治るとは思っていませんし,私がいる大学でも,顎関節症を治すために矯正科を受診すると,まず私がいる治療部に紹介されてくるくらいです.
現在,矯正治療を進めてしまっているわけですので,最終的には矯正知慮を続けてきちんとした噛みあわせを整える必要があるかと思いますが,一度矯正治療を中断して,別の視点から顎関節症の症状を軽減させることを考えても良いかもしれません.
顎関節症症状が改善してから矯正治療を再開しても良いのではないでしょうか.
>歯を削る(今の先生は銀歯を削って高低差をなくしてるようです)より歯を足す方がいい
これについては,削るのも足すのも顎関節症が確実に治るという根拠はありません.
一度変化をさせた噛みあわせは元に戻すことはできませんので,噛み合わせとは切り離してアプローチすることを考えてみてもいいかもしれませんね.
顎関節学会のHPに,顎関節症治療の診療ガイドラインが出ています.一般の方も自由に閲覧できますので,参考にされてもいいかもしれません.
以上,診察したわけではありませんので私見であるということを追記しておきます・
なぜ,ガクッっという音がなるのかの説明は受けていますか?
この説明をきちんと受けていることが顎関節症の治療を受ける上で大切になります.
音は,関節内の関節円板という構造物の位置ずれによって生じています.
このズレを確実に治すには手術しかありません.
マウスピースなどで治すことも試みられてきましたが確実ではありません.
矯正治療で戻るという確実性もないというのが現状だと思います.
では,みんな手術を行うのかというと,我々のところでは手術は行っていません.
世界的に見ても円板のズレを治すためだけの手術は行われていません.
音だけで痛みもなくスムーズに口を開けられる場合は,そのまま経過観察することが多いです.
これは,音だけの患者に対する疫学調査によって,悪化することが非常に少ないということが示されているからです.
したがって,ガクッっていうのが悪いわけではないという意見は
ある意味妥当であると私は思います.
私も顎関節症学会の会員ですが,矯正治療で顎関節症が治るとは思っていませんし,私がいる大学でも,顎関節症を治すために矯正科を受診すると,まず私がいる治療部に紹介されてくるくらいです.
現在,矯正治療を進めてしまっているわけですので,最終的には矯正知慮を続けてきちんとした噛みあわせを整える必要があるかと思いますが,一度矯正治療を中断して,別の視点から顎関節症の症状を軽減させることを考えても良いかもしれません.
顎関節症症状が改善してから矯正治療を再開しても良いのではないでしょうか.
>歯を削る(今の先生は銀歯を削って高低差をなくしてるようです)より歯を足す方がいい
これについては,削るのも足すのも顎関節症が確実に治るという根拠はありません.
一度変化をさせた噛みあわせは元に戻すことはできませんので,噛み合わせとは切り離してアプローチすることを考えてみてもいいかもしれませんね.
顎関節学会のHPに,顎関節症治療の診療ガイドラインが出ています.一般の方も自由に閲覧できますので,参考にされてもいいかもしれません.
以上,診察したわけではありませんので私見であるということを追記しておきます・
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-03-17 21:30:35
回答4
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2013-03-17 22:50:59
過去に口が開かなかったとしても、現在、顎関節部に痛みや口が開かない等の症状がなく、「開閉口にともなう、顎関節部の音」だけが存在する状態であれば、あまり積極的な治療を行わないで経過観察を行うことが一般的だと思います。
現在、矯正治療を行っているということですので、担当医は「顎関節部の音」を治療目標としているのではなく、「歯並び・かみ合わせ」の改善のために矯正治療を行っているのではないでしょうか?
転医を考える前に、現在の問題点や治療目標、さらに今後の治療見通しなどについて、現担当医とじっくりお話して、現在の状況を再確認することをお勧めします。
現在、矯正治療を行っているということですので、担当医は「顎関節部の音」を治療目標としているのではなく、「歯並び・かみ合わせ」の改善のために矯正治療を行っているのではないでしょうか?
転医を考える前に、現在の問題点や治療目標、さらに今後の治療見通しなどについて、現担当医とじっくりお話して、現在の状況を再確認することをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
けいちこさん
返信日時:2013-03-22 00:04:05
みなさん、お返事本当にありがとうございました!
すごく参考になりました。
少し自分でも調べてから決めたいと思います。
ガクッとなることが悪いことではないと分かり救われました!
お忙しい中本当にありがとうございました!
すごく参考になりました。
少し自分でも調べてから決めたいと思います。
ガクッとなることが悪いことではないと分かり救われました!
お忙しい中本当にありがとうございました!
タイトル | 顎関節症で矯正中、引っ越しのため転院したい |
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質問者 | けいちこさん |
地域 | 宮城 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。