ソケットプリザーベーションの欠落、開咬で矯正治療なしのインプラント

相談者: ぱぱごんさん (40歳:女性)
投稿日時:2013-03-13 00:10:38
はじめまして。

かかりつけの一般歯科で提案治療された左上顎5番6番7番(ダミー)の延長ブリッジの調子が悪くなり、5番にC2、6番に歯根破折の可能性と歯根嚢胞による上顎洞炎が見つかり、抜歯後、部分義歯若しくは他医院にてインプラントの提案をされたため、根管治療に力を入れインプラントも行っている自由診療の選択も可能な歯科に自主的に転院しました。

転院先の病院で同様の診断結果に付け加え、噛み合わせ開咬(2〜3ミリ程度)あり、食いしばりの癖もあるため、インプラントを行う場合は、矯正の必要性も視野にいれた治療の指摘を受けました。

ブリッジを外してみたところ、やはり6番は歯根破折を起こしており保存不可抜糸となり(義歯かインプラントの決断は現時点で未確定ですが)、上顎の骨量が足りないのでソケットプリザーベーション(人工骨の埋入、人工膜の縫合)を行いました。

幸いなことに上顎洞とは交通しておらず、感染病巣はシュナイダー膜内に収まっているので、上顎洞炎は次第に治癒して行くだろうとのこと。

経過は順調でしたが、抜糸予定前日にゆるんだ縫合糸と食べ物のあたりで人工膜の一部が破れ、人工骨の粒が少し流出しましたが、傷の治癒の状況が良好だったので抜糸後、更なる人工骨の流出を防ぐために白いセメント状もので仮蓋をすることになりました。

しかし、帰宅後の食事の際に白いセメント状の蓋ごと、今度は前回の数粒取れたのとは比較にならない程の結合を既に始めている塊で(7ミリ四方)、取れてしまいました。

取れた穴を確認したところ痛みもありませんし、白い粒の壁がまだ残っており、穴ごとごっそり取れてしまった訳ではなさそうです。

早急に現在の担当医に連絡を取り処置をして頂くことになっていますが、この場合は、どの様な処置になりますか?

痛みがないのでドライソケットとは違う気がするのですが、この様なことはよくあることなのでしょうか?

基本的に現在の担当医は、説明もきちんとして頂けますし不信感は持って頂けるいませんが、自由診療の病院に転院して日が浅いですし、ソケットプリザーベーションで検索しても参考になる回答がヒットしないのでこちらで質問させて頂きました。

また開咬の場合、矯正をせずにインプラントを行うことは出来ないのでしょうか?

矯正なしでインプラントが出来ると仮定したとしてした場合と、しない場合では、どの位もちが違って来るものですか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-03-13 08:10:44
ぱぱごん さん、おはようございます。

>食いしばりの癖もある

差し当たり、食事の時など致し方ない場合を除き、上下の歯が接触しないように意識して生活されてみてはいかがでしょう。

あくまで私見ですが、概ね3分の2の方は食いしばりが改善するように思っています。

参考⇒TCH、歯列接触癖


治療そのものについては、インプラント治療に造詣が深い歯科医師に相談なさるか、資料を借りてセカンドオピニオンを求めてみるの一法かもしれません。

ご参考まで。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-03-13 08:32:52
ご相談ありがとうございます。

>この場合は、どの様な処置になりますか?


いくつか選択肢はあります。

そのままで経過を見る。
埋めた顆粒の残りを摘出して治りを待つ。
新たな骨造成術を計画する。


>痛みがないのでドライソケットとは違う気がするのですが、


今のところ、違う可能性があります。


>この様なことはよくあることなのでしょうか?


ソケットプリザーベーションという目的で、何らかの顆粒を入れた場合にはよく起きることです。

膜が剥がれ、顆粒が流出した場合、当初の目的は達せられません。
そもそも、その治療じたいに今までどれほど効果が出ているか定かではありません。


>また開咬の場合、矯正をせずにインプラントを行うことは出来ないのでしょうか?


できると思います。
後でダメになるリスクは高めだと思います。

小林先生のアドバイス、TCHを研究する価値はありそうです。


>矯正なしでインプラントが出来ると仮定したとしてした場合としない場合では、どの位もちが違って来るものですか?


はっきりとはしていません。
上の奥歯のインプラント治療は必ず成功する訳ではありません。
矯正治療も必ずうまくいく保証はありません。

治療前に良くご相談することをお勧めします。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぱぱごんさん
返信日時:2013-03-18 22:33:51
小林先生、さがら先生 ご回答ありがとうございました。

その後、少し流出してしまった抜歯後の穴は 人工骨(バイオス)が2/3ほど残っていて既に白い膜がかかり骨を形成し始めていたので、感染に注意をしながら消毒し(歯科口腔液を薄めてのうがい)そのまま経過をみることになりました。

TCHの件は、奥歯の上下の銀歯の凹凸が浅くなりテーブルの様にツルツルになっています。

昼間には食いしばりの思いあたるふしがあまりないので、起床した時に頬に緊張感やこわばりがあって疲れていたり横向きに寝る癖があり、よく夢をみるのでおそらく夜間の無意識の時に食いしばっているのだと思います。

今後、ナイトガードを作って頂いたり舌を上あごにつける様にして必要以上に上下の歯を接触させない様にしたり自分でも努力したいと思います。

今後の治療(矯正インプラント)は、治療前に担当医とよく相談して納得したうえで決めたいと思います。

また、困った時は相談させて頂きたいと思いますので、その時はまたよろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-03-19 08:27:39
ご返信ありがとうございます。

>そのまま経過をみることになりました。


その治療方法については,賛否両論ですからご担当の先生とよくご相談の上ご指示に従うことになります。


TCHの件は、・・・


どうやら全く誤解されているようです。

良くするためには、このサイトの記事をもう一度良く読むか、トレーニングを受けた歯科医師から、TCHの治療を受けると良いかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-03-19 23:41:00
博多の児玉です。

夜間ブラキシズムの専門ではないので個人的な考えです。

>夜間の無意識の時に食いしばっているのだと思います。

舌を上あごにつける様にし舌を上あごに「無理やりつける」のではなく舌が上あごに「自然につく」ようにすると夜間の食いしばりに効果があるようです。
ですから意識して舌を上顎につけても夜間の食いしばりに関しては疑問に感じます。




タイトル ソケットプリザーベーションの欠落、開咬で矯正治療なしのインプラント
質問者 ぱぱごんさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラントその他
ブリッジに関するトラブル
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




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