虫歯でない親知らずの抜歯を勧められたが抵抗がある
相談者:
AAAwwwさん (17歳:女性)
投稿日時:2013-03-27 21:18:59
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-03-27 21:36:47
>本当に抜かないといけないのでしょうか?
患者さんが抜歯をしたくなければ、抜歯は出来ません。
しかし、また腫れたり痛みが出るかもしれません。
要は、今後の発生するリスク(痛みや腫れなど)と抜歯のリスクとどちらがよいかだと思います。
私自身は何度も腫れるならば抜歯しても良いと思いますし、親知らずが噛むことに参加していないのであれば抜歯しても問題ないと思いますので、このような理由の時は抜歯をススメルかもしれませんね。
参加までに。
患者さんが抜歯をしたくなければ、抜歯は出来ません。
しかし、また腫れたり痛みが出るかもしれません。
要は、今後の発生するリスク(痛みや腫れなど)と抜歯のリスクとどちらがよいかだと思います。
私自身は何度も腫れるならば抜歯しても良いと思いますし、親知らずが噛むことに参加していないのであれば抜歯しても問題ないと思いますので、このような理由の時は抜歯をススメルかもしれませんね。
参加までに。
回答2
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-03-27 22:43:07
こんばんは。カワサキです。
親知らずの萌え方にもよります。
まっすぐ萌えていて、将来咬み合うようですと、無理に抜く必要はないと思います。
横を向いて萌えていたり、咬みあわせと直接関係がない場合は、抜歯したほうがいいかもしません。
(手前の歯=7番を悪くする可能性があります)
いずれにしましても、抜歯をする際のメリット・デメリットを聞いてみましょう。
また、ご自分の治療に対する要望も伝えてみてはいかがでしょうか?
できれば、ご父兄と一緒に、予後を含めて、相談されるといいと思います。
親知らずの萌え方にもよります。
まっすぐ萌えていて、将来咬み合うようですと、無理に抜く必要はないと思います。
横を向いて萌えていたり、咬みあわせと直接関係がない場合は、抜歯したほうがいいかもしません。
(手前の歯=7番を悪くする可能性があります)
いずれにしましても、抜歯をする際のメリット・デメリットを聞いてみましょう。
また、ご自分の治療に対する要望も伝えてみてはいかがでしょうか?
できれば、ご父兄と一緒に、予後を含めて、相談されるといいと思います。
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-03-28 03:39:46
AAAwww さん、こんにちは。
>今は痛みもなく大丈夫なのですが、医者から親知らず4つ抜くように勧められました。
過去の質問にも同様の質問が多数ありますが、一度何かしらの症状を起こした既往がある親知らずは、早く抜歯しておいた方が良かったということが殆どのように思います。
お掛かりの歯科医院と保護者の方と、改めてご相談なさってください。
ご参考まで。
>今は痛みもなく大丈夫なのですが、医者から親知らず4つ抜くように勧められました。
過去の質問にも同様の質問が多数ありますが、一度何かしらの症状を起こした既往がある親知らずは、早く抜歯しておいた方が良かったということが殆どのように思います。
お掛かりの歯科医院と保護者の方と、改めてご相談なさってください。
ご参考まで。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2013-03-28 09:32:33
AAAwwwさん、こんにちは
小林先生の回答に同意です。
何らかの症状を起こした親知らずは早めに抜歯しておいたほうが
将来のためには良いと思います。
参考までに私が考える親知らずを抜く基準について書いておきます。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいです。
以上です。
参考になれば幸いです。
小林先生の回答に同意です。
何らかの症状を起こした親知らずは早めに抜歯しておいたほうが
将来のためには良いと思います。
参考までに私が考える親知らずを抜く基準について書いておきます。
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいです。
以上です。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
AAAwwwさん
返信日時:2013-04-01 19:10:35
加藤先生、川崎先生、小林先生、畑田先生ありがとうございました。
4人の先生方の意見を参考にして、親と一緒に慎重に考えたいと思います。
4人の先生方の意見を参考にして、親と一緒に慎重に考えたいと思います。
タイトル | 虫歯でない親知らずの抜歯を勧められたが抵抗がある |
---|---|
質問者 | AAAwwwさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。