生活の変化で40代から虫歯急増。歯はいずれ無くなるから放置でよい?

相談者: 山田邦夫さん (52歳:男性)
投稿日時:2013-03-24 18:33:59
40歳ぐらいまで虫歯がない状態が続き、最近になって、あまり歯磨きをしない上に、甘い物を食べるようになって、急速に虫歯が増え、歯がぼろぼろの状態になっています。

ちょっと見た目ではたぶん30%から50%ぐらいの歯に大きな穴があいたり、大きく欠けたりしているのではないかと思います。
一番奥の歯の一つは完全に根本から折れてなくなっています(歯根は残っています)。
他にも横にはみ出していた下左側の第1小臼歯第2小臼歯は消えてなくなっています。

痛みは通常特にありませんが、たまに痛いときもあります。
放置しておくと数日から1か月ぐらいで痛みが消えます。
歯や歯茎が痛い時は、市販の痛み止めを飲むことが多いです。

今まで歯科に行ったことがないため、行くべきか放置すべきか迷っています。
歯医者さんの子供が「歯医者なんて必要ない」と言うのを聞いたこともありますが、実際のところどうなのでしょうか?

ここ2、3年ぐらいは、歯をなるべく磨くようにしたり、超音波歯ブラシを手磨きと併用して使ってみたり、フッ素のマウスウォッシュを使ってみたりなどしています。
また、なるべく甘い物を食べないようにしていますが、それでも、時々歯が欠けます。
そして、今日、第一小臼歯の一つが大きく欠けたので、ちょっと悩んでいます。
年に2、3回ぐらいどこかの歯が欠けるみたいです。

年も取ったし、今更、歯科に行くのも気が引けます。
80歳の母親はよく歯科に行っていましたが、既に歯はほとんど残っていません。
それを見ていると、歯医者に行っても、歯はなくなるものだという気がします。
歯科の治療は本当に受けるべきでしょうか?

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-03-24 18:52:51
こんばんは。

〉今まで歯科に行ったことがないため、行くべきか放置すべきか迷っています。

今現在幸運にも強い痛みを感じてはいないようですね(我慢強い可能性もありますが…)。
歯の疾患は進行性のものが多く、今後現在より症状が強くなる可能性もあります。
また咀嚼能率が下がると消化器系に支障をきたす可能性もあり、一概に口の中だけの問題とは思わない方が良いと思います。

体の健康のことですからしっかり体も動き、美味しく物を食べられる喜びは何物にも変えがたいと思いますよ。


歯医者さんの子供が「歯医者なんて必要ない」と言うのを聞いたこともありますが、実際のところどうなのでしょうか?

そのお子さんがいくつでちゃんとした歯医者なのかはわかりませんが、個人的にはまだまだ必要な職業と思います。


〉年も取ったし、今更、歯科に行くのも気が引けます。

年齢は関係ないと思います。
いくつになってもメンテナンスは必要なものだと思いますよ。


〉80歳の母親はよく歯科に行っていましたが、既に歯はほとんど残っていません。

歯科医院にかかっていれば必ず歯を失わずに済むかというと難しい時もあると思います。
歯を失う何か原因があったのではないでしょうか。


〉歯科の治療は本当に受けるべきでしょうか?

一歯医者として受診することをお勧めします。

参考になさってください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 山田邦夫さん
返信日時:2013-03-24 19:25:00
早速のご回答ありがとうございます。

痛みが強いときは、市販の鎮痛剤で何とかなっています。
今のところ、咀嚼には特に問題を感じられません。

ただ、穴が空いているので、ピーナッツなどのナッツ類は歯の穴にかけらが詰まってしまうため、ちょっと食べる気にはなりません。
ただ、詰まったら、歯磨きや先の丸くなった爪楊枝で取っています。

話を聞いた歯医者の子供は比較的頭のよい高校2年生で、地元の歯科医のお子さんです。

母親が歯をほとんど失った原因ですが、傍目には毎日寝る前に歯を磨いてはいましたので、全く分かりません。
通っていた歯医者さんは、近所の歯医者で、インターネットで検索したら、著書もあり、マスコミにも時々取材されているちょっと有名な歯科医師の様です。
学歴をあまり明らかにしてなくて、三流私立大学歯学部の出身であることを突き止めましたが、母親はよい歯医者さんだと言っていました。
公立大学の付属病院で研修医をやっていたことはよく宣伝しています。

歯というのは、年を取るといずれなくなってしまうのでは・・・と言う気がします。
仕事上、発音がきれいでないと困るので、歯がなくなると困るのですが、発音がおかしくなってから考えてもよいかと思っています。

歯科で治療を受けるとどんなメリットがあるのか、そう言うところがぜひ知りたいです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-03-24 19:42:03
私見です。

ほとんどの病気について言えることですが、治療を受けるか否かの決定権は患者にあります(強い感染力があり、周りに拡散する可能性があるような病気はべつですが)。

ですから、ご自身が必要ないと感じたら行かなくても良いでしょうし、必要があると思えば行かれたら良いと思います。

高い衣服が必要か? ということと同じですね。
ユニクロで良ければそれで十分なわけです。

ただ、物事には適したタイミングというものがあります。
タイミングを逃すと思い通りにはならなくなることもあります。
また、行かなかったことによって症状が酷くなったりした場合は自己責任ということになります。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-03-24 20:28:53
こんばんは。
そんなに難しく考えなくともいいと思います。

虫歯歯周病は、自然治癒しません。放置しておくと、どんどん悪くなります。

不具合があるようですと、悪くならないうちに、早めに歯医者さんに行って治療した方がいいと思います。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-03-25 00:36:11
まず

歯科で治療を受けるとどんなメリットがあるのか、そう言うところがぜひ知りたいです。

という考え方なら医療は受けない方が良いと思います。


医療はメリットよりも「デメリットをいかに減らすか」に重点が置かれます。

「デメリットを減らす」=「−}を減少させることで「+」だと考えます。

なぜならば、医療は「問題を解決する」ところから始まるからです。
どんな名医でも「無い病気は治せない」のです。

つまり、本人が「ーである」「問題がある」と感じているかどうかが出発点になります。

例えば「痛みがあっても構わない」のならば除痛すら必要ありません。


したがって、主観的に「問題が無い」と感じるのであれば医療を受ける必要はありません。


ですから

>歯がなくなると困るのですが、発音がおかしくなってから考えてもよいかと思っています

は・・・

「問題がある」と感じた時点で治療を受けるのは自然なことです。
しかし、現時点から治療を受けた結果と差が出るかもしれません。

一般的には早期に治療を開始した方が良い結果が出るとは考えられていますが、分かりません。

結局は「賭け」です。





ご参考まで・・・

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-03-25 00:39:30
歯医者さんの子供が「歯医者なんて必要ない」と言うのを聞いたこともありますが、実際のところどうなのでしょうか?

>話を聞いた歯医者の子供は比較的頭のよい高校2年生で、地元の歯科医のお子さんです。

たとえば「歯学部を廃止してすべて医者が行えば」とか「今のように多くの」といった文言を付け加えるのであればありうると思いますが、口腔という臓器を専門とする歯科医師(あるいは医師)が不要であるとほんとうに言ったのであれば、頭がよいという評価はあやまりであると言えると思います。


>80歳の母親はよく歯科に行っていましたが、既に歯はほとんど残っていません。
>それを見ていると、歯医者に行っても、歯はなくなるものだという気がします。

医学は進歩するということを、もしかしてご存じないのでしょうか?


>三流私立大学歯学部の出身であることを突き止めましたが、

山田さんくらいの年齢になってこういった表現が不適切であることを理解されていないのでしょうか?

ここは歯チャンであって2ちゃんではありません。
ちょっと常識を疑ってしまいます。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-03-25 01:12:47
西山先生のご意見と同じで、例えむし歯一本の治療をするかしないかについても、他人が決める様なことではないと思っています。

むし歯や歯周病が命に関わる危険性もない訳ではないのですが確率的にはそれほど高くはないと思いますし、同じ様な危険性が「ない訳でもない」レベルのものは他にもいくらでもありますよね。
(喫煙とか車の運転とか・・)
生きるか死ぬかでさえも個人の価値観ですし。


山田さんが今後どうなりたいのかが一番のポイントだと思うのですが、文面から分かる範囲だけでお答えするとしたら時々襲ってくる痛みや将来歯がなくなることに抵抗感はあまりなさそうですし、歯科治療への期待感もなさそうで(この点については理解出来る部分もあります)、それなら確かに受診しなくてもいいのではないかと感じます。



おそらくあまりご存知なさそうな点としてお話出来ることと言えば、

「今さら〜」と言って歯医者に行くことを別に恥ずかしがる必要はないと思います。
案外そういう患者さんはいらっしゃって、来院された時の反応は診る先生の性格次第ではありますが、個人的には他の先生が触っていない状態の方が治療はしやすいので、むしろ有り難いです。

あと「歯磨き」には上手い下手がかなりあって、当院では歯ブラシをバットに例えてよくご説明をするのですが、「バットを持っている」「バットを振っている」だけだと全然ダメです。
普通歯磨きは(専門家から見て)上手には出来てませんので、上手な野球選手になるにはバット以外に何が必要か、と考えて頂くと分かりやすいと思います。

発音の問題については案外複雑で、もしも入れ歯になると結構高い確率で支障が出てくると思います。少なくとも専門家なら、入れ歯をしている方というのはその発音だけでも大体判別がつけられるぐらい、独特なものになりがちです。
(それを支障と感じるかどうかは人それぞれですが)

では入れ歯以外の方法で・・というのは、多分このままの状況であれば何も選択肢が残りません。

お母様の歯科にはよく通っていたのに歯が残らないというお話も耳が痛いところで言いたい事は沢山あるのですが、そういう歯科治療ばかりではなくて、治療をしない場合よりも治療をした方が確実に歯の寿命が延びる、ということも実際は可能で、・・と同時に簡単ではないと思っています。
確かに治療をしたがばかりにかえって寿命を縮めているのではないかと思えるケースは少なくありません。



歯科治療の目的を歯の延命や予防、さらには健康増進やQOLの向上にまで期待するとしたら過剰と言われている歯科医の数は今よりももっとずっと必要ですし、同時に質も上げて、社会への働きかけなども必要ですが、そういうことを少しも理解出来ない様な歯科医なら確かに不必要でしょうね。
そんなに割合としてはいないと思いますが・・



>歯科で治療を受けるとどんなメリットがあるのか

個人的には歯科医療を通じて笑顔が素敵になって、生活の質が向上するところまでを本気で目指してはいます。
ただそれは一方的にご提供出来る様なものでも当然ないと考えています。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 山田邦夫さん
返信日時:2013-03-29 11:33:44
たくさんのご意見を頂きましたが、今十分な時間が取れないため、少しずつ返信させて頂きます。


西山 暁様

ご回答ありがとうございます。

全くの正論だと思います。
当方浅学故、いろいろな先生方の意見を参考に、治療が必要なのか、必要ではないのか見極めて行きたいと思います。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-03-29 11:53:02
僕も諸先生方と同意見で「必要性を感じなければ受けなくても良い」と思います。


ただ、

>仕事上、発音がきれいでないと困るので、歯がなくなると困るのですが、発音がおかしくなってから考えてもよいかと思っています。

コレに関して言えば、早めに治療を開始された方が山田邦夫さん、歯科医、両方に取って「楽」だと思います。


歯科治療(修復)は所詮「リハビリテーション」です。


仮に歯科医が治せる回復力を仮に「20点」だとします。

健康な状態を100点だとすると、虫歯で90点になった時点で歯医者さんにかかれば100点に戻す事は簡単です。
80点からでも100点に戻すのは可能ですね。

しかし、70点になってから歯医者さんにかかられても90点までしか回復できませんし、60点だと80点までしか回復する事ができません。

80点、90点までしか回復できなくてもそれは「自己責任」と言う事で受け入れられるのであれば60点になるまで我慢していても良いと思います。

しかし、山田邦夫さんが「いや、100点に戻してもらわないと困る」と思われるのであれば80点を切らない段階で歯医者さんにかかられておいた方がよろしいかと思います。
(臨床上、100点満点に戻すのは残念ながら不可能ですが…)




タイトル 生活の変化で40代から虫歯急増。歯はいずれ無くなるから放置でよい?
質問者 山田邦夫さん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯その他
その他(歯科治療関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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