右上2番を抜歯予定、その後はブリッジかインプラントか?
相談者:
t_mさん (27歳:男性)
投稿日時:2013-04-03 18:50:09
お世話になります。
15年ほど前に神経を抜いた上顎右2番の歯について、数年前に差し歯にしましたが、今回、差し歯破損とともに歯根も縦に割れてしまい、抜歯するしか無い状況です。
今後、ブリッジにするかインプラントにするかを決めなければならないのですが、ご意見を伺えればと思っております。
そこまで審美的な面を重視するわけではないのでブリッジでも良いかとも考えておりますが、1,3番の歯は健康ですので、ブリッジにして削ってしまった場合にどの程度の影響が出るものなのでしょうか。
現在20代後半ですので、20〜30年後を考えて最も良い選択をしたいと考えております。
現在、普段お世話になっている地元の歯科医院と、インプラントの相談に行った大学病院で話を聞いておりますが、どちらも予後についてはその後の手入れ次第、といった感じで決め手になる情報が得られておりません。
大学病院であくまで一時的なものという前置きで、接着ブリッジも紹介されておりますが、
・ブリッジ
・接着ブリッジ
・インプラント
についてどれをおすすめするか、率直な意見をお聞かせいただけると大変助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
15年ほど前に神経を抜いた上顎右2番の歯について、数年前に差し歯にしましたが、今回、差し歯破損とともに歯根も縦に割れてしまい、抜歯するしか無い状況です。
今後、ブリッジにするかインプラントにするかを決めなければならないのですが、ご意見を伺えればと思っております。
そこまで審美的な面を重視するわけではないのでブリッジでも良いかとも考えておりますが、1,3番の歯は健康ですので、ブリッジにして削ってしまった場合にどの程度の影響が出るものなのでしょうか。
現在20代後半ですので、20〜30年後を考えて最も良い選択をしたいと考えております。
現在、普段お世話になっている地元の歯科医院と、インプラントの相談に行った大学病院で話を聞いておりますが、どちらも予後についてはその後の手入れ次第、といった感じで決め手になる情報が得られておりません。
大学病院であくまで一時的なものという前置きで、接着ブリッジも紹介されておりますが、
・ブリッジ
・接着ブリッジ
・インプラント
についてどれをおすすめするか、率直な意見をお聞かせいただけると大変助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-03 19:11:33
ブリッジかインプラントかはさておき、上顎前歯の歯根破折の場合には、同部の唇側歯槽骨が大きく吸収するために、審美性を保ったインプラントをしようとすると、骨増生をしなければならないケースが多くなることを、承知おきください。
ブリッジでも歯頸部の(歯はないですが)陥凹が目立つ場合があります。
ブリッジでも歯頸部の(歯はないですが)陥凹が目立つ場合があります。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-04-03 22:25:11
>ブリッジ ・接着ブリッジ ・インプラント についてどれをおすすめするか?
皆さん悩む質問だと思います。
1,3番の歯は健康だとすると、歯を大きく削るブリッジは私自身はオススメしませんね。
ブリッジであれば削る量の少ない接着性ブリッジの方が良いかと思います。
ただし接着性ブリッジの場合は、通常のブリッジより技術力が大きい(先生の歯の削り方、技工士さんの製作力など)かもしれませんね。
技術力を考えると保険で治療するよりは、自費治療の方が時間をかけて丁寧に治療する事が多く、長持ちも結果的にするようなことが多いかと思います。
もちろん自費治療は材料も良くなると思います。
インプラントの場合は慣れた先生が行わないと、前歯のインプラントは見た目が上手くいかないこともあるくらい難しいことが多いかと思います。
松山先生がおっしゃるように骨移植も必要なことも多く、日本人の粘膜は薄く治療が困難な事が多いですが、インプラント専門医の先生などでは、対応は出来る事が多いと思います。
もしインプラントを行い医場合、あるいは行うか迷っている場合には、インプラントを行う先生に抜歯をお願いすると良いと思います。
骨を作ったり、骨が出来るように細工しながら抜歯するからです。そうしておくことで、インプラントをするときに骨があり、楽に手術出来るようになることが多いと思います。
参考までに。
皆さん悩む質問だと思います。
1,3番の歯は健康だとすると、歯を大きく削るブリッジは私自身はオススメしませんね。
ブリッジであれば削る量の少ない接着性ブリッジの方が良いかと思います。
ただし接着性ブリッジの場合は、通常のブリッジより技術力が大きい(先生の歯の削り方、技工士さんの製作力など)かもしれませんね。
技術力を考えると保険で治療するよりは、自費治療の方が時間をかけて丁寧に治療する事が多く、長持ちも結果的にするようなことが多いかと思います。
もちろん自費治療は材料も良くなると思います。
インプラントの場合は慣れた先生が行わないと、前歯のインプラントは見た目が上手くいかないこともあるくらい難しいことが多いかと思います。
松山先生がおっしゃるように骨移植も必要なことも多く、日本人の粘膜は薄く治療が困難な事が多いですが、インプラント専門医の先生などでは、対応は出来る事が多いと思います。
もしインプラントを行い医場合、あるいは行うか迷っている場合には、インプラントを行う先生に抜歯をお願いすると良いと思います。
骨を作ったり、骨が出来るように細工しながら抜歯するからです。そうしておくことで、インプラントをするときに骨があり、楽に手術出来るようになることが多いと思います。
参考までに。
回答3
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2013-04-04 01:01:21
こんばんは。カワサキです。
骨や咬み合わせの状態にもよりますが……
なるべく残存歯に負担をかけない・切削をしないことを考慮すると、
インプラント > 接着ブリッジ > ブリッジ
の順だと思います。
できれば、抜歯をする際に、骨ができやすい薬を入れるなどの一工夫があると、インプラントも行いやすくなると思います。
部分入れ歯(1本義歯)も、ダメージの少ない治療方法です。
保険外の治療になりますが、バネの無いタイプの入れ歯もあります。
ご参考までに。
骨や咬み合わせの状態にもよりますが……
なるべく残存歯に負担をかけない・切削をしないことを考慮すると、
インプラント > 接着ブリッジ > ブリッジ
の順だと思います。
できれば、抜歯をする際に、骨ができやすい薬を入れるなどの一工夫があると、インプラントも行いやすくなると思います。
部分入れ歯(1本義歯)も、ダメージの少ない治療方法です。
保険外の治療になりますが、バネの無いタイプの入れ歯もあります。
ご参考までに。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-04-04 08:45:52
ご相談ありがとうございます。
20・30年後を考えると、両側の歯を失わないことが重要です。
したがって、ブリッジが最終選択となります。
そのくらいの将来であれば、再生医療も実現していて、2番を生やせるかもしれないからです。
その場所のインプラントかなり高度な治療となります。
大学病院でも技術の差があります。
治療後のイメージをきちんと作っていただいてから始めましょう。
それにはCTスキャンで3Dシミュレーションをするといいでしょう。
20・30年後を考えると、両側の歯を失わないことが重要です。
したがって、ブリッジが最終選択となります。
そのくらいの将来であれば、再生医療も実現していて、2番を生やせるかもしれないからです。
その場所のインプラントかなり高度な治療となります。
大学病院でも技術の差があります。
治療後のイメージをきちんと作っていただいてから始めましょう。
それにはCTスキャンで3Dシミュレーションをするといいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
t_mさん
返信日時:2013-04-06 17:33:29
ご回答頂き、ありがとうございます。
やはり両側の歯を削ってしまうのはかなりのリスク要因になるのですね。
費用面は割りきって、今回はインプラントを前向きに考えてみようかと思います。
どうもありがとうございました。
やはり両側の歯を削ってしまうのはかなりのリスク要因になるのですね。
費用面は割りきって、今回はインプラントを前向きに考えてみようかと思います。
どうもありがとうございました。
タイトル | 右上2番を抜歯予定、その後はブリッジかインプラントか? |
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質問者 | t_mさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 抜歯:2番(側切歯) インプラント治療法 ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。