左上3番のクラウンの種類と土台の削り方について

相談者: ハムエッグさん (27歳:男性)
投稿日時:2013-04-05 00:45:48
Message body左上3番のクラウン保険外のものを選択しました。
陶器とプラスチックの混合=8万陶器=12万あんまり使用しない=15万

担当の先生は8万か12万をおすすめしますとのことだったので、12万のものを選択しました。

個人的にはハイブリッドセラミック=8万オールセラミック=12万ジルコニア=15万との認識だったのですが、後日確認したところ、12万はメタルボンドとのことでした。

メタルの部分に変色しない合金を使用しているため、メタルボンドが1〜2万円高いものになっていると説明されました。

それはどういうメリットがあるのでしょうか?
また、価格に見合うものなのでしょうか?

セラミックと思って12万のものを選択してしまっただけに、15万にしとけばよかったかなーとも思っています。

メタルボンドとオールセラミックでは、やはりかなり違うものなのでしょうか?

また、材質によって土台の削り方が違うといわれたのですが、具体的にどのように違うのでしょうか?
一度削ると他のものはつけられないのでしょうか?


回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-04-05 08:26:57
ご相談ありがとうございます。
お話では専門的に曖昧な部分が多いため,一般的に回答します。


>それはどういうメリットがあるのでしょうか?


変色に関しては、治療後にはと歯茎との境目がきれいに保たれることを、その先生は意味しているのかもしれません。
ふつう、変色しないという基準だけでは選びませんから、本来は良いメタルは性能が優れているというメリットがあります。


>また、価格に見合うものなのでしょうか?


当然見合います。
しかし、お話の金額は標準よりとても安いので、本来の内容であればとてもお買い得商品と思えます。


メタルボンドオールセラミックではやはりかなり違うものなのでしょうか?


素材的、製法的には全く違います。
治療目標としては,とても似ています。


>また、材質によって土台の削り方が違うといわれたのですが、具体的にどのように違うのでしょうか?


材料の特徴を出すために、削る量が違うことがあります。
ハイブリッドが一番削る量が多くなります。

しかし、材料の進歩によって、最新のものほど削る量は少なくてすむようになってきています。


>一度削ると他のものはつけられないのでしょうか?


そんなことはありません。
一番削る量が多いハイブリッドでも、歯がダメになるほどは削りませんから、他に返ることはできます。

しかし,治療目的に歯を一生残したいとも思うのであれば、繰り返しやり直すことは危険が増えます。
被せたり,差し歯は最後の手段だと思って、20年30年と最低でも使える治療を選び、かつ、歯を作るだけではなく、その歯を守る目的も治療内容に入れることが結果を左右します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハムエッグさん
返信日時:2013-04-10 08:46:17
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-04-10 17:12:40
セラミックについてのご相談ですね。

>メタルの部分に変色しない合金を使用しているため、メタルボンドが1〜2万円高いものになっていると説明されました。
>それはどういうメリットがあるのでしょうか?
>また、価格に見合うものなのでしょうか?

合金には沢山の種類があります。
大雑把にご説明しますと、例えば銀は水分や油分がつくと黒く変色します(シルバーのアクセサリーなど)。
このような成分を使用せずに金(ゴールド)の比率を多くした合金を使用していると思われます。

メリットとしては変色しないこと、土台となる自分の歯とピッタリ合わせやすいことなどがあります。
一般的にですが、価格には見合っていると思います。


>メタルボンドとオールセラミックではやはりかなり違うものなのでしょうか?

一番の大きな違いは金属を使用するかしないかという点です。
見た目では、金属は光を通さないのでたとえ見えない部分にしか使用していなくても、歯の透明感がさがります。
オールセラミックでは光を通すので自然な色調になります。

材質的には、金属を使用したメタルボンドのほうが多くの歯医者さんでは歯に合うように作りやすく、割れにくいと思われますが、セラミックを専門的に扱っている歯医者さんではオールセラミックでも歯にぴったり合うように作れ、割れにくく作れます。

また、金属は多かれ少なかれアレルギーの原因となることがわかっていますので、できるだけ金属を使用しないメタルフリー治療をおすすめします。


>また、材質によって土台の削り方が違うといわれたのですが、具体的にどのように違うのでしょうか?
一度削ると他のものはつけられないのでしょうか?

かぶせものの材質の特性に合わせた土台の削り方が決まっています。
歯の削る量、削った面や、端の形などです。
一度削ると他のものはつけられないことはありませんが、場合によっては土台からやり直しがひつようになることもあります。


費用はかかると思いますが、しっかりと本着する前であればオールセラミックに変えてもらうことはできると思います。
一度、担当の先生とご相談してください。

ご参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハムエッグさん
返信日時:2013-04-11 00:27:11
どうもありがとうございました。



タイトル 左上3番のクラウンの種類と土台の削り方について
質問者 ハムエッグさん
地域 熊本
年齢 27歳
性別 男性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
メタルボンド
補綴関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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