母が転倒し顎を強打。事前に説明もなく左側の歯を全て削られました
相談者:
R-Kさん (34歳:男性)
投稿日時:2013-04-12 00:01:35
はじめまして。
64歳の母についての相談です。
母はPCが全然使えませんので、私が代理で投稿させていただきます。
先日、母が路上で転び、ろくに手もつけずに顎を強打しました。
数日後、顎の左側が腫れてきたのですが、歯に影響はないかと念のために歯科に検診へ行きました。
最初に担当をした院長に
「地面に顎を強打して腫れている。
歯に問題はないか見てほしい」
旨を伝え、検診を終えて問題なしと言われました。
そのあと、
「もう一度口の中を見せてください」
と言われたので、言われたとおりに口を開けました。
すると、いきなり器具を口の中に入れられて、歯を削られ始めました。
口の中で器具が動いているので、やめてと声を出すこともできず、唸りながら手をバタバタと振り回すことしかできませんでした。
しかし、院長は作業をやめてくれず、腫れていた左側の歯全ての表面(歯のでっぱり)を削ってしまい、段差の少ない平坦な状態にしてしまいました。
院長曰く「圧を均等にするために削りました」とのこと。
事前に顎を強打したせいで顎の片方が腫れていることは伝えていたのに、腫れた状態で圧が釣り合うようにされてしまったのです。
母は問題なかったはずの歯を一度に削られて放心してしまい、何も言えずに帰ってきました。
当然、腫れはいずれ引くものですから、腫れが治った現在、母の左側の歯は右側より低くなり、何を食べても顎が歪み、噛み合わせは最悪の状態です。
ものを噛む度に顎がガクガクするのが不快なため、食事が苦痛になっています。
事前に腫れているということを伝えているのだから、腫れがひいたら、こうなることは予想できるのに、母に説明も意思の確認もせずにこのような治療をするのは珍しいことではないのでしょうか?
そして、この左右の違いを治すには、もう片方の歯をまた削るしかないのでしょうか?
そんなにたくさん削られてしまったら歯がなくなってしまうんじゃないか、虫歯などになりやすくなってしまうんじゃないかと不安がり、さめざめと泣く母の姿を見るのがつらいです。
64歳の母についての相談です。
母はPCが全然使えませんので、私が代理で投稿させていただきます。
先日、母が路上で転び、ろくに手もつけずに顎を強打しました。
数日後、顎の左側が腫れてきたのですが、歯に影響はないかと念のために歯科に検診へ行きました。
最初に担当をした院長に
「地面に顎を強打して腫れている。
歯に問題はないか見てほしい」
旨を伝え、検診を終えて問題なしと言われました。
そのあと、
「もう一度口の中を見せてください」
と言われたので、言われたとおりに口を開けました。
すると、いきなり器具を口の中に入れられて、歯を削られ始めました。
口の中で器具が動いているので、やめてと声を出すこともできず、唸りながら手をバタバタと振り回すことしかできませんでした。
しかし、院長は作業をやめてくれず、腫れていた左側の歯全ての表面(歯のでっぱり)を削ってしまい、段差の少ない平坦な状態にしてしまいました。
院長曰く「圧を均等にするために削りました」とのこと。
事前に顎を強打したせいで顎の片方が腫れていることは伝えていたのに、腫れた状態で圧が釣り合うようにされてしまったのです。
母は問題なかったはずの歯を一度に削られて放心してしまい、何も言えずに帰ってきました。
当然、腫れはいずれ引くものですから、腫れが治った現在、母の左側の歯は右側より低くなり、何を食べても顎が歪み、噛み合わせは最悪の状態です。
ものを噛む度に顎がガクガクするのが不快なため、食事が苦痛になっています。
事前に腫れているということを伝えているのだから、腫れがひいたら、こうなることは予想できるのに、母に説明も意思の確認もせずにこのような治療をするのは珍しいことではないのでしょうか?
そして、この左右の違いを治すには、もう片方の歯をまた削るしかないのでしょうか?
そんなにたくさん削られてしまったら歯がなくなってしまうんじゃないか、虫歯などになりやすくなってしまうんじゃないかと不安がり、さめざめと泣く母の姿を見るのがつらいです。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-04-12 00:13:37
にわかには信じられない処置だと思います。
主治医には主治医の考えが有ったとは思いますが、個人的には意味が解りません。
外傷後の腫れですから先ずは骨折などが無いか次は安静、後は外傷後の歯髄が失活して感染していないか、の順になる様に思います。
>そして、この左右の違いを治すには、もう片方の歯をまた削るしかないのでしょうか
当然削った方を元に戻す方が先だと思います(削った事が原因だと仮定すれば)。
主治医には主治医の考えが有ったとは思いますが、個人的には意味が解りません。
外傷後の腫れですから先ずは骨折などが無いか次は安静、後は外傷後の歯髄が失活して感染していないか、の順になる様に思います。
>そして、この左右の違いを治すには、もう片方の歯をまた削るしかないのでしょうか
当然削った方を元に戻す方が先だと思います(削った事が原因だと仮定すれば)。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2013-04-12 00:15:04
R-Kさま、こんばんわ。
お母さんの受けられた診療??を読ませていただいて、にわかには信じられないことをされたように感じました。
個人的には、その診療所には行かずに咬合のことを熟知された経験豊富なDrを探されてみていただくのがいいように感じます、それにしてもひどすぎますね。
お母さんの受けられた診療??を読ませていただいて、にわかには信じられないことをされたように感じました。
個人的には、その診療所には行かずに咬合のことを熟知された経験豊富なDrを探されてみていただくのがいいように感じます、それにしてもひどすぎますね。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-04-12 06:25:44
西山です
一刻を争うような病状(生死をさまよっているとか)であれば、医療者の判断のみで緊急処置を行うことがあるでしょう。
歯科においては少ないでしょうが。
今回の場合、状況からすると緊急処置の必要があるとは考えにくいので、インフォームドコンセントは必要だと思います。
また、圧を均等にという考えも私にはよくわかりません。
他の歯科医師に診てもらった方が良いのではないでしょうか。
ただ、今回の歯科医師に、きちんと今回の処置についての説明(必要性、なぜ事前説明がななかったのかなど)を求めておいた方がいいと思います。
一刻を争うような病状(生死をさまよっているとか)であれば、医療者の判断のみで緊急処置を行うことがあるでしょう。
歯科においては少ないでしょうが。
今回の場合、状況からすると緊急処置の必要があるとは考えにくいので、インフォームドコンセントは必要だと思います。
また、圧を均等にという考えも私にはよくわかりません。
他の歯科医師に診てもらった方が良いのではないでしょうか。
ただ、今回の歯科医師に、きちんと今回の処置についての説明(必要性、なぜ事前説明がななかったのかなど)を求めておいた方がいいと思います。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-04-12 08:36:31
ご相談ありがとうございます。
いくつか疑問のある治療です。
また許されない行為のように感じます。
>検診を終えて問題なしと言われました。
>「圧を均等にするために削りました」とのこと。
この説明に矛盾があります。
>いきなり器具を口の中に入れられて、歯を削られ始めました。
何ら説明もなく削り始めたことは、インフォームドコンセントを無視しています。
>口の中で器具が動いているので、やめてと声を出すこともできず、唸りながら手をバタバタと振り回すことしかできませんでした。
言葉が出なくても、抵抗している意思を受け取ることは医療者として最低限の技量を感じられません。
>左側の歯全ての表面(歯のでっぱり)を削ってしまい、段差の少ない平坦な状態にしてしまいました。
その先生も問題無しとご診断を下していること、
腫れていることへの治療として、認められている治療方法ではないこと、
を考えると、これが治療とは考えにくいことです。
>母は問題なかったはずの歯を一度に削られて放心してしまい、何も言えずに帰ってきました。
我々医療者は喜んでいただくために仕事をしています。
そのため,少なくとも治療後のお気持ちを観察して確認します。
放心状態の表情はショックを起こしているとも言えます。
ショックという異常を感じ取れない医療者は危険ですらあると考えます。
これからそのダメージを回復するには相当な苦労が出てくると思われます。
決して反対側の歯を全部削ることなどは夢にもお考えにならないようにお勧めします。
これからもまた非常に難しい判断を迫られますから、総合力にすぐれ、経験豊かな歯科医師に長期的な見通しを立てていただくことをお勧めします。
少なくとも、その歯科医師に会うことは止めましょう。
ご老人で、しかも顔を怪我して弱っている患者さんに親切にすることは当然なはずです。
私も同じ歯科医師として慚愧の念に堪えません。
問題点を並べてみましたが、医療の要件を満たしているとは言いにくいようです。
歯科医師は、医療のためにのみ、人の身体を傷つけることを、法律で許されています。
今までの対応について確認したいことがあれば、弁護士とまず相談しましょう。
いくつか疑問のある治療です。
また許されない行為のように感じます。
>検診を終えて問題なしと言われました。
>「圧を均等にするために削りました」とのこと。
この説明に矛盾があります。
>いきなり器具を口の中に入れられて、歯を削られ始めました。
何ら説明もなく削り始めたことは、インフォームドコンセントを無視しています。
>口の中で器具が動いているので、やめてと声を出すこともできず、唸りながら手をバタバタと振り回すことしかできませんでした。
言葉が出なくても、抵抗している意思を受け取ることは医療者として最低限の技量を感じられません。
>左側の歯全ての表面(歯のでっぱり)を削ってしまい、段差の少ない平坦な状態にしてしまいました。
その先生も問題無しとご診断を下していること、
腫れていることへの治療として、認められている治療方法ではないこと、
を考えると、これが治療とは考えにくいことです。
>母は問題なかったはずの歯を一度に削られて放心してしまい、何も言えずに帰ってきました。
我々医療者は喜んでいただくために仕事をしています。
そのため,少なくとも治療後のお気持ちを観察して確認します。
放心状態の表情はショックを起こしているとも言えます。
ショックという異常を感じ取れない医療者は危険ですらあると考えます。
これからそのダメージを回復するには相当な苦労が出てくると思われます。
決して反対側の歯を全部削ることなどは夢にもお考えにならないようにお勧めします。
これからもまた非常に難しい判断を迫られますから、総合力にすぐれ、経験豊かな歯科医師に長期的な見通しを立てていただくことをお勧めします。
少なくとも、その歯科医師に会うことは止めましょう。
ご老人で、しかも顔を怪我して弱っている患者さんに親切にすることは当然なはずです。
私も同じ歯科医師として慚愧の念に堪えません。
問題点を並べてみましたが、医療の要件を満たしているとは言いにくいようです。
歯科医師は、医療のためにのみ、人の身体を傷つけることを、法律で許されています。
今までの対応について確認したいことがあれば、弁護士とまず相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
R-Kさん
返信日時:2013-04-12 09:10:57
細見先生、山田先生、西山先生、さがら先生、御回答ありがとうございます。
母から話を聞いて、なにを目的とした治療なのかさっぱりわからなかったのですが、それも当然のことだったのですね。
なにか専門的な知識に基づいた判断かもしれないと思いはしたのですが、どうやらそういったものではないようですし。
後日、該当の歯科医になにを目的とした治療だったのか、なぜ説明なくやったのか、納得のいく説明を聞かせてもらうことにします。
今回の医師は、長年矯正歯科で噛み合わせについて経験豊富な方のはずで、肩書きなどを見るだけなら「咬合のことを熟知された経験豊富なDr」になるので、なおのことどうしてこうなったのか理解できません。
肩書きや経歴を信じられなかったら、なにを基準になにを信じて歯医者を選べばいいのか……。
その上で改めてお聞きしたいことがあります。
反対側の歯を削る必要はないとのことですが、その場合どういう治療法があるのでしょうか?
平坦になった歯になにかを盛って固めるのでしょうか?
長い治療が必要といったように見えましたので、どのような治療法があるのかと参考までにお聞きしたいのです。
それでは、改めてよろしくお願いします。
母から話を聞いて、なにを目的とした治療なのかさっぱりわからなかったのですが、それも当然のことだったのですね。
なにか専門的な知識に基づいた判断かもしれないと思いはしたのですが、どうやらそういったものではないようですし。
後日、該当の歯科医になにを目的とした治療だったのか、なぜ説明なくやったのか、納得のいく説明を聞かせてもらうことにします。
今回の医師は、長年矯正歯科で噛み合わせについて経験豊富な方のはずで、肩書きなどを見るだけなら「咬合のことを熟知された経験豊富なDr」になるので、なおのことどうしてこうなったのか理解できません。
肩書きや経歴を信じられなかったら、なにを基準になにを信じて歯医者を選べばいいのか……。
その上で改めてお聞きしたいことがあります。
反対側の歯を削る必要はないとのことですが、その場合どういう治療法があるのでしょうか?
平坦になった歯になにかを盛って固めるのでしょうか?
長い治療が必要といったように見えましたので、どのような治療法があるのかと参考までにお聞きしたいのです。
それでは、改めてよろしくお願いします。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-04-12 10:02:20
ご返信ありがとうございます。
>反対側の歯を削る必要はないとのことですが、その場合どういう治療法があるのでしょうか?
細見先生の回答通り、健康な反対側にツケを回すのではなく、削られて減った方を増やすことが理想となります。
反対側の健康な方を削れば、健康のよりどころを失い、リスクが倍増どころか無間地獄すら覚悟しなければなりません。
>平坦になった歯になにかを盛って固めるのでしょうか?
具体的に現在の技術では、盛り上げて固めるか、削られた薄い厚みの分を蓋のようなものを作って接着するかがあります。
将来はその欠点を改良した方法がでてくる可能性が無くはありません。
どちらも決して元通りにはなりません。
またうまくいく保証もありません。
>長い治療が必要といったように見えましたので、どのような治療法があるのかと参考までにお聞きしたいのです。
歯の治療とはもともと、決して元通りにはなりません。
今回は元の状態の記録がどこにも残っていないはずですから、治療の目標がないままにしなければなりません。
試行錯誤となってしまうこともあり、長期を覚悟した方が良い結果も出てくると思われます。
治療方法については、長期間通院にしやすいところで、お早めに相談だけでもしながら探すと良いと思います。
>今回の医師は、長年矯正歯科で噛み合わせについて経験豊富な方のはずで、肩書きなどを見るだけなら「咬合のことを熟知された経験豊富なDr」になるので、なおのことどうしてこうなったのか理解できません。
なるほど。
今回は外傷ですから、外科系の専門知識と経験が必要です。
矯正は専門外だったかもしれません。
>肩書きや経歴を信じられなかったらなにを基準になにを信じて歯医者を選べばいいのか……。
治療を始める前に対話とか写真とか、各種の記録をきちんと取ることは一つの基準になるかもしれません。
歯科でも専門性が細分化されてきています。
専門家標榜も基準にならないことはありません。
しかし、人間の身体は一つです。
各専門家が一人の人間をバラバラに分けて治療することが、本当に良いことなのか考えなければいけないことも多々あります。
それが治療前に理解できる一般の方はまずありません。
ほとんどが今回のように、思いもかけず大きな健康を失ってみて気がつくものです。
したがって、その場限りの治療ではなく、一生の健康を目標とする場合は、総合力を持った歯科医師を選ぶことが条件となります。
専門性も高く、かつ、一つに偏らず、一人の人間として治療の最終ゴールを考え、専門外の一般の方にも理解させる説明力がある、もちろん実行力もある、つまり有言実行の実績がある実践家により、森を見て木を見る治療ができると理想的です。
もちろん理想は簡単に実現できません。
しかし、あきらめれば今回のように、歯に、身体に、心に、何か傷を残す一生となってしまいます。
本当の歯科医療は難しいと言うことを知っていただければ、今回は良い教訓として活かされると思います。
>反対側の歯を削る必要はないとのことですが、その場合どういう治療法があるのでしょうか?
細見先生の回答通り、健康な反対側にツケを回すのではなく、削られて減った方を増やすことが理想となります。
反対側の健康な方を削れば、健康のよりどころを失い、リスクが倍増どころか無間地獄すら覚悟しなければなりません。
>平坦になった歯になにかを盛って固めるのでしょうか?
具体的に現在の技術では、盛り上げて固めるか、削られた薄い厚みの分を蓋のようなものを作って接着するかがあります。
将来はその欠点を改良した方法がでてくる可能性が無くはありません。
どちらも決して元通りにはなりません。
またうまくいく保証もありません。
>長い治療が必要といったように見えましたので、どのような治療法があるのかと参考までにお聞きしたいのです。
歯の治療とはもともと、決して元通りにはなりません。
今回は元の状態の記録がどこにも残っていないはずですから、治療の目標がないままにしなければなりません。
試行錯誤となってしまうこともあり、長期を覚悟した方が良い結果も出てくると思われます。
治療方法については、長期間通院にしやすいところで、お早めに相談だけでもしながら探すと良いと思います。
>今回の医師は、長年矯正歯科で噛み合わせについて経験豊富な方のはずで、肩書きなどを見るだけなら「咬合のことを熟知された経験豊富なDr」になるので、なおのことどうしてこうなったのか理解できません。
なるほど。
今回は外傷ですから、外科系の専門知識と経験が必要です。
矯正は専門外だったかもしれません。
>肩書きや経歴を信じられなかったらなにを基準になにを信じて歯医者を選べばいいのか……。
治療を始める前に対話とか写真とか、各種の記録をきちんと取ることは一つの基準になるかもしれません。
歯科でも専門性が細分化されてきています。
専門家標榜も基準にならないことはありません。
しかし、人間の身体は一つです。
各専門家が一人の人間をバラバラに分けて治療することが、本当に良いことなのか考えなければいけないことも多々あります。
それが治療前に理解できる一般の方はまずありません。
ほとんどが今回のように、思いもかけず大きな健康を失ってみて気がつくものです。
したがって、その場限りの治療ではなく、一生の健康を目標とする場合は、総合力を持った歯科医師を選ぶことが条件となります。
専門性も高く、かつ、一つに偏らず、一人の人間として治療の最終ゴールを考え、専門外の一般の方にも理解させる説明力がある、もちろん実行力もある、つまり有言実行の実績がある実践家により、森を見て木を見る治療ができると理想的です。
もちろん理想は簡単に実現できません。
しかし、あきらめれば今回のように、歯に、身体に、心に、何か傷を残す一生となってしまいます。
本当の歯科医療は難しいと言うことを知っていただければ、今回は良い教訓として活かされると思います。
回答6
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2013-04-12 11:48:10
R-K さん、今日は
>何を食べても顎が歪み、噛み合わせは最悪の状態です。
>ものを噛む度に顎がガクガクするのが不快なため、食事が苦痛になっています。
歯を削られた状況については伝聞のため回答は控えさせていただきますが、このような状況については、顎を強打したことによる間接や骨への影響も考えられますので、一度、大学病院か総合病院の口腔外科を受診された方が良いかもしれません。
できれば歯科大学の付属病院が良いかもしれません。
>何を食べても顎が歪み、噛み合わせは最悪の状態です。
>ものを噛む度に顎がガクガクするのが不快なため、食事が苦痛になっています。
歯を削られた状況については伝聞のため回答は控えさせていただきますが、このような状況については、顎を強打したことによる間接や骨への影響も考えられますので、一度、大学病院か総合病院の口腔外科を受診された方が良いかもしれません。
できれば歯科大学の付属病院が良いかもしれません。
回答7
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-04-12 13:03:33
小牧先生の
>顎を強打したことによる間接や骨への影響も考えられますので、
「外傷による外力の入力が直接的及び間接的(直接的に影響を受けた、ある部位に運動制限が生じることで、一定時間後、2次的に他の部位に影響が及ぶ)に関節や骨(接合部)に影響することも考えられますので、」の意味かと思われます。
但し、特に今回は私の主観が多く入っているかもしれません。
つまり、この場合、もし歯を削られなかったとしても、外傷直後から噛み合わせ感覚が変化した事態も考えられます。
通常は、それらの区別の意味もあり、特に外傷直後に噛み合わせを変化(削る・盛り足す)ことには慎重にされているとは思われます。
只、現実には、’咬合調整’は保険で認められた処置であるため、来院された患者さんに何らかの処置を施して、満足して帰っていただくためか(・・かどうか分かりません。それらの先生から直接伺う機会がありませんでしたので)、咬み合せを変化させる処置が行われていることも少なくないようにも思えます。
但し、私も、このケースでの事前の説明不足は感じます。
>顎を強打したことによる間接や骨への影響も考えられますので、
「外傷による外力の入力が直接的及び間接的(直接的に影響を受けた、ある部位に運動制限が生じることで、一定時間後、2次的に他の部位に影響が及ぶ)に関節や骨(接合部)に影響することも考えられますので、」の意味かと思われます。
但し、特に今回は私の主観が多く入っているかもしれません。
つまり、この場合、もし歯を削られなかったとしても、外傷直後から噛み合わせ感覚が変化した事態も考えられます。
通常は、それらの区別の意味もあり、特に外傷直後に噛み合わせを変化(削る・盛り足す)ことには慎重にされているとは思われます。
只、現実には、’咬合調整’は保険で認められた処置であるため、来院された患者さんに何らかの処置を施して、満足して帰っていただくためか(・・かどうか分かりません。それらの先生から直接伺う機会がありませんでしたので)、咬み合せを変化させる処置が行われていることも少なくないようにも思えます。
但し、私も、このケースでの事前の説明不足は感じます。
相談者からの返信
相談者:
R-Kさん
返信日時:2013-04-17 16:15:28
さがら先生、小牧先生、藤森先生、御返信ありがとうございます。
>顎を強打したことによる間接や骨への影響
これにつきましては外科にてMRIをはじめとする精密検査を受け、脳などの内臓も含め問題ないとの診断をいただいております。
本日、母が再度同歯科に説明していただきに向かいましたが、院長は不在で真意のほどはわかりませんでした。
いつも母を担当してくれていた歯科医(非常勤で矯正歯科ではなく一般歯科の方です)がいらっしゃったので、検診と説明を受けました。
曰く
「院長の処置は間違っていない。自分も同じ処置をすると思う」
とのこと。
そこで母が
「腫れているときにそんな処置をしたら、腫れが治ったときにこうなってしまう。
なぜ腫れているときにする必要があったのか」
と返すと、言葉を濁されたようです。
実のところ、歯科医本人も本当の理由がわからないのではないかと思いました。
結局、理由の説明はないまま「ちゃんと治療できます」と、
・平坦にされた側の上下の歯の中で詰め物がされている歯を選び、詰め物部分だけを少し削り凹凸を作成
・一本ずつ、咬合紙でテストしながら上記作業を繰り返し
上記作業により、母なりに納得のいく噛み心地にしてくれたそうです。
なんとなく誤魔化された感もありますし、結局なぜ『一時的に腫れている』という状態変化中に、気軽に『歯を削る』という不可逆な処置を行われたのかはわからないままです。
それと、今一度お聞きしたいことがあります。
上記の詰め物を削って凹凸を作る処置についてなのですが、素人考えでは、
『凸部分が削られた歯の方が、その分もう片方の歯より低くなっている』
『低くなっている側の歯の詰め物を削って凹部分を作っても左右の歯の高さは違うまま』
と、凹凸ができたところでうまく噛みあわない、噛み合ったように見えても高低差の分、顎に微小な歪みが強いられているのではないか、と思えてしまうのですが、こういった処置方法は一般的なものなのでしょうか?
何度もお手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
>顎を強打したことによる間接や骨への影響
これにつきましては外科にてMRIをはじめとする精密検査を受け、脳などの内臓も含め問題ないとの診断をいただいております。
本日、母が再度同歯科に説明していただきに向かいましたが、院長は不在で真意のほどはわかりませんでした。
いつも母を担当してくれていた歯科医(非常勤で矯正歯科ではなく一般歯科の方です)がいらっしゃったので、検診と説明を受けました。
曰く
「院長の処置は間違っていない。自分も同じ処置をすると思う」
とのこと。
そこで母が
「腫れているときにそんな処置をしたら、腫れが治ったときにこうなってしまう。
なぜ腫れているときにする必要があったのか」
と返すと、言葉を濁されたようです。
実のところ、歯科医本人も本当の理由がわからないのではないかと思いました。
結局、理由の説明はないまま「ちゃんと治療できます」と、
・平坦にされた側の上下の歯の中で詰め物がされている歯を選び、詰め物部分だけを少し削り凹凸を作成
・一本ずつ、咬合紙でテストしながら上記作業を繰り返し
上記作業により、母なりに納得のいく噛み心地にしてくれたそうです。
なんとなく誤魔化された感もありますし、結局なぜ『一時的に腫れている』という状態変化中に、気軽に『歯を削る』という不可逆な処置を行われたのかはわからないままです。
それと、今一度お聞きしたいことがあります。
上記の詰め物を削って凹凸を作る処置についてなのですが、素人考えでは、
『凸部分が削られた歯の方が、その分もう片方の歯より低くなっている』
『低くなっている側の歯の詰め物を削って凹部分を作っても左右の歯の高さは違うまま』
と、凹凸ができたところでうまく噛みあわない、噛み合ったように見えても高低差の分、顎に微小な歪みが強いられているのではないか、と思えてしまうのですが、こういった処置方法は一般的なものなのでしょうか?
何度もお手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
相談者からの返信
相談者:
R-Kさん
返信日時:2013-04-18 15:07:04
追記
本日、院長から謝罪の電話があったそうです。
なぜ事前に了解を求めなかったのかについては、「よかれと思ってやった」。
なにを目的とした処置だったのかについては「圧を下げるため」。
なぜその処置を腫れているときにしたのかについては答えてもらえず、何をいってもひたすら「すみません」と繰り返されるだけでした。
しかし、ここでの最初のお答えを見るにそもそも「圧を下げる」必要があったのか、という疑問を抱かざるをえません。
発端となった処置自体必要なものではなく、さらにその状態を改善するための治療を受け、費用を払い、それでも元の状態には戻らない歯にされてしまったわけです。
それに対する回答が結局理解できない説明と、連呼される謝罪の言葉のみ。
こういうことは決して珍しいことではないのでしょうか……。
本日、院長から謝罪の電話があったそうです。
なぜ事前に了解を求めなかったのかについては、「よかれと思ってやった」。
なにを目的とした処置だったのかについては「圧を下げるため」。
なぜその処置を腫れているときにしたのかについては答えてもらえず、何をいってもひたすら「すみません」と繰り返されるだけでした。
しかし、ここでの最初のお答えを見るにそもそも「圧を下げる」必要があったのか、という疑問を抱かざるをえません。
発端となった処置自体必要なものではなく、さらにその状態を改善するための治療を受け、費用を払い、それでも元の状態には戻らない歯にされてしまったわけです。
それに対する回答が結局理解できない説明と、連呼される謝罪の言葉のみ。
こういうことは決して珍しいことではないのでしょうか……。
回答8
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-04-18 17:26:16
その頻度がどの位になるのかは分かりませんが、意図的に歯を削って噛み合わせを変えることが、患者さんの益に繋がると考える先生はおられるようですね。
タイトル | 母が転倒し顎を強打。事前に説明もなく左側の歯を全て削られました |
---|---|
質問者 | R-Kさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせに関するトラブル 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。