[写真あり] 裏側矯正中、引っ込んだ犬歯の動かし方

相談者: シロップさん (28歳:女性)
投稿日時:2013-04-26 13:11:34
現在上側にポーター式拡大装置、下にはブラケットがついています。
上の右の犬歯が奥に引っ込んでいて、どうにか前に出そうとトライしているのですが、なかなか動いてくれないようです。


上の犬歯の裏側と下の犬歯の表側にフックをつけ、ゴムをかけて犬歯を出す方法をしていましたが、1ヶ月たっても動揺もしておらず。

下の歯のブラケットにあたるため、前に出ようとする上の犬歯の動きを邪魔しているため、下のワイヤーは一旦中止して、下の犬歯のブラケットを外して、あたらないようにしてくれました。


ブラケットを外しスペースが出来ため、私的にゴムかけを継続したら良いと思っていたのですが、1ヶ月で別の方法に変更になりました。
しかし次の方法は下の犬歯周辺の四本にプラスチック?の取り外しできる部分マウスピースのようなものをはめて、噛み締めることでプラスチックが上側犬歯の裏側にあたり前に押し出すというものでした。

噛みしめなければ、犬歯に負荷がかからないもので、しゃべれないので日中はつけれないし、就寝時つけていても、無意識のうちに顎をずらしてあたらないようにして寝ているので、正直大した負荷はかかっていません。



長くなりましたが、

●1ヶ月で動かない=方法を変更すべき なのでしょうか?

●上記のマウスピースを噛むことで押し出す方法は効果がありますか?
1ヶ月後にと言われましたが待つべきでしょうか?

●他に犬歯を前に動かす方法はないでしょうか?


ご助言よろしくお願いいたします。


画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-26 18:49:43
三つのことをはっきりさせておかないといけないと、思います。


一つ目は上の犬歯が、骨性癒着していないか、確かめなければなり
ません。
骨性癒着している場合にはまず絶対に動かないということです。


二つ目は、このような咬みあわせの場合、下の歯が障壁となりますから、ジャンプさせなければなりません。
そのためには上顎犬歯が動き始めてぐらぐらになったら、ジャンプさせるように咬みあわせを一時的に、開いておく必要があります。
時期は経験してないと難しいかも、しれません。


三つ目は上顎犬歯を動かすには、相当しっかりした力系が必要であることです。
反作用で固定源(支えとなる歯などのこと)が、負けてしまうことがあることです。そして下の歯が障壁になっていますから、いかに能率よく緩衝を取り除きながら、ジャンプさせるかにかかっています。
乗り越えたら後はそう難しくないはずです。


ご自身が気付いておられるように、下顎が偏位して避ける動きもありますので、意識して負けないようにしてください(日中)とか、就寝時はマウスピースをしてもらい対処しています。



質問に対しては、咬みあわせの深さが主体に、種々の要素がありますのでコメントしません。
経験上難しいことは確かです。

このようなケースでは、単純なことゆえに難しいと、始める前に伝えています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-04-27 05:13:24
シロップさまおはようございます。

写真拝見いたしました、おそらく動かすためのスペースがないため動かないのだと思います。

スペースが確保できれば動くでしょう、個人的には主治医の経験不足のような気がいたします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-04-27 09:42:01
犬歯反対咬合の改善には下記理由で多少の期間はかかります。

犬歯歯根は長い。
上顎の内側に入っている歯は下の犬歯を乗り越えていかなければいけないが、噛む時の力がそれを邪魔する。


シロップ様の場合、患部の歯は比較的深く重なっているため、なかなか治りづらく1ヶ月では改善しないように思います。

治療方法は様々ありますが、とにかく主治医を信じて指示されたとおりにやっていくのが良いように思います。

ちなみにスペース不足はないように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-04-27 13:58:39
秋山先生のおっしゃるとおり、成人の場合、犬歯反対咬合を改善するには、1か月では難しいです。

不安を感じてるという現在の気持ちを、担当医に打ち明けて、今後の治療見通し(予測)を説明していただいてはいかがでしょうか?


矯正治療は、長期間の治療になりますので、担当医と、気軽になんでも相談できるような、良好な信頼関係を構築することが、とても重要だと思います。

写真からだけでは、治療の妥当性などを判断することは難しいと思います。
実際の状態を把握している担当医に、相談することが、不安解消にもっとも効果的だと思います。


もし、説明を受けても、不安が解消しない場合には、別の矯正歯科に相談されても良いかもしれません。



  

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シロップさん
返信日時:2013-04-28 14:57:00
四人の先生方詳細なご説明ありがとうございます。


骨性癒着とは何か検査をすれぱ分かるものなのでしょうか?

担当医からも下の歯が障壁となるため、ジャンプするまでが非常に大変と話をしていました。
最初のゴムかけと比べて、現在のマウスピース方法のほうが明らかに力量が弱いように感じるので、担当医にこのことを伝えてみようかと思います。


ふつふつと考えてしまい悩んでいましたが、まずは疑問に思っていることを話してみます。

本当にありがとうございました。
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-28 15:41:51
骨性癒着とは何か検査をすれぱ分かるものなのでしょうか?

歯科用のレントゲンでわかります。
打診でも予想できる時があります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シロップさん
返信日時:2013-05-03 08:40:36
松山先生
返信が遅くなりすみません。

レントゲン初めの検査でとったように思いますので、一度担当医に確認してみますね。
ありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-05-03 11:43:54
博多の児玉です。

解決になっていますが、これからのこともありますので書かせていただきます。


癒着はレントゲンで必ずしも分かるものではありません。
レントゲンで分かることもありますが、分からないこともあります。




タイトル [写真あり] 裏側矯正中、引っ込んだ犬歯の動かし方
質問者 シロップさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
その他(写真あり)
舌側矯正(裏側の矯正)
回答者




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