6才、先天性多数歯欠如について

相談者: ひろみんさん (29歳:女性)
投稿日時:2013-04-29 17:31:42
今春小学校に入学した長男なのですが、
現在上顎左右の2番、下顎は左右1番、左右2番の連続4本の欠損があります。


3歳のころ歯医者さんに連れて行ったところ、学校に上がる頃までは放っておくしかないとのことで今回3年ぶりに近所の小児歯科に初めて行ってみました。

全体のレントゲンを撮り、下顎の前4本はやはり欠損。
右の5番の永久歯も無いことがわかりました。

上の2番については分かりづらく、その後続けて2回も部分レントゲンをとられたのですが、わからないと言われました。
何か見えるようでもあるが3番の歯かもしれないそうです。



そこの先生は初めての症例ですとおっしゃっていました。
インプラントは絶対反対というスタンスだそうで、今後は就寝時用のナイトガイドというマウスピースを装着する矯正を勧められました。

年単位契約?で毎年13万円ほどかかるそうです。
これは受け口噛み合わせの悪いのを治すものだと思うのですが息子にも適したものなのかなと少し疑問です。



症状が稀なものですし、大学病院口腔外科にも行ってみたほうがいいでしょうか。


同じような症例で質問されていた親御さんのページを拝見させていただきましたが、乳歯義歯などで対応されているようで、そう言った説明はありませんでした。

上の1番の歯が隙間があいてきていることや、前歯ですし本人が歯のことを気にしだしてきているのでなんとか見た目のこともカバーできる方法をみつけてやりたいのですが、またむやみにレントゲンを連写されることやいろいろな病院へ連れまわされる子供への負担を考えると気が重く、かと言ってあまりこういう症例の経験がないとおっしゃるところで大丈夫かな?という不安もあります。


いろいろと書き連ねてしまいましたが、息子のように本数の多い多数歯欠如だと、病院は近所のお医者さんにというレベルではなく大きいところに行くべきでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-04-29 17:48:45
先天性欠損は悩ましい問題ですね。

当院はインプラント治療を手がけていることも有り、色々な形での先天性欠損の方がお越しになります。

ただし、インプラントという治療法は成人してからが治療対象です。

今のお子様の歳ですと、後15年ほどはインプラントという治療は適応すべきではございません。


乳歯が抜けずにしばらくは残ってくれる部分もあるかと思いますが、常に現状を見ながら検討することが必要になると思います。

近所の歯医者でもしっかりと見守ってくれる医院はたくさんあると思います。
大学病院で見てもらった方が良いケースと判断した場合はご紹介という形を取ることが多いです。


まずは、しっかりご相談できるある程度御近隣の医院を見つけられる方がよろしいように思います。

蛇足ですが、先天性欠損にたいしてもインプラントは保険適応ではございません。
矯正治療も同様ですし、しっかりと治したいときが来たときに費用がかかってしまうと思われます。


早いうちからそのことを頭の片隅に留めておいて頂けるとよろしいかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-04-29 17:50:08
多数の永久歯先天欠如ですか、これから成人に達するまでの期間を管理していただく為に、総合的に管理して貰う為に歯科大学病院が良いと思います。

成人後は御自身の希望経済状況等で治療法を決められたらいいと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-04-29 19:06:52
ひろみん さん、こんにちは。

インプラントは絶対反対というスタンスだそう

成長が止まるまではお待ちになるべきかと思います。


>むやみにレントゲンを連写されること

一度に数千枚撮ったのでなければ問題ないものと思います。

http://www.tokyo-da.org/images/pdf/1108.pdf


>症状が稀なものですし、大学病院口腔外科にも行ってみたほうがいいでしょうか。

それが良いかもしれませんね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-04-29 19:07:58
6歯以上の先天欠損の場合、昨年より矯正治療保険適応されるようになりました。

下顎4前歯の欠損があり、かみ合わせの状態もわかりませんので必ずしも矯正歯科治療が適応になるとは限りませんが、将来的な補綴治療の本数を減らすことは可能になるかもしれません。


保険矯正に対応している矯正歯科で相談してみるのも一案かもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-04-29 20:17:01
福山先生>
>必ずしも矯正歯科治療が適応になるとは限りませんが、

私もそう考えます。

矯正治療だけですむケースであるとは常識的に考えられませんので、その後の補綴のことを考えれば矯正が不要である可能性も否定できません。


他の先生も書かれていますが、しばらく後の補綴にも連帯して対応できる歯科大学病院等へも相談されたほうがよいかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひろみんさん
返信日時:2013-05-01 21:01:13
回答くださいました5人の先生方、ありがとうございました。


やはりこれから何年も通い総合的に管理していただくために大学病院口腔外科にもかかってみようと思います。
歯科大学病院というのは通うには難しい距離のところばかりですので。

レントゲンに関しましても、神経質になる必要はないとのこと、少し安心することができました。


噛み合わせなのですが、受け口になったり口呼吸であったりということは今のところありません。
ですのでマウスピース矯正と言われた時に、色々な選択肢を示していただいたわけでなくその流れ一択で話を持って行かれたので少し疑問を持ってしまいました。


口腔外科のほうでもよく相談してこようと思います。

あと、6本以上の先天性欠損には保険がきくという話も参考になりました。
虫歯にしないよう、根気よく管理して行きたいです。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-05-06 19:41:57
博多の児玉です。

お母さまが愛情を持ってお子様に接しておられるので、お子様はきっとこの問題を明るく乗り越えられると思います。

博多からエールをお子様とお母様へ




タイトル 6才、先天性多数歯欠如について
質問者 ひろみんさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科治療
子供の歯並び
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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