抜髄中、ブリッジ素材はメタルボンドか他院で同額ジルコニアか?

相談者: とっとさん (43歳:男性)
投稿日時:2013-05-08 13:16:24
右下奥歯567で6欠損の銀のブリッジしていましたが、奥7が虫歯の為ブリッジを外して、7の神経を抜く治療中です。

次のブリッジは白い物にしたくてネットで検索すると、通院出来る距離でジルコニアのブリッジを1本7万円(3×7万円)でしている所がありました。
保障も3年は無料、3〜7年は少し負担ありという事です。


現在治療中の歯科でその相談すると、それなら同額の1本7万円でメタルボンドのブリッジをさせていただきますと・・・。

その先生曰く、ジルコニアは破折する可能性があるので、メタルボンドの方が良いですよと言うことです。

色々調べてみても、ジルコニアはメタルボンドと同等の強度があるように書かれています。


どちらも同額な為、どちらががいいのか悩んでいます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-05-08 13:40:42
こんにちは、

>色々調べてみても、ジルコニアメタルボンドと同等の強度があるように書かれています。

数値的にはジルコニアもかなりの強度があり、メタルボンドとは変わらないと思います。

ただ過去に1ケースジルコニアブリッジが破折して来院された方を見ているので、割れないか!?と言われれば多少割れる可能性はあるとお話します。

メタルボンドブリッジでも割れる時は割れますが^^;



>どちらも同額な為、どちらががいいのか悩んでいます。

悩むところですね、ただ7万のジルコニアはジルコニア単色なので真っ白な被せ物だとおもいますから、気になれば一度その歯科医院で似たようなケースは見せて貰った方がいいと思いますよ。

作ってから「えっ、こんなに真っ白!?」とならない為にも^^;


おだいじに

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-05-08 14:28:14
とっとさん、今日は

ジルコニアには2種類の作り方があります。

一つは、@メタルボンドと同じように、ジルコニアのフレームの上に陶材を焼き付けるもので、もう一つは、井野先生が書かれているように、Aジルコニア単体で作られたもんです。


@は、メタルボンドと同じように、濃淡や細かい特徴まで、ご自身の歯に近く作ることができます。
しかし、メタルボンドでは金属と陶材が強固な結合をするのに比べ、ジルコニアと陶材の結合は弱いため、まれに陶材がはがれてくるという欠点があります。

Aは、見た目に透明感がなく、陶材を焼き付けるのに比べ、便器のような仕上がりに近くなります。
最近では、色も色々出てきていますが、やはり透明感はなく、濃淡や細かい特徴の再現には限界があります。



ジルコニアがどちらの方法で作られるかによってもそれぞれ欠点が違ってきます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-05-08 16:50:57
奥歯ブリッジを白い物にしたいということで、ジルコニアメタルボンドについてのご質問ですね。


破折に関しては、ジルコニア、メタルボンドともにフレーム(ジルコニアもしくはメタル)に盛りつけたポーセレンセラミック)の部分のことかと思いますが、熟練した歯科医師技工士であれば同等になるかと思います。

ジルコニアの方が新しい材料のため、あまり治療に慣れていないとメタルボンドよりも破折しやすいものになってしまう傾向はあります。


またジルコニアは、ポーセレン(セラミック)を盛りつけずにジルコニアだけでつくるタイプのものもあります。
このタイプは破折しにくものですが、ポーセレンがないために透明感がほとんど無く、色調も単調になります。
しかし、奥歯であれば気にならない方もいらっしゃると思います。



アレルギーの原因となる金属を使用しないメタルフリーの考えからすると、ジルコニアの方が良いかと思います。

また、ポーセレンを盛りつけたものは見た目だけではなく、表面の硬さも天然歯に近くなり、他の歯にやさしいと言えます。



最適な治療方法はかみ合わせや、土台の状態によっても変わりますので、『ジルコニアのブリッジを1本7万円(3×7万円)でしている所』にも一度ご相談に行かれてはいかがでしょうか?

治療後のメインテナンスも重要なのでそれも踏まえてご検討いただくのがよろしいかと思います。




タイトル 抜髄中、ブリッジ素材はメタルボンドか他院で同額ジルコニアか?
質問者 とっとさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ メタルボンド
ブリッジその他
ジルコニアクラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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