矯正ため右下5番抜歯。痛みと不安で次の抜歯も矯正もできそうもない

相談者: sunao69さん (49歳:男性)
投稿日時:2013-05-10 00:18:45
矯正治療の方法として、抜歯しないで治療するのか、または抜歯して治療するのか、判断を迫られたので、下左右のそれぞれ5番を抜歯する治療を選択しました。


まず下右側の5番を抜歯しましたが、初めての抜歯でもあり予想以上に痛く感じて、今後の矯正治療に不安感が募っています。

抜歯後2週間が経過し痛みも収まりましたが、食事をする際に左側の歯だけで咀嚼するため、一度に多くの食事を取ることができなくなり、抜歯してみてあらためて歯を大切に思いようになり、怖くて2本目の抜歯に踏み切ることができません。


また、矯正治療経験者の方の開始後の痛みなどをブログなどで閲覧しましたが、この年齢ではたして治療終了まで耐えることができるのか、非常に不安なっています。

できれば矯正治療を断念して抜歯後の処置を他の治療方法に変更できないかとも思いますが、歯科医の先生からは矯正治療を勧められています。


このまま抜歯して矯正治療を続けるのか、または断念するのか、精神的にまいってしまい、答えを出すことができません。

なぜ熟慮して行動しなかったのかと責められても仕方がない行為だと大変反省しています。


どちらを選択するのも自己責任だと思いますが、アドバイスをお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-05-10 08:24:08
矯正治療を中止して、5番欠損部は、ブリッジを施すか、スペースが十分あればインプラント咬合を回復する方法があります。

抜歯したままの放置はしない方がよいです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: sunao69さん
返信日時:2013-05-10 10:30:51
松山先生ご回答ありがとうございます。

すいません、いくつかご質問させて下さい。



なるべく残った歯に負担をかけたくないのですが、インプラントが可能であればその方がいいのでしょうか。


ブリッジの場合、何年ほどいい状態を保つことが可能ですか。

また、ランニングを趣味としていますが、ブリッジを施していてもスポーツは可能でしょうか。



ここからの質問は、他の閲覧者の方にお願いしたいのですが、今現在矯正治療もまだ選択肢にあります。

しかし何年かかるかわからない矯正治療を続けていくのは、精神的に厳しいのでないかと思いますが、同じぐらいの年齢の方で矯正治療を体験された方がいらっしゃいましたら、体験談をお聞かせねがえれば幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-05-10 11:18:30
私も40代の時に全顎矯正をしましたよ。

最初は大変でしたが、1か月もすれば慣れてきて、ブレースをはずす2年後には寂しい感じがするくらいになりました。(多くの患者さんも同じように言われます)


矯正治療は最初が本当に大変です。
敏感なお口の中の状態がガラリと変わってしまうので、口内炎が出来たり、歯磨きがしにくかったり、咬むところがなくなったり、喋りにくかったり、口が閉じにくくなったり等いろいろと日常生活に制限や不便が多くなってきます。
でも、大変ですが、。。。。慣れます。

矯正治療後も油断をしていると歯は動きますから、保定も重要です。
ちゃんと骨が出来るまで適切な保定装置を使用して、機能的な位置に歯が納まるように微調整していく重要な期間です。


また、場合によっては矯正後にブラックトライアングルに悩まれたり(担当医にそういうことがないように治療法を考慮してもらうとよいでしょう)、ブレースを除去した痕の歯面が荒れていたり、白濁になってしまうこともあります(歯磨きや歯質の強化法をちゃんとマスターすれば防げます)。などなど・・・

このように矯正治療中の患者さんには色々なリスクや不自由や苦痛は、つきものです。



しかし、それらを上回るメリットがあると予測できたので担当医が矯正治療を勧められているのだと想像します。


私も自分自身矯正してよかったと思いますし、多くの患者さんがそのように実感されます。

大変だけど、やってよかった!

矯正治療はそういうものだと思います。


当医院にも矯正治療を希望して患者さんが来られますが、その際は矯正治療の大変さを必ずお伝えしています。
それでも矯正治療を選択される方は多いですよ。

担当医に矯正治療のメリットをもう一度よく確認されて、治療法を慎重に選択してください。




●なるべく残った歯に負担をかけたくないのですが、インプラントが可能であればその方がいいのでしょうか

残った歯に負担をかけたくないのならばインプラントは第一選択になります。



ブリッジの場合、何年ほどいい状態を保つことが可能ですか。

前後の歯をどれくらい削って、どういう設計にするかで変わります。
抜歯した部位が落ち着くまで待つか、歯槽骨レベルを維持するように骨補てん材を入れてもらうなどでも変わります。



●また、ランニングを趣味としていますが、ブリッジを施していてもスポーツは可能でしょうか。

ご自身の歯と同じような感覚で使用できますから、ランニングは問題にならないです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: sunao69さん
返信日時:2013-05-10 13:15:08
船橋先生ご回答ありがとうございます。

矯正治療は大変だけど、やってよかったと思われる方は多いのですね。
私も抜歯前まではそのような気持ちだったため、やる気満々でしたが、抜歯した後、ほほを噛んだ部分が口内炎になってしまい、痛くて急速に気持ちが萎えてしまいました。


治療中の苦痛を考えると夜も眠れない程、精神的に参っている状態です。

こんな性格では矯正治療は難しいですかね。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-05-10 16:22:00
人間、痛みには弱いですからね。

しかし、それを上手にコントロールする方法はいくらかありますから、担当医にちゃんと伝えておくとよいですよ。

口内炎には口内炎の治療法がありますから、あきらめる前に先生の手腕を確かめてみてはいかがですか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: sunao69さん
返信日時:2013-05-10 23:35:08
船橋先生ご回答ありがとうございます。

いろいろ考えましたが矯正治療は断念し、抜歯した部分の処置をどうするのか、歯科医の先生と話し合いたいと思います。


松山先生、船橋先生、お忙しい中、アドバイスいただき本当にありがとうございました。



タイトル 矯正ため右下5番抜歯。痛みと不安で次の抜歯も矯正もできそうもない
質問者 sunao69さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:5番(第二小臼歯)
歯列矯正(矯正歯科)その他
回答者




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