左上7番の生活歯髄歯切断法について

相談者: のりこ33さん (31歳:女性)
投稿日時:2013-05-14 14:20:51
はじめまして。
こちらに投稿させて頂くのは初めてです。
どうぞ宜しくお願い致します。

さっそくですが、相談させて下さい。

タイトル通り左上7番ですが、神経を半分切って、半分は残し土台を作って、銀のクラウンをかぶせる処置をします。
歯医者で言われております。
来週には、神経の処置をするそうです。

ですが、この治療に不安を覚えています。

私が感じる歯の状態は、痛みはなく冷たいものがしみる程度です。

レントンゲンで見たところ7番の側面(6番側)が虫歯で、「神経には達していないがギリギリ」という状態だそうです。

先生曰く、神経を半分切断する理由は

「削って銀色のインレーを入れたら、神経が近いから知覚過敏になる可能性が高い、なので神経を半分切りましょう」

という説明でした。

ネットで調べたところ、生活歯髄歯切断法は主に子供に行う処置で、大人には滅多にやらない。
もしくは、成功する可能性が低い、予後が悪くなる可能性が高い。
などマイナスなコメントが目につきました。

知覚過敏を防ぐために、神経を切断するという方法は一般的な治療なのでしょうか?
保険外の治療も視野に入れていると、最初の問診表に書いたのですがそれらについては、一切説明がありませんでした。


最初の診察では、「削って詰めるだけで1回で終わりますよ」と言っていたのに、歯石を取るのに4回ほど通って、やっと治療が始まる!と思ったら、急展開な治療方を提示されて不安でいっぱいです。

急ぎ早に説明して、質問する隙ももらえず出て行かれてしまったのでその場で相談出来ずに、落ち込んで帰ってきてしまいました。

こちらで相談させてもらえると有り難いです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-05-14 14:31:49
知覚過敏を防ぐために、神経を切断するという方法は一般的な治療なのでしょうか?

先ず成人に対する生活歯髄切断自体が、一般的な方法では無いと思います。


先ずは不可逆的な生活歯髄切断の様な処置を受ける前に、セカンドオピニオンを受けるなり、別の歯科医院で診て貰った方が良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-05-14 15:26:23
細見先生に同意です。


知覚過敏を防ぐために、神経を切断するという方法は一般的な治療なのでしょうか?

一般的ではないと思います。


>痛みはなく冷たいものがしみる程度です。
>レントンゲンで見たところ7番の側面(6番側)が虫歯で「神経には達していないがギリギリ」という状態だそうです。

であれば、生活歯髄切断ではなく歯髄覆罩の適応になるような気がします。

参考⇒覆髄・覆罩


保険外の治療も視野に入れていると、最初の問診表に書いたのですがそれらについては、一切説明がありませんでした。

生活歯髄切断も歯髄覆罩も、特殊な薬剤などを使わなければ健康保険適応内です。

と言う事は「保険外での歯髄保存療法をオプションとして設定されていない医院さん」と言う事になると思います。
(そもそも、そう言った歯科医院の方が圧倒的に少ないと思いますが…)


細見先生も書かれている通り、セカンドオピニオン、転院などを視野に入れて考えてもよろしいかも知れません。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-05-14 15:55:10
一般的には乳歯に行なわれる処置だと思います。
時折、意図してか結果としてそうなったのかは不明ですが、永久歯に行なわれているケースもあります。
予後は様々です。

その先生が永年経験されていて、素晴らしい臨床成績をあげておられる可能性も考えられますが、患者さんのお立場からすれば、あえてチャレンジする必要もないとは思います。

但し、もし根菅治療で、それなりの結果を求められるのでしたら、医療機関は選ばれる方が良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のりこ33さん
返信日時:2013-05-14 21:50:00
細見先生
ご解答有り難うございます。

神経を半分だけ切って、半分残すという治療は一般的ではないのですね。
初めて聞いた方法でしたので、不安に感じました。
こちらで相談させて頂けて良かったです。


櫻井先生
ご解答ありがとうございます。

審美歯科」「インプラント」などもやっている歯科医院です。
積極的に保険外の治療もしているようだったので“神経を半分切って半分残す”という治療も最新の技術なのかも・・・と思ったりもしましたが、違うようですね。
2週間後に別の歯科医院の予約を取りました。

仮に、今なら歯髄覆罩適用だが、2週間後には悪化していて抜髄になってしまったというケースに出くわしたことがありますか?


藤森先生
ご解答ありがとうございます。

根管治療は、治療の仕方で予後に差が出るということをこちらのサイトでも勉強させて頂きました。
根管治療に詳しい先生、力を入れていらっしゃる先生が近くに居てくれたら…と思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-05-15 12:18:32
>仮に、今なら歯髄覆罩適用だが、2週間後には悪化していて
抜髄になってしまったというケースに出くわしたことがありますか?

2週間くらいで大きく変わったと言うケースは経験しておりません。
(と言うより正確には解りません)

「ダメな時は今日やっても駄目」だと思います。



ちなみに

>「審美歯科」「インプラント」などもやっている歯科医院です。
>積極的に保険外の治療もしているようだったので

これは歯科領域で言うと、「補綴(ほてつ)」と言って差し歯を作る分野になります。

中には
「美しい差し歯を入れるためには神経を殺す事も厭わない」
と考える審美歯科医もいます。
(それはそれで患者さんのニーズですから、良いとか悪いとかいう問題ではありませんが)

のりこ33さんの希望する「可能な限り神経を残す(取らない)」と言うのは「保存」と言う分野になります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のりこ33さん
返信日時:2013-05-15 13:38:47
櫻井先生
お忙しい中、ご解答頂きありがとうございます。

歯科医院の看板に「一般歯科」「予防」という文字もありまして、歯のクリーニングを丁寧にしてくれると聞いて行ったのですが、そうですか・・・差し歯を作るのを得意としてらっしゃるのですね。
中々素人には分からないので、こちらで相談させて頂いて本当に良かったです。

2週間後に予約した歯科は「80歳まで自分の歯で!」とうたっている歯科医院なので、歯の保存を目標としている歯科医院かな?と思います。

自分の考えと、歯科医院の考えが合っているかということはとても重要ですね。


>「ダメな時は今日やっても駄目」だと思います

早くに行っておけば良かった…と後悔するかも、と思ったのですが、このお言葉で、覚悟が出来ました!
2週間待ちます!

本当に、ありがとうございました!



タイトル 左上7番の生活歯髄歯切断法について
質問者 のりこ33さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
う蝕関連
知覚過敏
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中