奥歯MB（メタルボンド）の中身の素材について

相談者：あねもさん (34歳：女性)

投稿日時：2013-05-18 08:42:01

はじめまして、初めて質問させていただきます。
よろしくお願いします。

現在、右奥歯5番に銀歯を詰めてあるのですが、根に膿が溜まっているということで治療し、その後はクラウンになると言われました。

クラウンはメタルボンドを勧められ、自分もそうしようと思っています。

中の素材について、自分は貴金属の方がいいと聞いていたので金にしようと思っていたのですが、先生は特に金属アレルギーがなければ複合素材のものをオススメします。との事でした。

複合素材とは、金が８％でその他は銀や亜鉛素材とのことです。

金では硬すぎる、複合の方が柔らかく対応できるのがメリットだとおっしゃっていたのですが、銀などが入っていると2次虫歯の危険性や、透過性の問題で歯が黒く見えてしまったり歯茎も黒く見えないかな？など不安になってしまうのですが、実際はどうなのでしょうか？

回答1

細見歯科医院の細見です。

回答日時：2013-05-18 08:48:26

メタルボンドは長い歴史の有る審美修復です、透過性の問題などはきちんと形成すれば問題ありません。

金属の組成に関しては、材を焼成する為に有る程度決まってきます。

2次カリエスの危険性は補綴物の種類より、補綴物の適合やメンテナンス等の方が遥かに重要です。

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回答2

加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。

回答日時：2013-05-18 09:04:27

＞銀などが入っていると2次虫歯の危険性や、透過性の問題で歯が黒く見えてしまったり歯茎も黒く見えないかな？など不安になってしまうのですが、実際はどうなのでしょうか？

透過性や見た目を重視するのであれば、メタルフリーのオールセラミックの方が優れている事が多いと思います。
オールセラミックもメーカーによって多少は差がありますが、土台作りが良ければ、歯茎が黒く見えることは防ぐ事が出来ると思います。

参考までに。

回答3

あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。

回答日時：2013-05-18 19:49:19

細見先生がご回答のように、材料はある程度決まってきますので材料云々よりも歯を削る形が適切かどうか、型取りが適切か、MBの精度がどうか、メンテナンスをきちんと受けれるか、の方が大切です。

材料でMBの精度や長期使用可能の程度（？）が変わるのであれば、みなさんがその材料を使いますので。

個人的には、単冠（1本だけの被せ物）では金が8％の複合素材はあまり使いませんが、それは技工士さんや患者さんとの打ち合わせの上で決めるべきことでもあるかと思いますので、あねもさんが貴金属（今回の場合は金の含有量が高い専用合金になります）の使用を希望されるのであれば、先生にご相談されてもよいかと思います。

ただ、その医院で普段使用しない金属であれば、別途金属代の請求があるかもしれません。

ご参考になれば幸いです。

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相談者からの返信

相談者：あねもさん

返信日時：2013-05-19 14:20:29

細身先生、加藤先生、荒木先生、ご回答ありがとうございます。

MBの中身は貴金属がよいと思っていましたが、一概にそうではないことがわかりました。

セラミックなども含めもう一度先生と相談したいと思います。

ありがとうございました。

タイトル	奥歯MB（メタルボンド）の中身の素材について
質問者	あねもさん
地域	非公開
年齢	34歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	メタルボンドクラウン(差し歯・被せ)その他補綴関連
回答者	細見先生加藤　道夫先生荒木謙太郎先生

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