[写真あり] ぎりぎり神経を残した歯に入れたインレーが白過ぎる?

相談者: あしゅさん (39歳:女性)
投稿日時:2013-05-23 22:41:36
神経ぎりぎり残した歯に入れたハイブリッドセラミックインレーが、白過ぎるでしょうか?
フロスも削れてしまいます。
取り替えてもらうべきでしょうか?


左上6番の歯ですが、3番欠損のため、前から見て5番目の歯です。笑うと正面から見えます。


<経緯>

近所の医師に

「これで痛むなら神経取るしかない」

と言われ、神経を抜かれるのを覚悟して、ネットで調べた根管治療ラバーダムと顕微鏡を使うという初めての歯科医院を訪ねて診ていただいたところ、

「神経を抜かなくて済むかもしれない」

と言われ、

「前の医院で虫歯を殺す薬を使用されており、その薬のせいで本来予定していた物だと神経とくっつかないため、代用としてユージノールセメントを入れておいた。
4か月ほど様子を見ましょう」

と言われ様子を見ました。

オレンジピンク色の固いセメント?のみで、仮インレーはされず。

痛みや染みはその後1か月半ほどで徐々に鎮静化したのですが、治療が大変痛かった、説明が無かった、スタッフが客の前なのに険悪に罵倒し合っていた等の諸事情で、もうそこには行きたくないと思い、歯に違和感が全くなくなった半年後、他院でインレーを付けてもらうことにしました。


始めて行く、‘審美’を掲げた医院で、30代前半くらいの若い医師が担当だったのですが、事情を説明し、レントゲンを撮ると、

「歯に異常がないので付けられる」

とのことで、あっさり材質選びになりました。

私は、保険適応のプラスチックを希望したのですが、

「やっていない」

と断られ、銀歯を薦められました。

私が保険適応外でも良いから、と白い歯を希望すると、ハイブリッドセラミックインレーを選択肢として出されました(他の材質は説明されませんでした)。

先生は、

セラミックは欠ける可能性があるから」

と、かなり難色を示しながらも、5年保証がつくことと、型どりも保険不適応で1500円になることも説明してくれました。

「それでも今まで男性しか割れたことはない」

ともおしっゃいました。

私が迷っていると、

「歯はどちらでも対応できるように削った。」
「今、決められないなら、今日は型取りまでするので、どちらか決めたら早めに連絡ください。」

と言われました。

とりあえずハイブリッドセラミックにした場合のために色を決めておこうと言われ、色見本を歯に合ててみて、

先生

「これは白い」

先生

「これは・・・」



「黄色いですね」

そして

「これですね」

と医師がA2と判断され、

「保険適応か不明なので型どり代は次回」

と言われ、会計で代金を払いました。


医院を出てすぐ家族に電話で相談したところ、金属より白が良いと薦められたのですぐに決断し、医師からも出来るだけ早く連絡をと言われていたので、その足で医院の窓口に戻り、ハイブリッドセラミックにしたい、と受付の女性に伝えました。

そしてその際、

「さっき先生が決めた色は自分は黄色すぎると思ったので、一つ明るい色にしたい」

とも受付に伝えたところ、先生が出て来られるのかと思っていたら、受付の人が奥から色見本を持って来られ、

「さっき決めたのはA2です。
それより上だとA1です」

と色を示されました。

色見本は、院内で見せられたよりA2が白っぽく見えました。

光源によって見え方が違うことに不安になりましたが、院内ではA2はかなり黄色っぽく見えたのを思い出し、

「一つ明るい色にしたい」

と受付女性に伝えたところ、奥へ入って行き、戻って来て、

「担当医に確認したところ、A1でも良いそうです。
一番A2に近い色だから大丈夫だそうです」

と言われA1で発注することになりました。

先生に直接もう一度院内で見ていただき、色合わせしてもらえたらベストだったのですが、先生は出て来られませんでした。

帰宅後数日過ぎて、歯を改めてよく見たところ、自分は歯全体を覆うクラウンを入れるものだとそれまで勘違いしていたので周りより白目を希望しましたが、実際はインレーを入れることに気づきました。

6番の歯は、他の歯より1〜2段も黄色が強いのです。
もし自分の歯とインレー色が違うと、色が適合しないことに気づきました。


そこで医院へ電話し

「クラウンと勘違いしてA1を希望したが、インレーならA1では白すぎて適合しないと思うので、先生の言った通りの最初のA2に戻して欲しい」

と伝えました。

医師はその日休みだとのことで、受付の女性が前回と同じ女性で、医師へ電話し、私の電話を橋渡ししてくれて、

「A1インレーはもう出来上がって来てしまっているので、来院して当てて見て色を確認したほうが良いが、それをせずにA2に発注しなおすことは出来るが作り直しはこれきりということで。」


と言われました。

私は

「A1だと白すぎるのは間違いないから」

と言い、お願いしました。

私の懸念はむしろ、「A2でさえ白浮きするのではないか?」ということでした。

私の6番歯はかなり黄色いのです。
これでA1でも大丈夫と先生が承知したということは、私の歯をきちんと見ていない証拠です。
これでもし再び色合わせに行っても、どの色が合うか多分分からない。
とりあえず出来た本物を当てて見て判断するしかないと思い、不安なまま予約日に来院、出来てきたA2インレーを当てて見ると、やはり白いです!

先生は、

「これでA1だったら確かに白過ぎましたね」

とおっしゃいました。

歯に乗せてみて鏡でも見せてもらいましたが、A2でもはっきり差が分かる白さに私が難色を示すと、担当医は

「色はこれより落とさない方が良い。
これで一つ色を落とすと、歯垢が付いているみたいで汚く見える」
「インレーは退色するから」
「白い方がきれい」

と言い続け、私の懸念を押し切って付けてしまいました。( ><;)


次回、検査してから保証書を出すとのことで、前回の型どり代と31,500円を会計を済ませて外へ出ました。


帰り道中確認しても、外の光源で見ても、インレー部分だけ青銀色に光って見えます。

私は、医師は、作り直しを技工士に再発注するのを避けたいがゆえに、色が合わなくても無理矢理押し付けてきたのではないか??と思い、帰宅後、電話で医師にこれを確認しましたが、これは否定され、A2の方がキレイだ、もしどうしても替えたいなら作り変えできる’とおっしゃいました。



<質問1>

●医師の言うように、本当にもう一つ色を落とすと暗く汚くなって後悔するのでしょうか??

http://sakura-118.net/choices/img/color.jpg

ネットで症例を見ても、こんなに白浮きした例は見たことがありません。
※ちなみに、付ける前も付けた後も、色合わせの前後も医院で写真は撮っていません。

インレーが青光りして見えるのは、手前に銀歯が入っているため、それを反射しているからでしょうか?

夫に見せても、

「白い方がキレイ。
今ので良い。
インレーはどうせ変色する」

と言いますが、実際は年齢で自歯の方も退色しますよね?
補填物の変色と自分の歯の着色とどちらが勝つのでしょうか?

それ以前に、変色を想定してわざと白い物を入れたものはネットでも例を見たことがありません。



<質問2:作り直す場合の懸念>

もし作り直すとすると、インレーを壊し自分の歯も更に削ることになるのですよね?

神経をようやっと残せた歯なのに、更に削っても大丈夫なのでしょうか?
(インレーを入れる際、歯の穴を乾かすために冷たい風を吹きかけられた際は、やや染みました。
痛さレベル1〜10とすると、4くらいです。(神経が生きていたのは実感できました))



<質問3>

帰宅後気づいたのですが、フロスを使うとインレーと7番との間で途中で引っかかり、フロスが半分切れてしまうのです。
何度やってもそうです。

これはインレーとのかみ合いの問題で、虫歯の原因になるため、医師に伝えて馴らしてもらった方が良いことは、この歯チャンネル先生方がおっしゃってますが、それをやると隣の奥歯(7番)も削られるのですよね?

それでも医師に伝えるべきですか?
それとも普段ひたすら歯の掃除に励むべきか(別に苦ではありません)。




経緯をまとめますと、

A2と医師が言ったが私がA1を希望→医師が承認&発注へ→

出来上がりを確認する前に私が間違いに気づき、医師の判断通りA2へ戻してくれと依頼、しかしA1は既に出来上がって来ていたが、A2へ作り直し決定→

A2を装着→

白すぎ。
合わない(と私は思う)。


今後の自分の予定としては、虫歯になるたびにひとつひとつすべて銀補填を白い材質に変えていくつもりです。

(反省)今までクラウンは何本もセラミックを入れてきましたが、インレーでは今回が初めてだったので、軽い気持ちで無知のまま医院に行ってしまいました。

ネットで勉強して、いろいろなケースがあることに驚きました。
◎私はクラウンなら白さですが、インレーなら自然さの方が大事だと思っています。



<写真情報>

左1番〜5番までメタルボンドブリッジ矯正と事故・10年前)色はA1かA2。分かり次第書きます。

右1番メタルコアー&メタルボンド(事故10年前)

右3番8番欠損、親知らず無し
自歯はA3だと思います。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-05-24 00:06:33
あしゅ さん、こんばんは。

>補填物の変色と自分の歯の着色とどちらが勝つのでしょうか?

あしゅ さんの食生活にもよるかと思いますが、一般的に考えて、ハイブリッドセラミックの修復物は、ご自身の歯よりも変色し易いかと思います。

勝ち負けという表現については、よく分かりません。


>神経をようやっと残せた歯なのに、更に削っても大丈夫なのでしょうか?

修復物の色調も大事ですが、私だったら、歯髄の保存を第一に考えて、更に削ることは回避するかもしれません。


>それでも医師に伝えるべきですか?

フロスの引っかかりについては、次回の受診時にお伝えになってみてはと思います。

修正が可能なこともあるかと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-05-24 11:47:35
な、長いですね・・

読んでみて思うのですが、ポイントがずれている様に感じますが・・。



自分だったら

・指で引っ張らないと分かりにくい様なところの白さ加減については再治療のリスク等も考えると、この際気になりません。(それよりは1番のメタルボンドをなんとかしたいです。)

・6番の色はともかく、フロスがひっかかるのは気がかりです。むし歯歯周炎を誘発する可能性もあるかも知れませんから、担当医か他の先生にでも相談して、これについてはなんとか解決させたいです。

審美を掲げながら審美的でもないハイブリッドセラミックしか説明がなく、写真も撮らず過去の症例も見れず(?)、値段も妙に安いですから、審美治療がご希望であれば自分だったら保証は諦め、他を探すと思います。

限られた情報を元にしていますので見当違いなことを書いているかも知れませんが、参考までにされて下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-05-24 12:53:37
こんにちは

>私はクラウンなら白さですが、インレーなら自然さの方が大事だと思っています

という希望の方は初めてですね^_^;

基本的にクラウンよりインレーの色合わせは難しいですね。
またインレーの縦のラインの色合わせは更に難しいです。

歯の色はA1、A2とか1つの色で作るものではなく、部分部分にA1、a2、トランスを置き歯の色を表現します。

ですので色を出来るだけ合わせようとすると、患者さんの口の中の写真など参考になる資料が必要です。

そういった色合わせを行うインレーは非常に高い技術が必要で技工士も限られますし、手間も非常にかかります。

残念ながら、A1、A2という色基準でインレーを作っている歯科医院タイトな色合わせのものを希望されても難しいと思います。

私見なのですが、ハイブリットでタイトな色合わせがされたインレーって少ないですよ。
ハイブリットはセラミックインレーの安価版みたいな位置にあるものなので、コストを下げた分色合わせなどの手間は省略することが多いと思います^_^;

ですのでタイトな色合わせを希望されるのであれば歯科医院から選びなおす必要があると思いますよ。



色合わせというのは、精度を追求すると同じぐらいの手間と技術のいるものだと知っておかれてくださいね^_^


おだいじに

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あしゅさん
返信日時:2013-05-24 23:23:09
小林先生、渡辺先生、井野先生、お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。


>一般的に考えて、ハイブリッドセラミックの修復物は、ご自身の歯よりも変色し易いかと思います。

>またインレーの縦のラインの色合わせは更に難しいです。

全ての先生のご意見が一致しているようで、^^;(笑)
このままの色でいくことにしました。
ありがとうございました。


◎渡辺先生、今回のお返事の中で最も気になったのですが、

>それよりは1番のメタルボンドをなんとかしたいです

とは、どういった理由ででしょうか??
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-05-25 07:42:20
歯茎が赤いように見えると個人的には思います。

また左右の一番で長さが違うように見えると、個人的には思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-05-26 23:52:59
柴田先生のご指摘通りなのですが、気にする必要のないところを気にされて、気にした方がいいところは気にならないのかなぁ・・と言う例えのつもりでつい、余計な一文を書いてしまったかも知れません。

ただ書いてしまったので最後まで書くと、見た目の問題(色、形)については主観ですので気にならなければもちろん構いませんが(と言っても6番よりははるかに目立つ訳ですが・・)、歯茎が腫れている様に見える点については歯肉の健康維持のためには気にされた方が良いのではないかと思います。

同じ様に、今回問題にされた6番のインレーについても、色のことよりもフロスがひっかかることの方が問題だと自分なら考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あしゅさん
返信日時:2013-05-29 16:29:17
柴田先生、渡辺先生、お返事ありがとうございます。

前歯は10年このままなので、慣れてしまい、気になりませんでした。

歯茎の腫れは、左1番と2番のブリッジの隙間が無いため、1箱1,300円するデンタルフロスでないと掃除が出来ないので、怠っておりました。

実は、数年前に、相当“出来る”感じの先生から、前歯を含めて全て260万円で治せると言われたことがあったのですが、当時更に無知な私は、その金額に驚いて尻ごみしてしまいました。


質問内容だけでなく、渡辺先生のように、完成形(ベスト状態)を元に、気づいた他の問題点も指摘していただけたのは、ありがたいです。

通えるところで信頼できる医師に出会えたら、いっぺんにそろえて治してもらおうと思っております。

諸先生方、ご回答ありがとうございました。



タイトル [写真あり] ぎりぎり神経を残した歯に入れたインレーが白過ぎる?
質問者 あしゅさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
詰め物、インレーの変色・着色
デンタルフロスが引っかかる
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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