虫歯を繰り返し、再々治療時の補綴物に悩んでいます

相談者: さぼんさん (32歳:女性)
投稿日時:2013-05-24 23:51:42
こんにちは。

32歳(女性)、長らく、色々歯で悩み続けており、煮詰まってしまいまして、今回初めて投稿させていただきました。
ぜひ先生方のご意見をたまわりたいのでよろしくお願いいたします。


まず状況を簡単に説明させていただきます・・

1、25歳ごろより大掛かりな虫歯治療を繰り返している。
前歯(上下6本)以外の歯は、治療歯となっており、しかもかぶせものをしてある。
抜ずい済みの歯が5本程度あります・・(すべて上の歯)


2、現在、再び虫歯治療中。
11本も虫歯があるとのことで治療を受けているが、ほとんどがまたかぶせ直しとなる予定。(現在治療中)

   
3、歯科医院は、予防治療に力を入れている医院で先生は多少怖いが(個性的でクールな先生)信頼感はある。(25歳〜27才のときに他の歯科医院であちこちを治療→その後予防歯科に力を入れている今の歯科医院に移り、5年ほど通っている。)

その5年の間には、小さな治療(部分的に削ってレジン充填、くらい)は2,3回はしたが他の大掛かりな治療はなし。


4、5年間欠かさず 年に10回程度はPMTCに通っている。
自宅でもソニッケアを使い、夜はフロス歯間ブラシを使う。
自分としてはかなり頑張ってケアしているつもりだっが、しかし今回また虫歯が再発した。
歯科衛生士に訪ねたところ、もともとうち(今の歯科医院)に来る前に小さな虫歯があった。
とのこと。
初診時のレントゲンからそう判断したようです)


5、29歳の時に妊娠出産。
つわりがひどく入院する事態となる。
食事もまともに取れず点滴が続いた。


6、ここしばらく自分であれこれ悩み考えて、足りなかったのは

・きちんとしたフッ素入り歯磨きを使っていなかった。
歯磨き剤の使用をほとんどせずでした。
アパガードみたいなものをたまに使用)

フッ化物せんこう剤を使用していなかった。

・子どもの世話に追われ夕飯後の歯磨きが遅かった。
(7時前に夕飯を食べたあとざっとうがいをして、そのあとは10時〜11時ごろに、子どもが寝たあとじっくり磨いて、フロスなどしていました。)
   
妊娠中具合が悪く2ヶ月間は歯磨きすらできなかった。
(目も開けられずに、入院していました)

このような状況なのですが・・。
(頑張ってもいたちごっこのような虫歯、その治療に大変参っています。)



【お尋ねしたいのは】

@どうして虫歯を繰り返してしまうのでしょうか?
少しでも二次カリエスを起こさないために必要なケアとは?

・何か根本的にケアが間違っている
・足りないのでしょうか?
・どのようなケアをすれば少しは進行を止められるでしょうか?
・治療歯は、二次カリエスはいかなる手段を持ってももう防げない、起こってしまうのが(時間的な差はあれ)宿命なのでしょうか?


A現在治療中の歯の補てん物(かぶせもの)は、ゴールドがベターでしょうか?


B本当に保険の銀歯自費のゴールド(セラミック)では、効果や寿命には大差はないのでしょうか?

・現在通院中の歯科医院では、保険でも自費でも手入れさえちゃんとすれば、その後の寿命や二次カリエスのリスクは、ほとんど差がない。
と言われています。
(自費のものをご自分からは勧めることをなさらない先生です。
医院では滅多に金歯を入れる方はいないとのこと)
これは事実でしょうか?

・現在入っているインレ―・クラウンは、全てセラミック・金です(でも5年しか持ちませんでした、)

・治療は進行中で、現在セラミック2本、金2本までは済んでいます。
ですが、どうもあと4,5本、かぶせものを取って治療しないといけない歯があるようです。
(ちなみに、右下の奥歯3本&左上奥歯1本 )

お金は健康にかえられないと思い、全部自費でゴールドしようかとも思いますが、経済的に負担感が大きいので悩んでいます。(貯金をで支払いはできるのですが、でも自分にとって大金です)
   
結局また5年程度で二次カリエスのためやり直しになるならば、意味がないですか?(数年後にはやりなおしになるなら
最初から保険のものにすべき?)

5年前にも同じことを考えた結果、30万程かけてすべて自費のもので補てんした過去があるので、これが繰り返されると、自分が死ぬまでに歯にいくらかかってしまうのかを考えると不安でたまりません。

・しかし、ゴールドが適応が一番よく、二次カリエスのリスクも低い、との記載もみます。
傷んでいる歯だからこそ少しでもいいものを入れてもらい、丁寧にケアし、少しでも歯の寿命を長くする、という考え方をすべき、という気もします。

それから、銀歯を入れたら体の不調があったら「もしかして銀歯のせいか?」とびくびくし、不安に思ってしまいそうでもあります。


C金パラ(銀歯)は、本当に体に害がないのでしょうか?
水銀が入っているというのが心配です。 
ちなみに大昔(20年程度前)に銀歯を入れたことがたしかあり、その時は特に何も問題はありませんでした。
金属アレルギーの疑いは低い】



長くなってしまってごめんなさい。


治療に通いだして、夜中もずっとかんがえてしまって 眠れなかったりあと、虫歯になるのが怖くて食べること自体怖くなったり
するほど、神経質になっておりまして・・

お忙しいところ恐縮ですが、ひとつの内容についてでも結構ですので、何卒、ご意見聞かせて頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

(明日から勉強のため九州に行きますので、もしお返事を頂けた場合のお礼が遅くなってしまうのですが、申しわけありません・・)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-05-24 23:59:51
@ 食生活を見直されてはいかがでしょうか?
三度の食事以外で糖分を含んだ飲物食べ物を摂取していませんか?
のど飴などはとても心配です。
過去の歯科医師の腕の差は当然現在の虫歯の本数に関係してくると思います。

A 臼歯部ですからゴールドがいいと思います。

B うちでは当然差があると思います。

C 金パラに水銀は入っていません

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さぼんさん
返信日時:2013-05-25 00:19:27
先生、こんばんは、
お疲れのところ、夜分にありがとうございます。

早速ですが、

◎普段甘いのみものは飲む習慣がなくもっぱら水かほうじ茶です。

のどあめ、昔はよくなめていましたが28くらいのときに辞めて、それいらいはシュガーレスのものを時々のどがいたいときなめるくらいです(年数回)

自覚としては、食べたあと1時間程度してから磨くとか、そういうことが多かった気はします・・。
だらだら食べというものがどの程度をさすかはわからないのですが、1度で沢山食べれない体質のため1日5回くらいは食べていたと思います。



少しご質問になってしまうのですが

◎ゴールドですが、それはやはりうしょくを防ぐのでよい、ということでしょうか?

◎すみません、金パラ=銀歯だと思っていました、一般的な銀歯には水銀が入っていると思っていたのですが、私の思い違いでしょうか?

何度もすみませんが、お教え頂けたら幸いですよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-05-26 08:21:04
こんにちは、簡単に


>@どうして虫歯を繰り返してしまうのでしょうか?
>少しでも二次カリエスを起こさないために必要なケアとは?

まず治療には寿命があります。
一般的な保険の治療の統計をみると、だいたい6年ぐらいでやり返しが行われています。

残念ながら、義足や義手と同じ義歯ですから使っていれば悪くもなります。


>A現在治療中の歯の補てん物(かぶせもの)は、ゴールドがベターでしょうか?

ベターだとは思いますが、歯科医院・先生による差もかなり大きいです。


>B本当に保険の銀歯自費のゴールド(セラミック)では効果や寿命には大差はないのでしょうか?

上手な先生が行えば自費でも保険でも差がないというのが建前ですが、実際は保険治療と自費治療では材料のほかにかける手間などに差が出てくる場合もあります。

個人的には日本の保険治療はありえないぐらい安すぎます。
安いが故に質より効率を重視したシステムになっています。


>5年前にも同じことを考えた結果、30万程かけてすべて自費のもので補てんした過去があるので、これが繰り返されると、自分が死ぬまでに歯にいくらかかってしまうのかを考えると不安でたまりません。

言い方は悪いですが、一度虫歯にして削った歯は抜歯に向って坂道を転げ落ちるものです。
この下り坂の坂道を上ることはほとんどできません。

歯科治療をすることで、この坂道をゆっくり下ることは可能ですが、逆に言えば不適切な歯科治療で歯の寿命を大きく縮めることもあります。


結局、自費・保険ではなく先生の「診断力」と「腕」が大きく左右するのが歯科治療です。


>金パラ(銀歯)は、本当に体に害がないのでしょうか?
>水銀が入っているというのが心配です。 

入っていないので安心していいですよ^^
水銀が入っているのはアマルガムですね。

ただし、このアマルガムの水銀も無機水銀なので、殆ど害はないですし、まだまだ多くの国で使用されています。
(私の口の中にもアマルガムで修復して20年以上経過してします、ですから長く持つかなどは「材料」ではないんですよ^^)


>ゴールドですが、それはやはりうしょくを防ぐのでよい、ということでしょうか?

ですので、これは間違いです。

私にレジンを教えてくれた先生は、

「私はゴールドインレーよりレジンの方が優れていると思い、第一選択にレジンをお勧めする」

とおっしゃられていましたが、私のチョイスも同じです。

まずゴールドよりレジン充填の方が精度・接着・審美性と優れていると思うので、私の場合ではまずレジンを勧めます。

患者さんには分かりにくい部分ですが、先生による差というものは少なからず存在してしまいます、自分が信頼できる先生を見つけ、先生と話し合って治療法などは選ばれた方がいいと思いますよ。

変な言い方ですが、治療がうまくいく・いかないは先生と患者さんの相性などもあります。
同じことをしてもうまくいかない人・うまくいく人がおられます。

治療は色々な因子・ファクターが存在します、そのなかの1つの因子に「材料」があることを知っておかれてください。


最後に結論ですが、過去からの歯科治療においては「ゴールド」は非常にすぐれた材料であることは間違えありません。
ただ、その材料をそう活かすのかは、先生・技工士の腕や経験に左右されます。

また個人的な意見ですが、自費治療を受ける際には治療時間を長めにして丁寧にしてくれる歯科医院がいいと思います。

保険治療の20倍ぐらいの費用をかける訳ですから、それ相応の手間はかけてもらうべきです。
逆にいつもの保険治療と同じ時間や手間であれば、金属の種類だけ変わった程度のことですから、結果は保険治療とそうたいした変わりはないと思ってもいいかもしれません。


こんな回答でよろしかったでしょうか!?^^;


おだいじに




タイトル 虫歯を繰り返し、再々治療時の補綴物に悩んでいます
質問者 さぼんさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
補綴関連
お勧めの詰め物・インレー
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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