2歳半、強打した前歯が変色し膿のできものができ抜歯と診断 (仏)

相談者: Yurishiさん (32歳:女性)
投稿日時:2013-05-31 07:40:15
フランスに住んでいる日本人の二歳半の娘のことです。

二ヶ月ほど前に前歯(左上A)を強打し、歯茎から血がでました。
小児科医に相談したところしばらく様子を見るようにとのことだったので、そうしていたら、歯の色が灰色になり、その後、歯茎に大きい(直径5mm程度の)膿のできものができました。


抗生物質を一週間飲んで腫れはほぼなくなり、その直後に小児専門歯科医の診察をうけました。

言われたことは、歯の色が灰色になっていることと、レントゲンを見ると前歯の根の部分が短いということ(私も理解できました)でした。

その先生はその歯の後ろに永久歯があることも言及していましたが、その理由はよくわかりません。
結局その先生の判断は、一週間後に抜歯しましょうということでした。



私はこのフランス人の歯科医の判断をそのまま受け入れてよいのかわからず、ここに相談させていただきました。

フランスの歯科技術のレベルはあまり良くないと聞きますし、日本だったら違う選択肢があるのではないかと考えました。

特に子供が女の子であり、6歳くらいまで前歯が無い状態を回避できる方法があれば、それも考慮に入れた上で今後の方針を決めていきたいと思っています。


抜歯という選択が正しいのかどうか、どなたかコメント・アドバイスをよろしくお願いします。
レントゲン写真も必要であればお送りできると思います。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-05-31 07:42:21
御国柄かもしれませんが日本だと感染根管治療をするパターンだと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-05-31 08:17:30
私も1度根の治療をしてみると思います。
吸収もあるようですので、結果が得られなければ抜歯も選択肢になるとは思います。

参加までに。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-05-31 10:31:20
Yurishi さん、今日は

お国柄というよりも、保険制度、治療費の違いではないかと推察します。

日本のように、根の治療費が「世界一安い」国では、根の治療という選択肢が最初に出てくるかもしれませんが、他の国では、乳歯の根の治療には、対費用効果を考え、抜歯を選択することも多くみられるように感じます。

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回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-05-31 12:22:45
乳歯根菅治療の根菅充填剤(最終的に根菅内に詰める薬)一つを取っても、考えさせられます。

日本で一般的に使用されているものがベストであるかどうか・・は判りません。


抜歯は安全で確実な面はあると思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-05-31 14:01:39
フランス歯科技術のレベルはあまり良くないと聞きますし、日本だったら違う選択肢があるのではないかと考えました。

日本は小児歯科治療に関してはおそらく世界最高レベルの治療水準かと思いますが、2歳半だと必ずしもどこの小児歯科医院でも治療可能とは言えません。

治療可能な歯科医院と治療不可能な歯科医院があります。



抜歯という選択が正しいのかどうか、どなたかコメント・アドバイスをよろしくお願いします。

感染した根の治療が必要となると治療回数は少なくとも2回、場合によっては数回必要となりますので、通常、全身麻酔の適当とはなりません。

また保存するとなれば局所麻酔(もしくは無麻酔)での治療になるはずですが、小児歯科治療に対する考え方の違いから欧米ではそういった治療はおこわなれないようです。


仮に日本に治療のため帰ってくるとしても何日で治療が終わるとは言い切れませんし、再発の可能性もありますので、個人的には一時的に帰国しての治療はお勧めしません。

結局のところ、現地の担当医の判断どおり抜歯が妥当かと思います。



日本にいる人って歯科治療に関しては実は恵まれてるんですよ。
(独り言です。)

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-05-31 15:58:42
海外と日本では基準が異なりますね。

先日のIFEAでオーストラリアの先生の話を聞いていると「えっ、それ抜歯しちゃうんだ!」と言うスライドも出てきました。



>抜歯という選択が正しいのかどうか、

ここでは正しい選択かどうか分りませんので、抜く前にセカンドオピニオンなど求められてもいいかもしれませんね。

私も医療は生活している現地の基準に従った方がいいと思います。
(先進国であれば)



>日本にいる人って歯科治療に関しては実は恵まれてるんですよ。
>(独り言です。)

私もそう思います^^

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Yurishiさん
返信日時:2013-05-31 18:24:49
<細見先生、加藤先生、小牧先生、藤森先生、森川先生、井野先生>

ご丁寧なお返事ありがとうございました。


世界最高水準の小児治療が行われている日本では抜歯以外にも根の治療という選択肢があるのですね。

ただ、仮に日本に一時帰国をしても2歳半の娘が数回に渡る治療を受け入れられるか、また治療を受けることができたとして、もし再発した場合にフォローをどこで受けるかを考えると、この治療を受けるのは難しいということを感じ、現在暮らしているフランスでの抜歯という治療を受け入れようと思います。


娘はまだ2歳半で永久歯が生えて来るまでまだ数年あり、抜歯はなるべく避けたいという思いから、日本での治療の可能性も考えておりましたが、日本の先生方のご意見を聞かせていただき、抜歯治療を受ける上での気持ちが多少前向きになりました。

日本で暮らしている時には日本での治療水準が当たり前と思っていましたが、離れてみると日本での歯科治療は恵まれているのだということを実感しました。


先生方、どうもありがとうございました。



タイトル 2歳半、強打した前歯が変色し膿のできものができ抜歯と診断 (仏)
質問者 Yurishiさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ぶつけたり、打ったりして抜けた
抜歯:乳歯(子供の歯)
歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた
フランス
乳歯の抜髄、根管治療
歯をぶつけた(歯の打撲・外傷)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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