保険ブリッジのため健康な歯まで削ることはよくある?(オーストラリア)

相談者: ハムユカさん (37歳:女性)
投稿日時:2013-06-06 10:24:54
初めまして、現在オーストラリアに永住しています。

25年前日本に住んでいた時、上の左右1番を抜歯、確か歯根嚢胞だったと思います。
その後左右2番を土台にし、「保険を使えるように」との理由で右3番までの計5本連結した差し歯をしています。

差し歯は大きくて歯が長く、口が閉じずらくて、笑顔がコンプレックスでした。

今回、土台の左右2番に炎症がみられるため、抜歯後にソケットプリザベーションを経てインプラント、そしてそれぞれの1番と連結したクラウンにする予定です。

問題は右3番です。

当時差し歯を作る段階で、短期間入れ歯をしていたのですが、土台の左右2番は細く削られているのを見ています。
でも右3番は土台のように削られたのか、それともそのままカバーされただけなのかが分かりません。


選択しとしては、

@ 右3番だけ連結から切り離して温存

か、

A 一か八かクラウンを外してみて大丈夫ならそのまま、見た目が悪ければ再度新しいクラウンを作る

か。

上の左右1番は骨吸収が進み、殆んど歯肉が無いので、ボーングラフトをします。
オーストラリアでは歯科自費で、民間の保険に入っていてもわずかしかカバーされません。
治療費は日本円で250万円を超えるようです…
それに右上3番のクラウンをいじるとなるとプラス数十万円…
頭が痛いです。



前置きが長くなりましたが、保険に適用させるために健康な歯に差し歯を被せることは良くあるのでしょうか?

その場合、その歯は土台のように削られるのでしょうか、それとも原型のままカバーするのでしょうか?

先生方のご意見を聞かせて頂ければ嬉しいです。

当時はまだ中学生でしたので、訳も分からずに言われるがまま治療を受けていましたが、今回このような運びとなり、色々考える機会となりました。

長くなりましたが、よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 10:34:42
保険に適用させるために健康な歯に差し歯を被せることは良くあるのでしょうか?

今回のハムユカさんのケースに当てはまるかどうかは疑わしいのですが、「ブリッジを作る場合」などでは「この歯を削らなければ保険不適応」と言うケースがあるのは事実です。



>その場合、その歯は土台のように削られるのでしょうか、それとも原型のままカバーするのでしょうか?

ケースバイケースですが、多くの場合、土台のように削ります。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 10:51:10
ハムユカ さん、こんにちは。

>今回、土台の左右2番に炎症がみられるため、抜歯後にソケットプリザベーションを経てインプラント、そしてそれぞれの1番と連結したクラウンにする予定です。

日本でも、自費の治療になりますよ。


保険に適用させるために健康な歯に差し歯を被せることは良くあるのでしょうか?

健康保険が給付されるには、諸条件がありますので、より多くの歯を削らなくてはならない場合もあるかと思います。


>その歯は土台のように削られるのでしょうか、それとも原型のままカバーするのでしょうか?

殆どの場合、前者のことのように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 11:12:11
保険適用のために?
よくわかりません。

ブリッジをするために削ったのだと思います。

歯を抜いて欠損になった場合、

●放置
●ブリッジ
入れ歯
インプラント

が選択肢になります。

そのうち、インプラントは自費なので除外。
放置も治療行為じゃないので除外します。
入れ歯とブリッジを選択するのですが、取り外し式の入れ歯を選択しなければ、自動的にブリッジになってしまいます。

ブリッジの場合はルール上、決められた本数の歯を削ってかぶせてつなげなければいけませんので仕方ないかもしれません。

もともと、歯を失わなければいけないような事態になったことに問題があります。
過去を振り返ってみても仕方ありません。

歯について考えることができただけでも、大きな進歩だと思います。
今はさまざまな方法で綺麗に回復させることはできます。
がんばってください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 12:02:11
>右3番までの計5本連結

ということなので、通常は他の4本分をはずすときに右上3番のクラウンも一緒にはずす場合が多いと思います。

無理やり残せたとしても、形態が悪かったり金属の一部が正面から見えてしまうので、最終的にはやりかえをお薦めしています。


ご参考になれば

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ハムユカさん
返信日時:2013-06-06 19:34:10
お忙しい中お答え下さった先生方、どうもありがとうございます。
とても参考になりました。

やはり土台として削られている可能性が高いようですね。

これから長い治療生活が始まりますので、無駄遣いをせず抑えるところは抑えて、少しでも治療費の足しにしていきます。

治療が進むに連れて、不安なことや疑問が出てきた際には、またよろしくお願い致します。

ありがとうございました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-07 01:20:45
上顎の左右一番の二本が欠損になった場合、少なくとも1992年以降は左右の犬歯を含む支える歯が四本の都合六本ブリッジにしないと保険適応になりません。
ブリッジの設計に関する指針が変わったためです。

それ以前の古い指針では、確かハムユカさんの言われるような設計でも良かったと思います。
それでも左右二番を支える歯にしての四本ブリッジは、保険適応外だったような記憶です。

つまり保険適応にするために犬歯まで削ることは、往々にしてあったことだと思います。


>その歯は土台のように削られるのでしょうか

金属とレジンで前装する厚みがいりますので、結構削るとは思います。

予算を考えると、日本の方がとても安いかもしれないと思いました?




タイトル 保険ブリッジのため健康な歯まで削ることはよくある?(オーストラリア)
質問者 ハムユカさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
ブリッジ治療法
ブリッジに関するトラブル
歯医者への不信感
オーストラリア
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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