歯根端切除術3年後にフィステル再発、自費でも治る可能性は低い?

相談者: Kanorinさん (35歳:女性)
投稿日時:2013-06-05 19:21:32
はじめまして。

17年前から、上の前歯1番、3番左右を4本連結の差し歯にしております。(左右2番は欠損)

3年前に、大学病院口腔外科にて歯根端切除術を受けましたが、
このたび、鼻下あたりの歯茎の付け根に多少の腫れと、フィステルを発見し、最寄の歯医者にて再根管治療および、歯根端切除術の再手術を勧められました。

ただ、こちらの病院では保険内での治療のみです。

今回の再発に伴い、部位的にも年齢的にも、どうにかして歯を残したく、今回歯自費治療も含めて治療を検討しております。

何件かはメールでのご相談と、先日は歯内療法を専門としております先生のところへ伺ってきましたが、

1)一度歯根端切除をしている場合、再根管治療での予後は全く期待できないため、歯根端切除術の再手術をするべき。

2)前回の歯根端切除術の際に逆根管されてないようなので、再度、再根管治療にトライしてみましょう。

と、回答が分かれました。

2)に関しては、自費治療です。予後を良くするため、再根管治療後の差し歯の作り変え(セラミッククラウン)の提案もされています。

現在は、5年前に行った矯正の際に付け替えた、保険内の差し歯がついています。
3年前の歯根端切除術の予後がよければ、きちんとした自費の差し歯に作り変えましょうといわれていましたが、今回、どうやら再発したので、今思えば、保険内の差し歯でよかったと思います。


そこで質問なのですが、

A)歯根端切除術を一度行った場合の再根管治療は、いくら自費治療でも治る可能性は低いのでしょうか。

B)自費治療で再根管治療をした後、今回は差し歯も自費治療で作り変えたほうがいいのでしょうか。

先に書きましたよう、先生いわく、今のような保険内の差し歯では隙間も多く細菌が入りやすく、ましてや、現在のような連結の差し歯は歯茎のためにも決して良くない、とのことです。

C)左右3番も差し歯ですが、矯正の際の差し歯の付け替えの時に、保険内での根管治療しかしてない事、現在、連結が入ってる事から、今回一緒に自費の根管治療を薦めますといわれております。
特に異常もないようですが、一緒にする必要はあるのでしょうか。
その場合、費用は100万です。

ちなみに、前歯左右1番には金属コアが入っています。
これは17年前の差し歯の時から変わっていません。

お忙しいとは存じますが、お手すきの際にでもご回答いただけたらと思います。

どうか宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-06-05 20:06:35
歯根端切除術を一度行った場合の再根管治療は、いくら自費治療でも治る可能性は低いのでしょうか。

前回、歯根端切除をしたという事は、通法通りの根管治療が困難だと判断したからではないでしょうか。

また一度歯根端切除を行うと、根尖の解剖学的形態破壊されているので、通法通りの根管治療は難しいかもしれません。



>自費治療で再根管治療をした後、今回は差し歯も自費治療で作り変えたほうがいいのでしょうか。

自費で根管治療を行えば、自ずと補綴物も自費になります(医院を変えれば別ですが)



>特に異常もないようですが、一緒にする必要はあるのでしょうか。
>その場合、費用は100万です。

費用は関係有りませんが、レントゲン的にも問題が無く、症状も無ければ私なら触りません。




タイトル 歯根端切除術3年後にフィステル再発、自費でも治る可能性は低い?
質問者 Kanorinさん
地域 神奈川
年齢 35歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の専門医
歯根端切除術
根管治療後の詰め物・被せ物
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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