抜歯の時期とインプラント治療の流れとその後のケア (アメリカ)

相談者: るるぽんさん (48歳:女性)
投稿日時:2013-06-06 11:25:33
長年かかったいた歯医者さんが引退してしまったので、初めての先生のところでチェックアップをしていただいたころ、左下の8番の歯を抜かないといけない、その後インプラントといわれましたが、とても安い金額でした。

金額が、あまり安すぎるのはどうなのでしょうか?
噂によると自分のところで特注でインプラントを作っているというのを聞いたことがあります。
そんなインプラントを使うのは実際ありえるのでしょうか?



それと、この先生は抜歯はすぐにでもする必要がある、隣の歯にも影響があるといっていましたが、セカンドオピニオンを聞きに行くと、その先生は抜歯は逃れられないが、すぐに抜く必要はないといっていました。

どちらが正しいのでしょうか?
ちなみに2番目の先生は歯槽膿漏だといっていました。



それと、通常、インプラントはインプラントの専門医が行い、それ以外の処理(抜歯、クラウン)などは通常の歯医者がするのでしょうか?

それとも、抜歯から一環して、同じ先生、または先生がオフィスに来てくれてやるべきなのでしょうか?
アフターケアを考えるとどちらがいいのでしょうか?



ただいま、アメリカに住んでいますが、ご意見を教えていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 11:44:56
んん…アメリカのシステムと日本のシステムでは異なりますので「通常」と言われても一致しない事があります。


>金額が、あまり安すぎるのはどうなのでしょうか?

個人的にはあまりお勧めは致しません。


>噂によると自分のところで特注でインプラントを作っているというのを聞いたことがあります。そんなインプラントを使うのは実際ありえるのでしょうか?

日本では考えられないですね。
(メーカーの臨床試験などで使う事はあり得ますが…)



>インプラントはインプラントの専門医が行い、〜
 〜アフターケアを考えるとどちらがいいのでしょうか?

どちらとも言えないと思います。

日本では一般的に一人のドクターが抜歯からインプラント埋入、上部構造作成、メインテナンスまで責任を持って行う事が多いと思います。

ただ「インプラントに専門性を求める歯科医」であれば、自院にインプラント専門医を呼んでオペや上部構造の作成を行ってもらい、メインテナンスは自分が行うと言う事もなくはないです(アメリカスタイルですね)。


責任と言う意味では前者が、専門性と言う意味では後者が有利かと思いますが、どちらも一長一短でしょう。

むしろ「どちらが良い」と決めるのではなく、ケースに応じて前者、後者を選べる(選択する余地がある)方がよろしいかと思います。


実際、当院では基本的には前者のように「全て僕が診ます」と言うスタイルですが、難しい症例や患者さんの希望により「専門医に難しい所だけ依頼する」と言うスタイルにしています。

参考にされてください。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 11:47:44
るるぽんさん、こんにちは

8番の場合、もし抜歯になったとしてもそれを補綴するということはまず行いません。


またインプラント治療の場合、いろいろなスタイルがあると思いますが・・

手術は専門の先生が行って、上部構造(歯の部分)はまた別の先生が行うということもありますし、最初から最後まで一人の先生が行うこともあります。

参考になれば幸いです。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: るるぽんさん
返信日時:2013-06-06 12:01:56
大変な間違いをしてしまいました。
8番ではなく、7番の歯です!!
親知らずはとっくの昔に抜いてありません。


抜いた後に、何もしないという選択もあるのでしょうか?
こちらの先生は上の歯が伸びてくるので、インプラントを入れたほうがいいといっています。

それと、すぐにこの歯を抜かないと隣の歯にも影響するといわれたのですが、これは本当でしょうか???


教えていただけると幸いです。ありがとうございます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 14:55:45
>抜いた後に、何もしないという選択もあるのでしょうか?


はじめの先生のおっしゃるとおりに噛む歯が無くなると歯は伸びてきたりしますが、必ずそうなるということではないのでケースバイケースだと思います。



>それと、すぐにこの歯を抜かないと隣の歯にも影響するといわれたのですが、これは本当でしょうか???

セカンドオピニオンの先生は歯槽膿漏だというお話ですね。
だとしたら歯周病の治療をまずされることをお薦めします。
歯周病が進行すれば、隣の歯にも影響しますし他の歯にも影響します。


あくまで想像ですが、はじめの先生は歯周病が進行して歯を支える骨が無くなってしまうとインプラントもできなくなってしまう可能性があるから、すぐに抜歯をしてインプラントという選択をすすめられたのかもしれません。


ご参考になれば

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 17:39:03
>噂によると自分のところで 特注でインプラントを作っているというのを聞いたことがあります。
>そんなイ ンプラントを使うのは実際ありえるのでしょうか?

骨膜下インプラントであれば特注品です。
欧米ではいまだに行っている先生はいるとは聞いています。
日本でもいらっしゃるかもしれませんが、今のインプラントの流れでは自家製は稀ですね。


>それと、この先生は抜歯はすぐにでもする必要がある、隣の歯にも影響がある といっていましたが、セカンドオピニオンを聞きに行くと、その先生は抜歯は 逃れられないが、すぐに抜く必要はないといっていました。
>どちらが正しいの でしょうか?
>ちなみに2番目の先生は歯槽膿漏だといっていました。

親知らずでなくて7番目の歯であれば、抜歯後経過をみることもありますね。
インプラントを急ぐ必要性は少ないと思います。



>それと、通常、インプラントはインプラントの専門医が行い、それ以外の処理 (抜歯、クラウン)などは通常の歯医者がするのでしょうか?
>それとも、抜歯 から一環して、同じ先生、または先生がオフィスに来てくれてやるべきなので しょうか?
>アフターケアを考えるとどちらがいいのでしょうか?

アメリカは専門医毎に対応することが多いと思いますが、歯周病の専門医でインプラントをしている先生であればケアまで診てもらえると思いますので、相談してみて下さいね。

回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-06-06 19:13:47
インプラントの専門医

いわゆる専門医制度においての、インプラント専門医は存在するのでしょうかね。
アメリカでは、少数ながらようやく歯科大学在学中にインプラントの講義が始まったと聞いてていますが、どうなんでしょう。

インプラントを専門に開業しているというのは、見聞きします。



下顎7番の喪失は、下顎の偏位に繋がりやすいので、私は積極的に抜歯後はインプラントを埋入することを、奨めています。


インプラントの失敗はステージにより、早期・後期とか、原因では材料の特性によるもの、生体側の反応によるもの、術者によるもの、補綴物の良不良とかにより考察するのですが、そのような面から論じるのであれば、一人ですべてをするのが、責任の所在ということでは、よいかもしれません。



アメリカでは、根管治療をしてクラウンを施すのと、インプラントをするのとでは、同じくらいのfeeと聞いていますから、日本より低額かもしれません。
osseointegrationするtitaniumのインプラントかと、聞いてみるのがよいかもしれません。




タイトル 抜歯の時期とインプラント治療の流れとその後のケア (アメリカ)
質問者 るるぽんさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラント治療法
アメリカ(米国)
回答者




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