[写真あり] 右下２〜３番の根管治療中、良くならず今後が不安です
相談者：
めちゃさん (48歳：女性)
投稿日時：2013-06-09 00:41:01
お忙しいのにすみません。
どうぞよろしくお願いします。
1年以上前から、唇と顎の間辺りを触ったり擦ったりした時（洗顔や化粧の際）に、微かな痛みというか違和感を感じていました。
歯や歯茎には痛みや異常は見当たらず、気にはなっていましたが不都合も無いので放置していたところ、唇の裏側と歯茎の底の谷間部分に腫れがあったので来院してみました。
デンタルで確認したところ右下2番と3番の歯根下に黒い影があり、膿が溜まっているとのことで3番の根管治療を始めました。
有髄歯ですが、神経は腐って無くなってしまっているそうで痛みはありませんでした。
7回（7週）続けましたが腫れや押したときの痛みが全く変わらないので、先週から2番も根管治療をしていますが、こちらは治療の際に痛みがあり、炎症を起こしているとのことです。
説明が長くなってしまいましたが、デンタルだけで部位は推測し難いものでしょうか。
3番だけでこんなに回数が掛かり、2番だったのかも・・・（とは先生は言ってませんが）と移られて、張り切って治療に臨んだ心が、やや折れそうになってきました。
2番は治療が痛いですし、現在は2番も3番も仮歯になっていますがどちらも自費のかぶせ物（3番はメタルボンド・2番は全部白い物です）を外したので、なんだか惜しい気もします・・・
本当にこの治療でよくなるのでしょうか？
先生は大丈夫だと言っていますが、不安です。
元々、歯自体に痛みがあったわけではないので、今では歯医者さんに行かなければ良かったなどと考えてしまいます。
なお、先生は説明もしてくれますし、悪い印象はありません。
複数いる先生の中でもベテランの部類なのだと思います。
原因は右下7番による噛み合わせでは？とのことです。
ダラダラ書いてしまって申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
1年以上前から、唇と顎の間辺りを触ったり擦ったりした時（洗顔や化粧の際）に、微かな痛みというか違和感を感じていました。
歯や歯茎には痛みや異常は見当たらず、気にはなっていましたが不都合も無いので放置していたところ、唇の裏側と歯茎の底の谷間部分に腫れがあったので来院してみました。
デンタルで確認したところ右下2番と3番の歯根下に黒い影があり、膿が溜まっているとのことで3番の根管治療を始めました。
有髄歯ですが、神経は腐って無くなってしまっているそうで痛みはありませんでした。
7回（7週）続けましたが腫れや押したときの痛みが全く変わらないので、先週から2番も根管治療をしていますが、こちらは治療の際に痛みがあり、炎症を起こしているとのことです。
説明が長くなってしまいましたが、デンタルだけで部位は推測し難いものでしょうか。
3番だけでこんなに回数が掛かり、2番だったのかも・・・（とは先生は言ってませんが）と移られて、張り切って治療に臨んだ心が、やや折れそうになってきました。
2番は治療が痛いですし、現在は2番も3番も仮歯になっていますがどちらも自費のかぶせ物（3番はメタルボンド・2番は全部白い物です）を外したので、なんだか惜しい気もします・・・
本当にこの治療でよくなるのでしょうか？
先生は大丈夫だと言っていますが、不安です。
元々、歯自体に痛みがあったわけではないので、今では歯医者さんに行かなければ良かったなどと考えてしまいます。
なお、先生は説明もしてくれますし、悪い印象はありません。
複数いる先生の中でもベテランの部類なのだと思います。
原因は右下7番による噛み合わせでは？とのことです。
ダラダラ書いてしまって申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。
回答1
回答日時：2013-06-09 01:25:01
診断がつかないということですね。
ここで正確な診断がつくということはありませんが、可能性としてはいくつか考えられると思います。
@として、歯とは関係ない顎の病変だった可能性
Aとして、難治性の感染根管（お話からすると３番の方が少しだけ可能性が高いかも？）
少なくとも炎症が起きてますから、噛み合わせが原因ということはないはずです。
おそらく、Aの方から先に疑ってみた方が良い様に思います。
（現在の状態だと判別がつかないので）
画像を添付してみます。
・・かなり分かりにくいと思うのですけど、画像１の左が通常のデンタル撮影と同部位のCTのボリュームレンダリングイメージを参考までに。
そして画像２の左が同じ部位を、根管充填材を除去した後にCTで90度真横から見た像で、画像左側が唇側、右側が舌側になります。
よーーく目を凝らすと、歯根の真ん中あたりから逆Cの字で根管が分岐しているのが見えます。
その実際の分岐部が画像２右側のマイクロスコープからキャプチャした画像で、これもよーーく見ると分岐部の入り口？触られていない根管側枝の入り口部分がなんとか確認出来ます。
解剖学的な理由で、下の前歯部は特にこういうひねくれた根管が隠れてることが少なくない様です。
まずはこういった可能性を１つずつ潰していかなくてはならないと思いますので、もしも歯を残す強い希望があって可能であれば、自費にはなると思いますが根管治療の専門医をご紹介頂くなど出来ると良いのではないでしょうか。
お大事にして下さい。
画像1
画像2
ここで正確な診断がつくということはありませんが、可能性としてはいくつか考えられると思います。
@として、歯とは関係ない顎の病変だった可能性
Aとして、難治性の感染根管（お話からすると３番の方が少しだけ可能性が高いかも？）
少なくとも炎症が起きてますから、噛み合わせが原因ということはないはずです。
おそらく、Aの方から先に疑ってみた方が良い様に思います。
（現在の状態だと判別がつかないので）
画像を添付してみます。
・・かなり分かりにくいと思うのですけど、画像１の左が通常のデンタル撮影と同部位のCTのボリュームレンダリングイメージを参考までに。
そして画像２の左が同じ部位を、根管充填材を除去した後にCTで90度真横から見た像で、画像左側が唇側、右側が舌側になります。
よーーく目を凝らすと、歯根の真ん中あたりから逆Cの字で根管が分岐しているのが見えます。
その実際の分岐部が画像２右側のマイクロスコープからキャプチャした画像で、これもよーーく見ると分岐部の入り口？触られていない根管側枝の入り口部分がなんとか確認出来ます。
解剖学的な理由で、下の前歯部は特にこういうひねくれた根管が隠れてることが少なくない様です。
まずはこういった可能性を１つずつ潰していかなくてはならないと思いますので、もしも歯を残す強い希望があって可能であれば、自費にはなると思いますが根管治療の専門医をご紹介頂くなど出来ると良いのではないでしょうか。
お大事にして下さい。
画像1
画像2
相談者からの返信相談者：
めちゃさん
返信日時：2013-06-10 00:42:12
渡辺先生、ありがとうございます。
画像も添付して詳しく説明していただいて、お忙しいのに本当に感謝です。
難治性・・・つまり、難しいのですね。
CTは撮っていただきましたが、マイクロスコープは使用していません。
CTに関しては、3番がいつまでも良くなる気配が無いので撮りましょうということになりましたが、なぜか無料でした。
費用もさることながら、仕事帰りに通う時間といった問題に加え、ここにきて治療の壁に当たってしまっていると感じて気分が晴れません。
違う質問になってしまいますが、このような状態は放置しておくとやがてどうなってしまうのでしょうか？
投げ出してしまおうというのではなく、歯そのものに痛みはないのでこの時点で歯科医院にかからない人は多いと思うのですが・・・・
あと、今の私の状況で専門医を紹介していただくのは問題はないのでしょうか？
画像も添付して詳しく説明していただいて、お忙しいのに本当に感謝です。
難治性・・・つまり、難しいのですね。
CTは撮っていただきましたが、マイクロスコープは使用していません。
CTに関しては、3番がいつまでも良くなる気配が無いので撮りましょうということになりましたが、なぜか無料でした。
費用もさることながら、仕事帰りに通う時間といった問題に加え、ここにきて治療の壁に当たってしまっていると感じて気分が晴れません。
違う質問になってしまいますが、このような状態は放置しておくとやがてどうなってしまうのでしょうか？
投げ出してしまおうというのではなく、歯そのものに痛みはないのでこの時点で歯科医院にかからない人は多いと思うのですが・・・・
あと、今の私の状況で専門医を紹介していただくのは問題はないのでしょうか？
回答2回答日時：2013-06-12 01:15:02
＞難治性・・・つまり、難しいのですね。
難しいものを難治性と言います。。
「難治性」という病気がある訳ではないのであまり気になさらず・・^^;
＞このような状態は放置しておくとやがてどうなってしまうのでしょうか？
今の状態が把握出来ないのでなんとも・・。
治っているのではないとしたら、痛みが出る可能性や炎症が大きくなる可能性はないとは言えないと思います。
＞歯そのものに痛みはないのでこの時点で歯科医院にかからない人は多いと思うのですが・・・・
多い少ないで言えばそうでしょうね。
口の中の病気って、基本的に見えないので軽く考えられる様に思います。
同じ面積で、例えば手の甲がずっと痛くはないけど膿んでるという状態が続いていたらどうしますか？というお話を患者さんにはよく話します。
＞今の私の状況で専門医を紹介していただくのは問題はないのでしょうか？
治療方針？として考えるとある意味理想的だとは思います。
実際にはそうやって一般開業医から紹介を出来る様な専門医の先生というのも少ないですし、性格によっては主治医の先生が不快に思う様な場合もあるかも知れませんね。
難しいものを難治性と言います。。
「難治性」という病気がある訳ではないのであまり気になさらず・・^^;
＞このような状態は放置しておくとやがてどうなってしまうのでしょうか？
今の状態が把握出来ないのでなんとも・・。
治っているのではないとしたら、痛みが出る可能性や炎症が大きくなる可能性はないとは言えないと思います。
＞歯そのものに痛みはないのでこの時点で歯科医院にかからない人は多いと思うのですが・・・・
多い少ないで言えばそうでしょうね。
口の中の病気って、基本的に見えないので軽く考えられる様に思います。
同じ面積で、例えば手の甲がずっと痛くはないけど膿んでるという状態が続いていたらどうしますか？というお話を患者さんにはよく話します。
＞今の私の状況で専門医を紹介していただくのは問題はないのでしょうか？
治療方針？として考えるとある意味理想的だとは思います。
実際にはそうやって一般開業医から紹介を出来る様な専門医の先生というのも少ないですし、性格によっては主治医の先生が不快に思う様な場合もあるかも知れませんね。
相談者からの返信相談者：
めちゃさん
返信日時：2013-06-12 19:09:37
渡辺先生、ありがとうございました。
2番の治療はまだ２回なので、もう少し頑張ってみます・・・
あまりにも腫れが引かなければ、また違う方式（？）になるのではと思いますし・・・
お忙しいのに、本当にありがとうございました！！
2番の治療はまだ２回なので、もう少し頑張ってみます・・・
あまりにも腫れが引かなければ、また違う方式（？）になるのではと思いますし・・・
お忙しいのに、本当にありがとうございました！！
| タイトル | [写真あり] 右下２〜３番の根管治療中、良くならず今後が不安です |
|---|---|
| 質問者 | めちゃさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 48歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
根管治療中の痛み 根管治療に関するトラブル その他(診断) その他(写真あり) |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
