マイクロエンドで3本の治療と補綴に60万。抜歯→インプラントと迷う

相談者: ナルさん (37歳:女性)
投稿日時:2013-06-13 21:10:15
はじめて投稿いたします。

現在、インプラントを2本予定しておりますが、その予約を入れた直後に次々に奥歯が痛み出し、現在3本の根管治療(すべて半年ちかくかけて治らず)中。

あまりに長い治療で治らないので、マイクロスコープを使用する歯医者へ相談。
3本の根管治療とかぶせもので60万。

予約したインプラント2本の治療費よりはるかに高いのです。
こうなると、根管治療中の3本の歯をあきらめて(言いたくないけど「抜いてしまって」)計5本のインプラントにしたほうがよいのではないかと。

治療費の問題も大きいですが、長持ちするほうを選択したいのです。
根管治療中の1本は、以前に根管治療を終了した歯だったもので、60万をかけても、また痛み出すのではないかと。
歯医者に相談しても、インプラント歯医者に相談してもどちらも各々の益のために偏った返答をいただくかもしれないと。

長々と申し訳ございません。
どなたか公平な判断をくだしていただけませんか。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-13 21:17:12
マイクロスコープを使う歯医者根管治療の専門家とは大きな隔たりがあると思います。

根管治療の専門家は根管治療しかしない歯科医だと私は個人的には思っています。

また二本で60万円のインプラントは高くはないという部類に入るのではと個人的には思います。
高ければいい、安ければ悪いという話ではないとは思いますが。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナルさん
返信日時:2013-06-13 21:25:11
なんともすばやい返信をありがとうございます。

すみません、質問が長ったらしくて、内容がわかりにくくなってしまったようです。

さらっと申し上げますと、

60万で3本のマイクロスコープによる根管治療をするか、
3本とも抜いて
60万で3本インプラントにするか、

です。

高ければ安ければの話でたしかに下品ではあります。
それでも今後、さらに治療費が重なれば大きな額となります。
こんな相談は、なかなか歯医者さんに面と向かってはいえません。
大変申し訳ないです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-13 21:40:15
どちらにしても医療費が高額になりますので、よく検討のうえ決断されて下さい。


>高ければ安ければの話でたしかに下品ではあります。

いえ別に下品だなんて思っていません。
ただ多くのマスプロ製品と比べて究極のオーダーメイドですからよく検討できるように個人的な意見を述べただけですよ。

高ければいい、という話は1本15万円のインプラントと1本50万円のインプラントを比べた時に50万円の方が絶対にいいインプラントだとは言えないという意味です。
ナルさんが高い安いを言っている事を突っ込んだわけではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナルさん
返信日時:2013-06-13 21:50:54
柴田先生、ありがとうございます。

私の周りにも、ここまでつっこめるお話ができる歯医者さんがいればいいのですが。

高い治療費を払って、再発するかもしれない根管治療をし、今の歯を残すべきか思い切って、残ってる根元を抜いて、インプラントにするか

歯医者さんはなんとか残そうとしたくれますね
場合によってはインプラントのほうが長持ちするかもしれないでしょうに。
謎ですね
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-13 22:02:12
信頼できる先生であれば

「先生ならどちらが良いと思いますか?」

と聞いてみるのも一つです。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-13 22:04:57
各患者さん、また各歯科医師の価値観によるのではないかと考えます。

私などは、’歯根膜’の存在が価値あるものだと思っていますから、歯の保存(移植も含めて)を第一に考えます。

しかし、ケースによっては、インプラントの方が、より高い予知性を持つ場合もあると思いますから、担当の先生との十分な話し合いが望まれます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-13 22:07:29
>場合によってはインプラントのほうが長持ちするかもしれないでしょうに。

最近言われているのは、インプラントも根管治療後の歯の生存率は変わらないですよ。

むしろ歯根膜がある歯の方がよっぽど咬み心地はいいです。


またインプラントは経時的にチタンが劣化していくことが最近言われ始めましたので、インプラントを埋入すれば一生持つ訳でもありません。


また柴田先生がおっしゃるように、顕微鏡などの設備がある先生と歯内療法のみを専門で行っている先生では結果に差が出てくると私も思います。

顕微鏡は術野を拡大する道具であり、手を動かすのは術者、また考えるのも術者です。

ただ、専門の先生が再治療を行っても100%うまくいくことはまずありませんので、うまく行かなかった場合には根管治療の費用の他にインプラント代がかかってきてしまいます。


>3本の根管治療とかぶせもので60万。

少なくともこの金額がかかるのであれば私は根管治療の専門の先生に治療をお願いしますね。

ある専門医の先生が話していましたが、根管治療で大切になってくるのは知識量だともおっしゃられていました。
分岐点に来た時に、どちらの方を選択した方が成功に近づけるかを判断するのは先生の知識と経験です。

その大切な知識と経験は専門で毎日している先生の方が優れていると私は思います。

確かにオールラウンドにすべて治療できる先生もいますが、ホントに極々わずかの先生のみです。


柴田先生がおっしゃるように、高額な医療費になるのでよく考えてください。


もし私の家族が同じ悩みを持っていれば間違いなく根管治療を勧めます。
インプラントはダメになった時に考えればいいことですし、残せる見込みのある歯を抜くのは少し惜しい気がします^^


おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナルさん
返信日時:2013-06-13 22:15:01
櫻井先生、ありがとうございます。

単刀直入ですね。

インプラントを行う先生と、根管の先生が同じ病院ならばそう聞きます。
別なので、お互いがお互いのメリットしか話してくれなそうで。

何件回っても、「ある歯を抜くことは悪」と言われているようで。
この根管の痛みをなくし、なおかつその状態が長く続くのはこっちだ!
という白か黒かの判断は難しそうですね
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ナルさん
返信日時:2013-06-13 22:30:24
藤森先生、井野先生、ありがとうございます。

ケースによってはインプラントのほうが。
そんなことも。
インプラントの先生の腕前(?)とか、患者の年齢とか(歯茎の変化もありますよね)、メンテの問題なのかしら。

根管治療は経験の差と聞いたことがありますが、先日、マイクロスコープを見て、自分の根管の形状に驚きました。

3本に分かれてたり、薬が入ってなくて空洞になってたり、思いっきり湾曲してたり。

あれを経験の差で、マイクロを使わずに埋められるものなら凄いですね。

金銭で余裕があれば、残せるものは残して、最後にインプラント!と王道でいきたいのですが、あいにく余裕がなくてメールで相談した次第であります。

ありがとうございます。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-06-13 23:54:54
>あれを経験の差で、マイクロを使わずに埋められるものなら凄いですね。

根管治療だけの専門医の歯科医院には必ずマイクロありますよ。

またマイクロは拡大する道具なのですが、感染の原因である細菌まではみることができません。

ただし、拡大をすることで怪しい場所など見えてきます。


またマイクロが無かった時代とマイクロやCBCTがある時代の成功率は大きく変わっていないのも事実です。


ですので、道具が成功率に直結するかと言われれば、大きなインパクトを与えるものまでにはなっていないのも事実です。


>3本に分かれてたり

6本出てきた歯もありましたけどね^^;

http://eedental.fine.to/eeblog/2013/01/6canals.html




タイトル マイクロエンドで3本の治療と補綴に60万。抜歯→インプラントと迷う
質問者 ナルさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療費・費用
インプラントその他
マイクロスコープ
回答者




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